キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

息子の中学コンサートバンドの演奏会

2009-10-14 14:15:45 | アメリカ中学校事情

今夜は、息子の中学コンサートバンドの演奏会。

白いシャツに黒のズボン姿で正装し、最初から最後までそつなくこなしている姿を見ると、親としてはじーんとくるものがある。

特殊教育の恩恵を受けた息子としては、大勢の観客に対面しながら、皆と同じように舞台に登場し、お辞儀をし、自分の椅子に座るということだけでも、奇跡のように感じてしまう。しかも、6曲すべて暗譜したみたいで、楽譜なしで演奏したことに拍手を送りたい。

今月末には、ホームカミングパレートで演奏し、来月はジャズフェスティバルでのコンサート。日本のおじいちゃんおばあちゃんにぜひ聞かせてあげたいなぁ~。


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犬のシェークスピアがやってくる

2009-10-13 13:09:14 | 犬シェークスピア便り
我が家に迎えたビーグル犬。2週間前にシェルターで出会い、他の犬たちとは違って吠えないところ、落ち着いた性格に惹かれ、引き取ることにしました。

名前のシェークスピアというのは、本好きのうちの家族にちなんで、そして「つきない想像力」という意味だそうです。

雄、年齢は1-2歳、路上でうろうろしていたそうです。

説明書には

 犬とうまくやっていける。
 ネコとうまくやっていける。
 車にのるのが好き。
 散歩に行くのが好き。

ということで、おそらく排泄訓練もできているのではということだったんですが、家に連れて帰り、事情がかなり違っていることを知りました。

まずおもらしを2回してしまい、うちのネコたちにほえかかり、険悪状況での初日でした。でも本人も疲れきった表情で、写真をとったのがこれです。

2日目はどうなるのかしら???怒っているネコたちです。
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学期半ばにリゾート地に遊びに行く~

2009-10-12 11:56:09 | アメリカ便り
週末にリゾート地に遊びに行ってきました。

インターネットで見つけたHoliday Inn Hotelのクーポンで、一泊家族4人、朝食つき、室内ウォーターパークの入場券とセットになって税込み109ドルとかなりお得です。

ホテルの部屋には、電子レンジと冷蔵庫もついているし、DVDデッキもあるのでビデオを見てのんびり過ごすこともできるし、家族向けに作られたアメニティ施設です。

ウォーターパークには3種類のウォータースライドがあり、ボートにのってスライドを滑り降りるというナカナカスリルある体験でした。思わずはまってしまいました。一つは別名「トイレ」のスライドで、くるくる渦を巻きながら最後に穴に落っこちるというなかなか趣向がこなされたものです。

ウォーターパークだけじゃなく、ボーリング場、ロッククライミング、バンパーカー、レイザー線鬼ごっこ、ミニゴルフと幅広い娯楽施設が併設されています。http://www.3play.com/TriplePlayAttractions.htm

予算内で遊びたい家族にはもってこいの施設です。
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大勢が苦手なんだけど~

2009-10-10 08:48:52 | アメリカ便り
アメリカに移住し10年以上も経つが、いまだにグループ内での会話が負担に感じられる。

たとえば、先々週、ダンナの職場の新人のウェルカムパーティを我が家で開催したが、大勢をホストするのはかなり慣れてきたものの、数時間テーブルについて延々と繰り広げられる会話が重苦しいのは英語力のなさなのか、性格なのだろうか?

デッキにキャンドルを幾つもともして、雰囲気は盛り上がりジョークが飛び交う中、気分は宇宙人のように溶け込めない。考えてみれば、大勢でわいわいがやがやするのが日本にいる時から苦手だったのかもしれない。

そういう中、ふとこういうテストを見つけたので、やってみる。

http://www.tokyo-myc.gr.jp/sinri2.html

なかなかおもしろく、「体制に順応するのがうまい」とか「人に共感しやすい」などかなり当たっているような???

