キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

ペーパー採点に役立つフォトリーディング?

2009-04-10 04:57:20 | アメリカの大学で教える
今週と来週は、60人の学生に課した2つのペーパーを採点し、採点項目(Rubric) に、コメントを書き込むのがメインの仕事。ペーパー1つあたり、8ページ前後なので、かなりの枚数になる。

まだ勉強中ではあるフォトリーディングのテクニックを少し借りながら、できるだけ効率よく確実に採点する方法を模索中。

そこで試しているのは

1.最初から1語ずつ読むのではなく、まず画面をスクロールしながら全体にさっと目を通す。ペーパーの構成の仕方、フォーマット、引用をどれだけどのように取り入れているかなどで、どのレベルのペーパーなのか大体予測できる。

2.キーワードを探す。課題で鍵となるような言葉が使われているところを中心に丁寧に文章を読む。そのキーワードがどれだけ理解されているかで、学生の授業内容の理解度の高さが伺われる。

3.文法の間違いや誤字脱字は、コンピュータースペルチェックのおかげでわかりやすい。

英語の文章なので、こちらの方にもミスがないようにとかなり気も使うが、慣れてくることで以前よりも時間がやや短縮。効率化重視しすぎで、大切なものを見落とししなければいいんだけど~
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養子縁組の国アメリカ

2009-04-10 04:18:09 | アメリカの大学で教える
アメリカと日本の違いを大きくあげるとすると、養子縁組の割合の違いであろう。

基本的には、養子縁組には大変お金がかかる。しかも、国や人種を超え、1人だけでなく、数人子どもを養子に引き取る家族も多い。

自分に子どもが授からないからという個人的理由だけでなく、恵まれない子どもたちにできるだけ幸せな人生を歩んでほしいという使命感から子どもを引き取る夫婦が多い。夫婦単位だけでなく、シングルでも子どもを引き取る人もいるから、かなりの決意である。

私の娘のプレスクールの担任だった先生は、30台のシングル女性であるが、双子の生まれたばかりの男の子を引き取り、睡眠不足と戦いながら出勤の毎日。そのままシングル生活を続ければ、かなり自由気ままな生活を楽しめたと想像するが、彼女をそういう思いに駆り立てたのは何なのだろうか。

昨日も、私のオンラインの学生が、レポート提出が遅れた理由として、今子どもを養子縁組に引き取るかどうか迷っているからだと話す。家庭内保育所を経営している彼女の担当の子どもの親が先週亡くなったらしい。祖父母には養育能力がないらしく、身内が誰もいない(シングル親だったに違いない)その子どもを、養子縁組のエージェンシに預けるか、自分たち(彼女は結婚しており、すでに小学生の娘がいる)が引き取るか、重荷に感じながら悩んでいるとのこと。

犬やネコをシェルターから引き取るだけでも、家庭内でかなりのコンセンサスが必要。今の場合、思いもかけない状況が降りかかってきたので、タイムリミットの中でベストな回答を出そうとすると、かなりのストレスに違いないと察する。

できるだけこちらも融通を利かせるので、ぜひ引き続き連絡してほしいとメールしたが、どのように決断するのだろうか。

彼女のような人が存在することを知り、たとえ経済危機であろうともアメリカの将来は明るいと感じる。


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