ケーブルTVで、トーマス・ハーディーの原作の『遥か群衆を離れて』を見た。原題は〝Far from the Madding Crowd″、maddingに引っ掛かってしまった。
男の心を弄んだような勝手な女の生き方(独立心が強いという言い方もあり。)だと思った。映画は1967年版だった。
リメーク版が2015年に作られ、主演は好きなキャリー・マリガンだった。英語が苦手だがネットで英語の字幕版を見た。ラストシーンが全く違っていた。
何故だか、英語を書きとった。
♀Wasn't I your first sweetheart? Weren't you mine.
♂ if I knew that you would let me love you and marry you
♀but you will never know
♂why not?
♀Because you never ask.
♂Would you say no again?
♀I don't know. probably.
♀So why don't you. ask me. ask me.
この“ask me”「あんた聞いてないじゃん」と訳してしまう自分が情けない。“あなた、聞いてくれなかったじゃない!聞いて!”と訳すんだろうなあ、と反省。
これ以上は、ネタ晴らしなるのでやめるが、ともかく可愛い終わり方だった。
こういう映画は、コロナで気落ちしている中清涼剤になった。