結果をペーストしてみると~

向性指数=124
抜群の協調性を持つ現実派。
外向性の中にも慎重さがうかがえる性格です。
協調性に富み、組織の目的に忠実です。
体制に順応するのがうまく、今あるがままのことをすんなりと受け入れる現実派です。
成り行き任せといえないこともありませんが、他人に対しても自分に対しても寛容です。
複雑で面倒なことは苦手ですが、物事を客観的に見てまるく治め、
スムーズに進めていくことが得意です。
人に共感しやすく、開放的で明るさがありますが
自分に対する人の評価に敏感で、周囲の期待にそいたいという願望があります。
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Net Nannyを購入

2009-10-09 15:24:08 | アメリカ中学校事情
インターネットのフィルターをCyber Sitterから Net Nannyに変えることにした。

家中のコンピューターに取り付けると、年間60ドル。少し高い気もするが、これからますます思春期にさしかかる息子のことを考えると、親の責任なのかもしれない。

フィルターをかけると、性・暴力・ギャンブルなどのサイトは一切アクセスできないし、万が一そのようなサイトにアクセスした場合は、親にメールが送られるというシステムになっているらしい。

それ以外にもフィルターをかけたのが、Youtube。役に立つ情報も豊富に含まれている反面、とてつもない映像が含まれていて、びっくりすることがある。たとえばこれまで息子が閲覧した中でおったまげたのが

・失神する方法
・自販機からお金を盗む方法

などで、親としては心配になる。

興味が広がっていく一方、間違った方向に足を踏み込まないように事前に親ができることを責任もってするといった点では、Net Nannyのようなフィルターはありがたい。
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人生の成功とは

2009-10-08 13:56:07 | 研究者生活
昨年教科書執筆でお世話になった方より、メールが届く。南の国立大学を去って、関西の国立大学での勤務が決まったらしい。彼女にとっては、母校への就職が決まり、短いメールの中にもその喜びが伝わってくる。

この私も短大勤務時代に、母校の4年生大学の恩師の先生が、退官を迎えるにあたりぜひ後継者になって欲しいと声をかけていただいたことを思い出す。業績の殆どないこのような私に2年近くラブコールしていただき、割愛願いという寸前で、私の迷いもあり結局お断りし、大変申し訳ない思いをした苦い出来事だが、もしその申し出を受け入れてたらどのような人生が転回していたかと時々思うことがある。

おそらく日本では「協調性がありそうな人」「若くて仕事をしてもらえそうな人」という印象を与えたのか、知り合いになった関西や関東の大学の先生から、時々「どうです。うちの大学に来ませんか?」と声をかけていただいたのも1990年代ならではのことで、今となってはなかなか考えられない。

いつかアメリカでもフルタイムで教職・研究職に従事したいと願っていながらも、家庭と両立させながらどこまで可能なのかが不安になる。しかしアドバイザーが昔ほろっと語ってくれた「夜は仕事をするよりは、息子のギターの演奏を聞く方を選んだはね。おかげで業績はなかなか伸びなかったけど」を思い出す。そういう生き方を選ぶアドバイザーに共感したからこそ、今日の自分があるのだと感じる。
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子育てのつきない悩み

2009-10-06 07:48:54 | アメリカ小学校事情
少子化の一因として、子育てにかかる費用(エンジェル係数)が指摘されていますが、子どもにかかる費用の中で、以外と見落としがちなのは、修理代じゃないかと時々思うことがあります~

自慢にはならないんですが、ここ一年間、うちのコドモたちが壊してきたもの(特に娘)のリストを挙げてみると

・メガネ(2回壊してしまう)
・車用のDVD装置
・スピーカーシステム
・コンピューター(2回)
・押入れのドア
・冷蔵庫のトレイ
・コンピューターマウス
・置き飾り
・洋服だなの引き出し
・VCR装置
・写真フレーム
・ヘッドホン(2つ)

