キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

自給自足体験:エスカルゴ

2009-04-14 11:53:55 | アメリカ小学校事情
娘の学校では、しばらくカタツムリ(エスカルゴ)を皆で飼育し、あげくのはて、調理するらしい。

フランス人のシェフをゲストとして呼び、実演してもらうとか・・・。

娘はこの新しいクラスのペットのために、ミニキャロットを包丁でさらに小さく切って、袋に詰める。

カタツムリに愛着を覚えそうで、私には残酷に思えるんだけど。

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今週からWASL (standardized educational assessment)が始まる

2009-04-14 02:46:10 | アメリカ小学校事情
娘と息子の学校では、今週からThe Washington Assessment of Student Learning (WASL)が始まる。

この試験は、4つの科目 (reading, mathematics, science, and writing) を対象としたものであるが、学年により課される試験が多少異なる。しかし、Reading 、Mathは全学年共通となっている。ワシントン州の場合、3-10年生が対象。

子どもたちは、この日の試験までにかなりの練習問題をこなし、当日万全の準備で試験が受けられるように、校長先生からは次のようなお知らせが親宛に配られる。

1.毎晩よく寝ること
2.学校に遅れないこと(試験は午前中に行われる)
3.きちんと食事をとること(特に朝食)
4.全力を尽くすこと

この試験は今日から始まり、終了するのは4月22日。毎日行われるわけではなく、約2週間かけての長期戦。

試験の前には、子どもたちに栄養のあるスナック(ヨーグルト、チーズ、野菜スティック、フルーツ、クラッカーなど)が配られ、そのためのおやつの寄付を求めるメールが回ってくる。私は、来週の月曜日が担当。

このような共通試験に対する様々な論議が交わされているので、校長先生からの手紙には、このような補足が付け加えられている。

Please stress with your child the importance of these tests. While experts agree that a test alone is not a true measure of a student's performance, it is the method in which we are measured in the public's eye.

娘もかなり緊張気味で、昨日の晩から登校拒否。やはりこのような気の張った試験は、生徒にとってはかなりのストレスになるに違いないし、担任の先生や校長先生にとってもアカウンタビリティ(教育責任)につながるので、さらにプレッシャーがかかる。

試験の平均点数や、どれだけの生徒が合格基準に達しているかなどで、学校のレベル、地域の不動産価格までが影響されるアメリカの教育システム。

どの子どもたちも、全力を尽くせるように、願いたい。


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