嫌韓だけど韓ドラを見る・・・いいじゃないの?別に目くじらたてなくても。
私などは「冬のソナタ」がなかったら韓国に関心すら持ちませんでしたし。
いくらあちらのドラマがファンタジーだらけとはいっても、おのずと見えてくる
ものがあります。
それは「国民性」です。
韓国人としてのものの見方や考え方を知るいいチャンスです。
かつて戦争中、日本は「鬼畜米英のものは見るな」といって、映像も音楽も
英語も禁止したけど、アメリカは積極的に日本の映画などを見ましたね。
文化を知るにはドラマや映画が私にとっては手っ取り早いのです。
好き嫌いがあるから無理強いはしまんせけど
講演会の予習で、キム・ヘスの「チャン・ヒビン」を見てねと言ったのだって
あの作品を見ると、小和田さんやその回りにいる人達の考え方が、手に取るように
わかるんですよ。
そしてそれにどう対抗していったかというようなこともね。
でも無理強いはしてませんけど。
という事で借りたDVDを返しがてらTSUTAYAに。
「金蘭良縁」はコメディで、継続視聴決定。
「隋唐縁起」もとりあえずもうちょっと見る。
「夜警日誌」は最初「太王四神記のパクリじゃないの?」と思いつつ見てましたが
そのめくるめく展開に虜になっちゃった。頑張って全部見る!
そしてウイリアム・フォン様出演のドラマ、あったーー
「江湖の薔薇」とりあえず1巻と2巻借りて、あとはレンタル中。
ぐりちゃんお勧め「スベクヒャン」もそのうち・・・っていうか、予告編見たけど
姉妹が入れ替わり、皇子が入れ替わり・・・私に理解できますか?
そうはいっても、藩基文国連事務総長が中国の抗日式典に出るのは
反対です。国連って中立であらねばならないでしょ?
彼は一体何人としていくの?韓国人ですか?
世界で何か起こったら韓国の利益のみ考えるんでしょうか?
朴大統領も出席するんですよね? そんなに属国になりたいのか。
北にも逆らえないのに
さらに新華社が今上に対して謝罪要求するなどもってのほか。
こういう事を書くのは、やっぱり「戦争」を知らない世代のことだからですよ。
思想の偏り、教育の偏りそのものですね。
さて。
久しぶりに昔の少女漫画紹介をやってみますか。
今回も美内すずえ
「白い影法師」です。
1976年 ミミコミックス。
いわゆる「名作」の一つなので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
表紙の女の子は「長谷部涼子」
転校した学校に楽しく通っていたけど、ちょっと気になる事が。
それはクラスの窓際にある一つの机が空いている事。
「ずっと休んでいるのかしら?」誰も気にしないことを不思議に思いつつ。
でも、誰のいない教室のその席に「影」を見てしまう。
好奇心旺盛な涼子はわざわざ空いている席に移動し、結果的に
具合が悪くなってしまう。
心配した友人達と「幽霊」探しが始まる・・・・
美内すずえは今や新興宗教の「教祖様」になっているそうで
漫画を描くときもトランス状態に陥りながら描いているとかいう
噂がありましたよね。
神がかり的な才能の持ち主であることは確か。
特にこういうオカルト物を描かせると、リアルに怖い
わたなべまさこも怖かったけど、山岸涼子も怖いけど・・・3番目くらいに
怖いです
ただこのストーリーには、悲しいしめくくりもあり。
幽霊になってしまった少女の「執拗さ」は現代にも十分通用するもので
かえって今読む方が怖いかもしれませんね。
このミミコミックスには
「エリカ風の中を行く」という作品も収録されています。
関西弁丸出しの「おばちゃん」風エリカが、そのずば抜けた
「詐欺」の才能を使って逆境を切り抜け、人助けまでしてしまうというお話。
テンポがよく、一気に読めてしまいます。
ぜひぜひ。