不注意のための事故ばかりなんですが、なんでこんなに多いんでしょう?呆れ返ったオットいわく、「Why do we have children?」


時々罰金として、物を壊すたびに修理費を払わせているんですが、あまり効き目はないんですよね。。。

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秋の玄関飾り

2009-10-05 08:02:14 | アメリカ便り

秋の庭先に少し飾りつけをしてみました。

玄関先には、少しずつ集めた看板を飾ってみます。

玄関のドアには。。。

 

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我が家の改装工事計画

2009-10-04 14:31:07 | アメリカ便り
古い家を自分たちの手で住みやすく改装していくのは、アメリカ暮らしならではの経験です。

私たちの場合、最初に購入した家、それから別の州へ引越しし購入した家、双方とも新築だったのであまり手をかける必要がなかったんですが、今のこの3つ目の家は、1987年に建てられた家なので、次々修理が必要になるんですよね~。

1年目:屋根のかわら工事 (こればかりは業者に頼む)。外壁とデッキのペンキ塗り(オットがハシゴに登ってガンバってやってくれる。ストレスと労力のため、1週間で体重が5キロ激減!)。娘と息子の部屋のペンキ塗り(オットと私の共同作業)。

2年目:バスルームの改装(オットがタイル張り、ペンキ塗り、キャビネットや流し台のとりつけ、全て数ヶ月かけてやる)。

そして3年目の今年は、ファミリールームのペンキ塗り、もう一つのバスルームの改装予定です。今日はCostcoで洗面台を買ってきました。トイレは、この町の省エネプログラムの一環で、節水トイレをただで譲ってもらえるそうなので、助かります。

オットと異なり、私の仕事は、もっぱらインテリア選びなので気楽です。ただモノの数が増えると整理整頓が大変になるので、新しいものを1つ買うたびに、不要なものを捨てたり、チャリティーに寄付するように心がけています。

ファミリールームのペンキが塗り終わったら、またブログに写真のせますね。
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グリーンな生活:修理にいそしむダンナ

2009-10-03 01:53:09 | シンプルライフに惹かれて
モノが増えると、修理が必要なものもどんどん増え、ストレスですよね~。

2年前に以前より小さな家に引越しし、車を2台から1台に減らし、キャンピングカーも売って少しすっきりしたと思ったんですが、今度はやや古い家(1987年築)を購入したので、順番に何かが故障していくんですよね。

最初に故障のため買い換えたのは電子レンジ。義理父が手伝ってくれたので、うまく新しいレンジと取り替えることができました。

それから食器洗い機。これは業者に来てもらって治してもらったのが2回。ダンナが修理したのが2回。最近では殆ど機能しなくなったので、先週新しい製品を購入したんですが、果たしてダンナに取り付けできるんでしょうか??

コンピューター。ダンナが1回修理し、次の時は手に負えず、業者に持って行きました。メモリーアップも含めて80ドルくらいでした。

庭の電動水撒き(オートマティック・スプリンクラー)。何回ダンナが修理してもタイマーが故障してしまうので、今は手動で水撒いてます(笑)。来春、買い換える予定です。

昨日、故障してしまったプリンター。かれこれ8年近くフル回転で仕事をしてくれたプリンターなんですが、果たしてダンナが修理できるんでしょうか??

ということで、修理に追われ、ボクの自由時間がないとこぼしている可哀相なダンナです。業者に頼むとお金がとんでいくのでストレスになってしまうし、そうかと言って素人が修理するのもストレスになっているみたいだし、どうなんでしょう~?

