自分の体調の事であれやこれやしているうちに、雪組さんが千秋楽近いのね。
観劇出来ないと生活が荒れるっていうか、おしゃれする余裕もなくなるものね。
とはいえ、今の私には観劇も疲れちゃって。
何よりも集中力が切れそうになります。ブログも間違いが多いかも。すみません。
さよなら彩那音
最初、彩輝直の妹だとは知らなかったのです
当時、星組次期トップを巡って、ごたごたしている時期に初舞台。
私が最初に彩那音を認識したのは月組公演「更に狂わじ」の帝の役だったと思います。
この作品はあらゆる意味で大変でしたよねーー
大和悠河&霧矢大夢のダブル主演で白羽ゆりヒロインデビュー、さらに
大野拓史デビュー・・・キリヤンはベルリン公演から帰って来てわずかな時間で
仕上げねばならず。
東京公演を見に行きましたが、正直、キリヤンの体が心配でした
でも、明るい子供の声でさらっと出てきた彩那音は本当に可愛らしくて。
このまま育っていけばいいなあって。
彩輝の妹だと知ったのはその後だったのですが、お姉ちゃんより顔が綺麗だし
演技力もあるし?って期待してました
月組時代、ずっと見ててあまり印象はないものの
「エリザベート」の小ルドルフが本当に可愛らしくて。彩輝トートとも息がぴったり
(当たり前か)
そっかーールドルフはトートの子供だったのかも・・なんて妄想まで。
あの月組「エリザベート」は数ある中でもワーストに入るけど、トートと小ルドルフ
の交わりだけはいいシーンでしたよね。
その後「堕天使の涙」で雪組入り
アクア5で活躍など、華やかな面もあるけど男役としての成長はちょっとストップ気味。
その代わりといってはなんだけど「ミロワール」の白雪姫は娘役らをふっとばして
可愛らしかったし、「RIO DE BRAVO」の女性警官のクララは、これまた
トップの娘役より可愛くて 基本的に女の子なんだなあって。
「カラマーゾフの兄弟」のスメルジャコフのような役も、無難だったけどインパクトは?
といわれるとどうかなあ・・・
「カルネヴァーレ睡夢」で愛加あゆと恋人同士になる青年は素敵でしたね。
そういう「青年」がよく似合う人だったのだろうと思います。
それだけにさよならが「仮面の男」じゃなあ・・・・・
今後はお姉さまと共演もあるかしら?
どこまでも綺麗で可愛いひろみちゃんだからきっと大丈夫とは思います。
幸せになってください。
さよなら晴華みどり
この人こそ絶対にトップの娘役になる筈って思っていたのにどういうわけか
不遇が多すぎたわけで。
彼女がまだ入団したてのこと、和音美桜と二人で
「私達はバックがないから実力で頑張ろう」と誓い合ってた・・・という話を聞いた事が
あります。
見た目が風花舞そっくり。歌唱力が抜群で演技力もある。
こんなトップにぴったりの人材はいなかったと思います。
「ホップスコッチ」のリンダ役では白羽ゆりや舞咲りんら上級生をおしのけて
朗々と長々ソロを歌ってた・・・この人、何者?と思いましたもん。
その後、壮一帆主演の「送られなかった手紙」のヒロインに。
これまた貫禄があって素敵だったけどなあ
ところが、以降はあれよあれよ・・・という間に格下げになってしまった印象。
「忘れ雪」のちょい役には涙が出そうでしたもん。
90年代や80年代だったら間違いなくトップの娘役になれたでしょうに、あの
大人っぽさが今のお子ちゃま風トップに合わないと思われたのかしら?
私が実際に見た範囲での最高の役は「黒い瞳」のエカテリーナや
「ロミオとジュリエット」のキャピュレット夫人だけど、そういう大人の女性でおさえた
演技が評価される別格系大物娘役だったという事ですよね。
退団が惜しまれますね。
今後はどうするのかしら?
頑張って欲しいと思います。