いじめで悩んでいた娘だったが、春休み明けから、誰ともなくクラスの友達が昼食の時に一緒に座ってくれるようになったらしい。
あいかわらずカウンセラーの先生の対応はどうしても理解できないが、娘は学校内でなるべくカウンセラーの先生に会わないようにびくびくしながら過ごしているらしい。逃げ回っているといった方が正解かもしれない。
私も数人の人に愚痴をこぼしたおかげですっきりさせてもらった。娘には、こういう経験を積み上げていくことで逞しく成長してくれることを祈るしかない。
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息子に特別高校プログラムを受験させることにした。
Academy of Science and Technologyという名称で、学区の中で少数編成されている科学やテクノロジーに重点を置いた英才プログラムらしい。
そんなに際立てた能力があるわけではないが、興味に偏りがあり、コミュニケーションが苦手な自閉症という息子の特徴を考えると、「興味あるテーマについて徹底的に学ぶ」「同じような興味を持つクラスメートと毎日顔を突き合わせながら協同的に学ぶ」という2点は理想的だ。
提出資料は、中学の成績、標準試験結果、本人の志望動機の手紙、学校の先生による推薦書〔過去2年に息子を受け持った先生)、そして親の手紙が必要らしい。子どもがこのプログラムによってどのような恩恵を受けると思うか、なぜ子どもがこの学校に適していると思うのか、合格した場合、親としてどのようにこのプログラムに貢献していきたいのかなどを含めることになっている。
以前、助成金申請の専門家に教えてもらったように、なるべく募集の中に書かれているキーワードを含めながらどうにか説得力のある手紙を書いたように思うが、息子の手紙がイマイチ弱い。
自分が将来何をしたいのか、どういうことが得意なのか、全然分かっていないのが原因らしい。中学生という年齢を考えれば、無理もないように思うが、どうにかお膳立てをして、書かせようと思う。
第一次審査で通ると面接〔子どものみ)があるらしい。会話のキャッチボールが苦手な息子は、答えにくい質問はいつも「I don't know」と答えることにしているが、もし面接の機会が与えられたら、諦めずにちゃんと答えなさいと言っておこう。
息子の504のミーティングの時に、息子を受験させようと思うということを中学に伝えると、みな喜んで応援してくださったが、科学の先生は、「優秀な子でもどんどん落ちているみたいですから、万が一入れなくてもがっかりしないでくださいね。この高校〔皆が行く高校)もとてもいい教育をしていますから」と一言言ってくださる。ありがたい。息子を通わせようと思っていた公立高校は、いわゆる大学予備校のような感じだ。もともと好印象を持っていたので、どちらに転んでも息子にとってはいい進学先になりそうだ。
ありがとう!しかってばかりの毎日で自己嫌悪に陥ってますが、たくましく成長してほしいと願ってます。