クレジットカード社会のアメリカでは、現金でモノを買うのは、盗人か貧乏人、なんていう話を聞いたことがあります。反面、本当にお金持ちの人とは、クレジットカードの数をできるだけ減らし、できればなくても生活できる人とも言われているのです。アメリカの家計やりくり対策の本を見てると、よく日本の例が引き合いに出されてて、日本では国民のxx%が貯金してるけど、それに対してアメリカでは○○%の人しか貯金できてない、云々と書かれてます。しかもそのアメリカ人の平均貯蓄額もかなり低いそう。
ハリウッドの映画やアメリカのテレビのコマーシャルを見てると、アメリカ人は大きな家に住んで豪華な家具や車を持ってて、しかも所持品はボートやモーターホーム、セカンドハウスに渡るまで、っていうリッチなイメージが浮かびそうだけど、そんな華やかな生活の裏腹はカード地獄という実態も浮かびあがっています。
うちのだんなのお兄さんも、まさしくそんなアメリカ人。高収入の割には借金が多いのです。全て一流品で揃えたインテリアの雑誌にでてくるようなビューティフルホーム。庭にはプールやジュクジ(泡の出てくるお風呂)。しかも高速のモーターボートも持っていて、夢を描いたようなくらし。けれども、財政的にはかなり無茶をしているとか。
以前、アメリカのドキュメンタリーの映画でMaxed Outっていうのを見てみたんだけど、これはカード社会のアメリカが、いかにお金のない人からさらに巻き上げ、人々を破産に陥らせていくのか、っていう恐ろしい映画。たとえば、最近では大学生が知らず知らずのうちに、クレジットカードで何でも買い、巨額な借金をつくり、自殺まで追い込まれるんですって。アメリカの大学生は、カード会社の一番のターゲットだそうです。
カード社会の危険は、ますます低年齢化しているそう。アメリカの女の子に人気のあるバービー人形の会社が、子どもを対象にクレジットカードのビジネスを始めようとしたとか。また、うちの子どもたちの通ったサマースクールでは、皆勤の子どもたちにご褒美として、100ドル、50ドルなどの金額のVISAカードがプレゼントされているのです。100ドルのカードをもらった息子は、この夏欲しいもや食べたいのがあれば、次々自分のカードを使って、カードに署名して買っていました。その便利さと味を覚えた子どもたちは、将来どうなるのでしょうか?うーん、これは深刻な問題。
私たち夫婦も、カード地獄の罠に陥らないように、この夏より現金で買う生活を始めました。予算をつくっておいて、各項目ごとに(例えば食費、衣服費、レジャー費)月初めにお金を入れた封筒を作るのです。そしてその封筒のお金がなくなると、もうピンチっていうことで、買わないわけなんですね。最初は、封筒からお金を出して払うなんて、恥ずかしかったですよ。でも慣れてきたら、全然平気になってきて(というか図太いのかな?)。しかもカードと違って、小銭とか計算しなきゃいけないので、頭の体操にもなるし。一番大変だったのが食費かな?月の半ばで結構使ってしまったので、献立を立てるのがちょっとしんどかったけど。でも、日本と違って、おかずを幾つも作らなくてもいいので、ラクなのかもね。この夏引越ししたばかりの私たちの場合は、2軒の家のローンがあるので、がんばらなければ~。
ハリウッドの映画やアメリカのテレビのコマーシャルを見てると、アメリカ人は大きな家に住んで豪華な家具や車を持ってて、しかも所持品はボートやモーターホーム、セカンドハウスに渡るまで、っていうリッチなイメージが浮かびそうだけど、そんな華やかな生活の裏腹はカード地獄という実態も浮かびあがっています。
うちのだんなのお兄さんも、まさしくそんなアメリカ人。高収入の割には借金が多いのです。全て一流品で揃えたインテリアの雑誌にでてくるようなビューティフルホーム。庭にはプールやジュクジ(泡の出てくるお風呂)。しかも高速のモーターボートも持っていて、夢を描いたようなくらし。けれども、財政的にはかなり無茶をしているとか。
以前、アメリカのドキュメンタリーの映画でMaxed Outっていうのを見てみたんだけど、これはカード社会のアメリカが、いかにお金のない人からさらに巻き上げ、人々を破産に陥らせていくのか、っていう恐ろしい映画。たとえば、最近では大学生が知らず知らずのうちに、クレジットカードで何でも買い、巨額な借金をつくり、自殺まで追い込まれるんですって。アメリカの大学生は、カード会社の一番のターゲットだそうです。
カード社会の危険は、ますます低年齢化しているそう。アメリカの女の子に人気のあるバービー人形の会社が、子どもを対象にクレジットカードのビジネスを始めようとしたとか。また、うちの子どもたちの通ったサマースクールでは、皆勤の子どもたちにご褒美として、100ドル、50ドルなどの金額のVISAカードがプレゼントされているのです。100ドルのカードをもらった息子は、この夏欲しいもや食べたいのがあれば、次々自分のカードを使って、カードに署名して買っていました。その便利さと味を覚えた子どもたちは、将来どうなるのでしょうか?うーん、これは深刻な問題。
私たち夫婦も、カード地獄の罠に陥らないように、この夏より現金で買う生活を始めました。予算をつくっておいて、各項目ごとに(例えば食費、衣服費、レジャー費)月初めにお金を入れた封筒を作るのです。そしてその封筒のお金がなくなると、もうピンチっていうことで、買わないわけなんですね。最初は、封筒からお金を出して払うなんて、恥ずかしかったですよ。でも慣れてきたら、全然平気になってきて(というか図太いのかな?)。しかもカードと違って、小銭とか計算しなきゃいけないので、頭の体操にもなるし。一番大変だったのが食費かな?月の半ばで結構使ってしまったので、献立を立てるのがちょっとしんどかったけど。でも、日本と違って、おかずを幾つも作らなくてもいいので、ラクなのかもね。この夏引越ししたばかりの私たちの場合は、2軒の家のローンがあるので、がんばらなければ~。