金曜日、何気なく朝日新聞をみていたら・・・
「プラネタリウムにジャズ響く」というタイトルが載ってました
何でも、地下鉄建設の為に解体予定の天文台のプラネタリウムで
ジャズの演奏が行われたそうなんです。
今後、プラネタリウムの音響のよさを生かして、何とか
「ジャズの殿堂」として残すことは出来ないか・・と
模索するのだそうです
天文台は1955年(昭和30年)に出来て、プラネタリウムは
1968年(昭和43年)に開設したそうです
天文台がある場所は、
仙台駅から青葉城に向かってまーーすぐ行きます。
ここには西公園という由緒ある素敵な公園がありまして
私が小さい頃はよく父に連れて来てもらってました
この公園には「大きなこけしのオブジェ」「古い機関車」
などがあり、さらに市民図書館と天文台を備え、
さらに神社があるので七五三では賑わい、その傍らには
「ずんだ餅」で有名な「源吾茶屋」が江戸時代の雰囲気そのままに
残っています。
また、仙台は結構「キリシタン」が多い土地柄で、
(支倉常長の影響でしょうかねーー)
「キリシタン殉教の碑」などが建っています
広瀬川と青葉城跡がある青葉山に挟まれた「都会の公園」は
「冬ソナ」のナミソムに匹敵する程美しい風景です
(なんたって銀杏の木だのけやきの木がたーくさん・・・
絵ような風景ですよーー)
その中の「天文台」は本当に小さい頃からお世話になりました。
っていうのもですね・・・・
仙台は田舎ですから・・・・遊び場所がないんですよーー
夏休みなんかはせいぜい市民プールに行く程度。
冬休みはスケート場にいく位しか娯楽がないので、
必然的に退屈すると「天文台にでも行く?」なんて話になるわけです。
(それと科学館ね・・でもこっちは苦手だったな・・・)
天文台は薄暗い建物で、今でも覚えているのは
「太陽の黒点の映像」とか「コロナ」の映像が
ひっきりなしに流れていて、
それから太陽を中心に惑星がずらりと並んでいる
模型・・などが印象的でした
でもやっぱり一番楽しみだったのがプラネタリウムで
時間が来ると段々夕方の景色から夜に変わっていく感じが
なんとも言えずわくわくした記憶があります
小学校5年くらいから、友達との間で「星座」がブームに
なって、百科事典やギリシャ神話で色々調べまくった記憶が
あります。
また、6年の時には「天文クラブ」に入りましたので、それこそ
天文台はしょっちゅう行ってました。
うちの主人とのデートでも使ったような気がします。
昔は・・・我が家の庭でも肉眼でプレアデス星団が見えたり
しましたし、下宿人の一人が天体望遠鏡を持っていましたので、
よく「観察会」をやりました。
夏は「天の川」が綺麗でしたしね
学生にとって「天文台」と「市民図書館」は
絶対に必要な場所で、今でも西公園の辺りを通ると
学生だった時の自分を思い出して懐かしくなるんです。
(高校が近くでしたしね。東北大も近いんですよ)
その天文台がなくなるなんて・・・・・
すごく残念でたまりません
プラネタリウムをジャズの殿堂に・・・というのはいい発想ですけど
もう映写はしないのでしょうか
仙台の地下鉄って、料金はちょっと高めなんですけど
音が静かなんです。
でも・・・東京の地下鉄みたいにひっきりなしに電車が来るって
感じじゃありませんし、一列に並んで待つっていうのも
あまり浸透していないような・・・
(朝晩のラッシュ時は違うでしょうけど)
それに・・・構内がとーーーっても綺麗です。
装飾的という意味では日本一の地下鉄かも・・・・・
なくなる前に・・・仙台に帰りたかったです・・・・