明日は息子にとっても初めての大学受験の一歩。SAT (大学進学適性試験)を受ける。
日本とは異なって、自分の都合のいい時期に何度でも受験し、一番いい得点を志望校に申請するらしい。
息子にとっては大学入学まであと1年半。今から何回か受け、大学4年の半ば頃までには、ある程度の得点を取り、希望する大学に入って欲しい。
自閉症の息子の場合は、高校の中でも504 planで試験時間を長くしてもらったり、手書きではなくタイプを許されたりなど、そのニーズに応じて対応してもらっていることから、このようなSATの場合も、約1年前よりCollege Boardと高校に連絡をとり、障碍者のためのをaccomodation(配慮)を申請。
http://blog.goo.ne.jp/yokomam/e/bb46241826790e29ab78c1be3d8784ba
息子の高校の担当者は、最初から無理だとなかなか協力的ではなかったが(前例があまりないらしい)、自閉症クリニックで様々な検査をしてもらい、その結果を提出することでCollege Boardより正式に許可をもらう。
明日の試験は、自分の通う高校のキャンパスで一人でSATを受けることになる。試験監督は、最初から無理だとなかなか対応してくれなかったカウンセラー。結果的には協力してくださることになったのでありがたい。
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去年の秋は、このSATの一歩手前の大学進学適正試験PSATを息子と娘が受けた。17歳の息子にとっては2回目の試験。娘は15歳だが、受けることにした。
数週間前にCollege Boardから手紙がきて、スコアをもらう。息子は前回よりかなり得点があがったと大喜び。息子のその得点を聞いて、娘は自分の実際の得点より2点少ない点数を自分の点数だといって教える。
実際は、2歳下の娘の方が総合得点が高かったが、おにいちゃんに本当のことを知らせるとショックを受けるだろうと思い、意図的に少ない点数を教えたらしい。そういう娘の成長した判断が嬉しい。