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バーチャル遊園地づくりにいそしむ息子

2009-10-03 01:46:34 | アメリカ中学校事情
今息子が夢中になっているのは、ローラーコースター。日本語で言えば、ジェットコースターです。ジェットの方が爽快な気がしますよね。

コンピューターソフトでローラーコースター・タイクーンというのがあるんですが、それにハマってもはや数年たちました。なかなか熱は冷めないようです。

息子の許可を得て、写真を撮ってみました。ローラーコースターをデザインするソフトです。お客さんが急降下や回転するところで叫び声をあげるので、それが面白いらしいです。
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ハロウィン季節の黒ネコクッキー その2

2009-10-02 13:27:22 | アメリカ便り
焼いてみたら、こんなに膨らんでチョコレート入りの美味しいクッキーの出来上がり~

味も結構イケます。
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ハロウィン季節の黒ネコクッキー その1

2009-10-02 13:22:54 | アメリカ便り
ハロウィンになるとお店でうちのペッパーにそっくりなクロネコを見かけて嬉しくなってしまいます。

クロネコのクッキーです。
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成績重視主義からの脱出

2009-10-02 07:42:42 | アメリカ小学校事情
子どもが授かる前、そしてまだ小さかった頃は、人並みに育ってくれさえすればと思っていた私。

ところが、子どもがだんだん大きくなるにつれ、点数化された成績の評価表をもらってくるとだんだん親の欲が出てくるのが分かる。成績重視主義に表向きは反対しても、自分の子どもとなると本音がつい出てしまうのが悲しい現実。

ターニングポイントは、娘が3年生の時に担任の先生より秀才教育プログラムに推薦された頃。凡人だと思っていた娘にもしかして見えない才能があるかもしれないと知ると、事情が変わってくる。娘の知能テストの結果が95%タイルだと知り、オットと二人で大驚き。その後のテストでも国語の標準試験の結果は98%、97%タイルと好成績。

ところが、いつもそうはいかずアップダウンする娘の成績を見ると、自分のエゴに娘を重ねていた自分が見えてくる。

自閉症を抱える息子にしても、小さい頃は知恵遅れではないかと案じていたが、小学校、中学校と年数を重ねるにつれ、努力が素直に成績に反映されるのが親にも息子に励みになってきた。ところがこの夏になって学年が上がり、先生の一人がかなりシビアな成績評価をするため、今までとってこなかったCやDの成績を小テストでもらってくるようになり、息子は大パニック。

自閉症でありながらも去年はストレートAの成績を治めた息子にとっては、その記録が破られるのはかなりショックでがっかりした様子。しかしオットと二人で、一生懸命がんばってもだめなら、それもいい社会勉強じゃないかと言い聞かせるが、果たしてどこまで真実味があるのだろうか。

アメリカの大学院で、Aをとるために必死に猛勉強してきた私にとっては、Aに対する思い入れは自分のアイデンティの一部になってしまったのかもしれない。日本の大学や高校では、良い成績を取りたいという願望が薄かった私だが、競争社会のアメリカは「人より優れていたい」という欲望が育ちやすい土壌なのかもしれない。

自分のエゴがコドモたちへのプレッシャーになっているのではと反省です。
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遅刻も自立の糧になる~

2009-10-02 07:10:04 | アメリカ小学校事情
週に2回、朝の授業の準備のために、家を7時20分に出る私。

オットは徒歩通勤なので朝7時には家を出るし、息子もジャズバンドの朝練があるので同じ時間に重いサックスを抱えて出かけてしまう。

残される娘はいつもかんかんになって怒るが、10歳なので一人で朝の準備をし、8時過ぎに家を出発するのはそんなに難しいことではないと考える。

ところが、今朝はオフィスで仕事をしていると8時40分頃に半泣きの娘から電話がかかる。本を読んでいるうちに時間を忘れてしまい、パニックになったらしい。小学校は8時半に始まるのでこれは確実に遅刻。病気ということでずる休みさせて欲しいと娘は頼むが、そうさせるわけにもいかないので、学校に電話入れておくからちゃんと登校しなさいと言い聞かせる。

娘は集中すると、時間を忘れてしまう癖がある。うらやましい反面、今日のような出来事があるとやはり親が事前に対策を考えてあげなければならないのかも~
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