ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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おしどり夫婦の別居

2005-03-30 20:09:02 | ドラマ・ワイドショー
遂に・・というかとうとう・・・というか
森進一と森昌子夫妻の別居が発覚!
多分、明日のワイドショーはライブドアより
先にこっちの話題が出るかもしれない。
個人的には、演歌歌手夫婦の別居も離婚も
そんなに大事には感じないが、
マスコミ的には「大物演歌歌手夫婦の別居」なんだろうな。

でも結婚19年目になぜ別居なのだろうと
普通の人は思うかもしれない。
丁度昌子さんの更年期の症状がきっかけになったということ?
思うに、
森進一という人は家庭的に恵まれずに育った人だ。
若い時から苦労して苦労して
その分、「家族」とか「母親」というものに対する
理想度が高かったのではないか。
「仕事から帰ると灯りのついた家で味噌汁の匂いがして
妻は笑顔で迎えてくれておいしい料理を並べてくれる。
子供達は野球ができるくらい一杯いてみんなやんちゃで
いい子達ばかり。母親の愛情を一身に受ける子供達と
妻に労わられ、明日の活力を養う夫」
なーんて理想を持っていたでしょう。きっと。

それがいわゆる「何もかも妻に任せきりの夫」の
風景になる。
本当は専業主婦をさせて置きたかったけど
この演歌不況の時代にはそうもいかない。
妻を舞台に引っ張り出し、なおかつ家庭でも
完璧な妻を要求する・・・したのだとしたら
それは男の身勝手そのものかな。
しかも3人いる息子達の教育も必ずしもうまく
いっていない。

日本では相当のセレブの家庭でも家政婦を雇うという
習慣がないらしい。
昼間はきんきら着飾ってお茶している奥様も
家庭に帰ればいそいそと夕飯の支度をしたりする。
あるいは子供達の為にお弁当を作ったり。
贅沢な暮らしをしている一方で
「家事・育児に手抜きなしの完璧妻・母」を
要求される。
でも外国だったらどうでしょう。

ちょっと小金持ち家庭でもすぐに
家政婦を雇って、家事全般をさせるし
育児係もつけるでしょう。
共稼ぎならなおさら。
奥様は指図するだけだ。
(ちょっと韓国ドラマの見過ぎかもしれないけどね)

森進一・昌子夫妻のような金銭的に裕福な
芸能人であるのに、3人の子育てと家事を
全部奥様が受け持ち、最後に「私は主婦に向かない」
と言わせる日本の家庭のありかた。
金銭的に余裕があってもなくても
「妻とは家事・育児を一人で完璧に行う存在」と
位置付け、
「仕事をさせてあげてるんだから、夫に感謝しつつ
なお一層家のことも完璧にすべき」
という男性の価値観を変えないと
熟年離婚は増える一方じゃない?
コメント
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