昨日は、娘の勧めで、ドキュメンタリー映画「Sugar Coated」を視聴。http://sugarcoateddoc.com/
和訳すると、「糖衣をかけた「」あるいは「砂糖で覆われた」という意味らしい。
長い年月に渡り、いかに製糖会社が科学者と手を結び、「砂糖には人害がない」という通説を広めてきたかということが様々なエビデンスを基に暴露されている。
現在アメリカや世界各国における肥満の急増化、糖尿病や心臓病などの増加や若年化などの現象の一因として、砂糖の摂取量の急増化が挙げられている。ちなみにアメリカでは糖尿病の割合は、11人に一人だそうである。
今でも、ダイエットやカロリー制限のために無脂肪の食品が一部では推進されているが、脂肪が含まれない食品(たとえば無脂肪や低脂肪のヨーグルト)を消費者好みの味にするためには甘味がつけられ、健康食品という名のもと、砂糖の摂取が増加する。
子どもたちのスナックであるフルーツループやフルーツのグミ、たとえ果物100%としてパッケージに書かれていても、果糖である。フルーツジュースも同じ。
マクドナルドで、子どもの肥満上昇率に対する社会の懸念を反映してか、キッズミールにチーズバーガーを含まないだけでなく、チョコレートミルクの糖分をこれから減らすというニュースを最近目にした。思い切った方針だと思う。私も含めて、子どもが小さい頃は、たとえチョコレートミルクでも炭酸飲料を飲ませるよりはましだと思っていた。かなりの砂糖の量になるらしい。このようなチョコレートミルクは、オバマ政権からトランプ政権に移行したため、アメリカの学校給食でおそらくいまだに配られている。
http://abcnews.go.com/US/regular-chocolate-milk-back-school-menus-obama-era/story?id=51516430
ドキュメンタリーの中では、世界の中でも長寿国として知られる沖縄の若者たちが西洋の食生活の影響を受け、成人病が増えているということが紹介されていた。また日本のメタボ検診がアメリカが見習うべき国を挙げての肥満や健康支援対策として評価されていたのも興味深い。
アメリカ人(18歳以上)の2/3が肥満(obesity) またはやや肥満(overweight) だそうである。
http://www.garbagenews.net/archives/1979539.html
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