ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

仙台の天文台・・・なくなっちゃうの?

2005-10-30 12:42:50 | つれづれ日記

金曜日、何気なく朝日新聞をみていたら・・・

プラネタリウムにジャズ響く」というタイトルが載ってました

何でも、地下鉄建設の為に解体予定の天文台のプラネタリウムで

ジャズの演奏が行われたそうなんです。

今後、プラネタリウムの音響のよさを生かして、何とか

「ジャズの殿堂」として残すことは出来ないか・・と

模索するのだそうです

 

天文台は1955年(昭和30年)に出来て、プラネタリウムは

1968年(昭和43年)に開設したそうです

天文台がある場所は、

仙台駅から青葉城に向かってまーーすぐ行きます。

ここには西公園という由緒ある素敵な公園がありまして

私が小さい頃はよく父に連れて来てもらってました

この公園には「大きなこけしのオブジェ」「古い機関車

などがあり、さらに市民図書館天文台を備え、

さらに神社があるので七五三では賑わい、その傍らには

ずんだ餅」で有名な「源吾茶屋」が江戸時代の雰囲気そのままに

残っています。

また、仙台は結構「キリシタ」が多い土地柄で、

支倉常長の影響でしょうかねーー)

キリシタン殉教の碑」などが建っています

広瀬川と青葉城跡がある青葉山に挟まれた「都会の公園」は

「冬ソナ」のナミソムに匹敵する程美しい風景です

(なんたって銀杏の木だのけやきの木がたーくさん・・・

絵ような風景ですよーー)

 

その中の「天文台」は本当に小さい頃からお世話になりました。

っていうのもですね・・・・

仙台は田舎ですから・・・・遊び場所がないんですよーー

夏休みなんかはせいぜい市民プールに行く程度。

冬休みはスケート場にいく位しか娯楽がないので、

必然的に退屈すると「天文台にでも行く?」なんて話になるわけです。

(それと科学館ね・・でもこっちは苦手だったな・・・)

天文台は薄暗い建物で、今でも覚えているのは

太陽の黒点の映像」とか「コロナ」の映像

ひっきりなしに流れていて、

それから太陽を中心に惑星がずらりと並んでいる

模型・・などが印象的でした

でもやっぱり一番楽しみだったのがプラネタリウムで

時間が来ると段々夕方の景色から夜に変わっていく感じが

なんとも言えずわくわくした記憶があります

小学校5年くらいから、友達との間で「星座」がブームに

なって、百科事典やギリシャ神話で色々調べまくった記憶が

あります。

また、6年の時には「天文クラブ」に入りましたので、それこそ

天文台はしょっちゅう行ってました。

うちの主人とのデートでも使ったような気がします。

昔は・・・我が家の庭でも肉眼でプレアデス星団が見えたり

しましたし、下宿人の一人が天体望遠鏡を持っていましたので、

よく「観察会」をやりました。

夏は「天の川」が綺麗でしたしね

学生にとって「天文台」と「市民図書館」は

絶対に必要な場所で、今でも西公園の辺りを通ると

学生だった時の自分を思い出して懐かしくなるんです。

(高校が近くでしたしね。東北大も近いんですよ)

その天文台がなくなるなんて・・・・・

すごく残念でたまりません

プラネタリウムをジャズの殿堂に・・・というのはいい発想ですけど

もう映写はしないのでしょうか

 

仙台の地下鉄って、料金はちょっと高めなんですけど

音が静かなんです。

でも・・・東京の地下鉄みたいにひっきりなしに電車が来るって

感じじゃありませんし、一列に並んで待つっていうのも

あまり浸透していないような・・・

(朝晩のラッシュ時は違うでしょうけど)

それに・・・構内がとーーーっても綺麗です。

装飾的という意味では日本一の地下鉄かも・・・・・

 

なくなる前に・・・仙台に帰りたかったです・・・・

 

 

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子どもが壊れる家

2005-10-30 12:05:11 | つれづれ日記

今日は天皇賞ですか?皆さん、馬券・・買いました?

私はばくち運がないのでそういうの、買った事ないんです。

宝くじすらない・・そんな私の財テク方法って何だろ。

「株、やるなら1万円上げるよ」と旦那に言われたけど

止めときます。

ヨンジュナがもうちょっと大きくなったらねーー

(大きくなったらやるのかい?)

ああ・・もうお昼なのね。

どうしてこうストレス解消出来ないんでしょう。

月曜日恐怖症」になっている今日このごろ。

本を読む時間、ビデオ見る時間・・・それよりも私は紅葉を見たい。

温泉行きたい。思いっきりどんちゃん騒ぎしたいよーー

今週はジュニアの合唱コンクールを見に行きます

ヨンジュナ連れて・・・うるさくしないかどうか心配。

何よりも体力が持つかーー?ベビーカーもってバスだよーー

それから「Zガンダム」の映画を見に行きます。

カミーユの性格がテレビと変わってるんだって。楽しみ。

あーでも「春の雪」「ALWAYS」もみたいよーー

 

本題から外れちゃったけど・・・・

 子どもが壊れる家 (草薙厚子著・文春新書) 

 

草薙さんの名前、ご存知の方は結構いるんじゃありません?

一時期テレビに出てたし

そう・・・あの神戸児童連続殺傷事件の少年Aについて

書いた人です。

少年Aが社会に出る・・というのでマスコミが騒いだ時がありましたよね。

彼女は「法務省東京少年鑑別所元法務教官」で

現在はジャーナリストさんです。

今回の視点は

普通の家の子供がなぜ凶悪犯罪を犯すのか

で、いわゆる

「普通の家」に潜む「親子のゆがんだ関係」というのが

指摘されています。

また、「ゲームと少年犯罪」の関係もわかりやすく書いています。

印象としては・・・・ちょっと書き方っていうか、ものの見方が

「公務員的」で杓子定規かな・・と思うんですけど、

しかし「神戸連続・・」「佐世保事件」「バスジャック事件」などの

加害者の家庭環境を詳しく記しているあたりは、さすがに

現場の人っていうか・・・とても理解しやすかったです。

 「少年犯罪」の大元には「家庭」があります。

その「家庭」の中で「過干渉」というのが大きな原因という事なのですが

実は「過干渉」と「ネグレクト」は表裏一体なんですよね

「勉強しなさい」「頑張りなさい」「いい子になりなさい」と

口うるさく毎日言っているわりには、

子供の「負」の部分を見ない、認めない親が多いという事です。

(先日の母親を殺した少年も同じですよね)

そうはいっても、私も含めて

何が過干渉で何がネグレクトなのか

なかなかわからないとは思うんですけどねーー

 少年犯罪とゲームとの関わり・・・

いわゆる「ゲーム脳」の問題は

最近になってまた指摘され始めていますね。

でも根本は「ゲームをやってる間は静かでいいわ」と親が思って

しまう事なんだと思います。

テレビやゲームに育てられた私達世代にはこれまた

耳が痛いんですけどね。

 

この本はいわゆる通り一遍の事しか書いていないと思いました。

けれど、こういう類の本を一切読んだ事のない人には

「入門編」としてお薦めします。

思春期の子供を持つ親というのは、誰でも悩みます。

自分の子育てが果たして正しいのか間違っているのか

激しく悩みます。

でも先日、

「悩むということは問題意識を持っている証拠だから

大丈夫なのよ。

本当に恐いのは問題意識をもたないまま

子育てしている人よ」

とお友達に言われて「そうかーー」と思いました。

 

まあ・・・今までそういう事で悩んだ事のない人にこそ

読んで頂きたい本だということです

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