かつての東京オリンピックと大阪万博、この二つの成功体験を「夢よもう一度」とまたも挑んだのが、アノ、コノ結果である。
半世紀前に、何かに曳き吊られるように大阪万博に行ったことを覚えている。
日本全国から夜行バスで来ていた。どこもかしこも行列で人間の後姿しか見えなかった。
あの太陽の塔も見たけど、何も記憶に残っていない。しかし「人が多い」という感覚と「人の汗」の感覚だけが残った。
今度の大阪万博は引き返す勇気のある人間がこの圀に居るかの試金石であろう。
止めること、停まることができれば、この圀も少し変わるかもしれない。
岡本太郎作「明日の神話」と云うそうな。
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