先週、今週と特別番組ばかり放送されて
テレビがつまんなーーい
早くドラマが始まって欲しいですよーーー
TBS50周年
これねーー4時間生番組で中居君の司会だったでしょう?
これって「金スマ」とかなり被っていて、新鮮味がありませんでした。
冒頭1時間のさんまと中居君トークはとーーっても面白かったけど
肝腎の「テレビ番組」が流れるのが短すぎて。
小倉アナウンサーが一生懸命フォローしてたけど
やっぱり無理だった
気がつけばトークばっかり印象に残ったって感じ?
その後の「ドリフスターズ」ものね・・・・
ビデオを振り返るシーンはやっぱり短すぎ。
それでも感じたのは、
あの頃の「公開録画」が楽しかったのは
観客である若い人たちがとっても元気で数が多かったから
今、同じ事やっても集まる人数は少ないし、高齢化しているし
どこか冷めたムードが漂うのでは?
それにしても・・・いかりや長介のいないドリフって本当につまんない。
それに・・・
一緒に見ていた娘がいちいち「この人誰?知ってるの?」ってうるさくて。
彼女にしてみたらみーーんな「生まれる前の人」に
なっちゃうからしょうがないんだけどさーー
シブがき隊のモックンみてもぴんとこないから
「伊右衛門茶のおじさんだよ」って言ったらそれこそびーーーっくりして
納得してたし
少年隊の植草君と「わた鬼」の植草君が一緒にならない
彼女にしてみると光GENJIでさえ「しらなーい」って感じ?
ああ・・・時代を感じちゃうよねーーー
雪の女王
昨日の「雪の女王」は「マッチ売りの少女」がモチーフでした。
とにかく全画面、色の綺麗なことと言ったら
ちらちら降る雪の感じも可愛らしく美しく・・・そして冷たくて
古きよきアニメーションの王道だなあーと思いました。
「制止画」のパステルな印象も非常に効果的。
いい作品です。
さて、マッチ売りの少女のお話。
両親が亡くなり、大昔は「学校の先生」だったおばあちゃんが
仕事を転々として最後は「マッチ売り」になってしまうという過程が
現代の「転落の系図」だと思いませんか?
高度経済成長期と違って、今は仕事を替える度にスキルアップは
難しく、一歩間違えばフリーターや派遣社員に・・というのも当たり前の
時代ですよね
ほんの少しの失敗が後々の人生に大きな影響を与えるという見本の
ようなお話
そして、おばあちゃんの転落がそのまま小さいマリアの転落になっていく。
なぜおばあちゃんは最後にマリアを修道院に預けなかったのか。
どうして管理人のおじさんはあそこまで意地悪なのか・・・・
たった一人の少女が世間に真っ裸で放り出される
現代人にはなかなか想像しにくいことかもしれないんですけど
あの少女はまだ「マッチ売り」という仕事があったからいいようなもので
現代の子供が同じ状況に陥ったら犯罪に手を染めるか
飢え死にするかしか手はありません。
日本では子供が働いてはいけないんですしね・・・・
でも今後は、「親の所得」によって子供の人生も決まってしまう
ケースが多いし、そうなったらマリアのように無一文で世間に
放り出されて靴も履かずに道端で死んでしまう子供だって
出てくるかもしれません
「マッチ売りの少女」のお話は「格差社会」を予見するお話なんですね。
せめて最後はおばあちゃんが喜んでつれていってくれる・・・
結末でいて欲しかったけどなーー