役所の作る審議会や有識者会議は官僚の作成した結論や意見を賛同する装置であり、政府の責任をかぶせる装置でもある。特にアベさんは好きだ。
専門家の定義はあやふやなものだ。何とか大学とか肩書や名前で集めるが、実際は、経産省や文科省などの官僚の方が、日常の全てをその仕事にかけているのだから、本当は官僚の方が会議の審議分野については専門性がある。これはわかりきった話だ。
その例から云うならば、コロナに関する専門家会議は、実体は医事官僚の方が専門性があるともいえる。
PCR検査がなぜこの国では普及しないか。それは医事官僚が、世界中からアホだと揶揄しても、絶対に譲らない。その理由は判らない。
ただ彼らは、まず国民の幸福を願う公務員でもなく、官邸の人事権も恐れない。国家権力を持つ医者なのである。だから怖いものがないのだ。かつての陸軍参謀本部の幕僚に似ている。
PCR検査を勧めたいのならば、それに反対する医事官僚(医師免許者!)の名前を公表するか、コロナ対策を、厚生労働省から、民間に移して、例えば、医師会や病院協会、大学病院に移さないと、「インパール作戦」の死の行進が再現されるかもしれない。決して冗談ではなく。
環境にやさしく、だからレジ袋は有料!これがまかり通る社会。だから、・・も首相になれる。