未必の故意というのがある。不作為による無意識な殺人というのもあるのか。
末端の保健所の職員はただ選別の道具となって、電話も受けず、受けても条件に合致しないと、PCR検査の道をふさぎ、最後は治療が遅れて一人の人間が死に至る。そういうケースがこの数カ月に多くあったと思う。
その第一選別者の保健所窓口の、その上に都道府県の然るべきポジションがあって、その上に厚労省の医務技官たちのポジションがあって、その上に厚労大臣があって、その頂点に首相がいる。
このコロナ騒ぎが収まったら、この不作為の死の責任の追及先は何処になるのだろう。
結局、国家権力がお好きなAというお方も、本当に国家権力を握っていたのだろうか。