雨の中、姫ちゃんと観劇でした。
シャンテの上が変わりました~~~
キャトルレーヴが思った以上に広くなっていて、ちょこっと大劇場っぽくなってます。
商品も増えちゃったので衝動買いしてしまいそう。
キャトルの隣りにはムーミンショップが出来て可愛い。
反対側にはベネチアングラスのアクセサリーショップが出来てて雰囲気がとても合ってます。
それに衣装を飾るところもあり写真も以前より撮りやすい。
その隣にLLBEANですが、これだけが異色の存在に見える。
そして、今回は期間限定の春花きららさん達のお店が出来ていました。
実は我が家の姫はすっかりきらら様ファンになり、ショップが開設される度に行って何かしら買ってくるんです。
今回はお洋服が沢山で、来週からムラへ行く姫ちゃんにとっては大事な時間。といってもその前の週に選んで置いた服をまたも試着してお買い上げ。
ここ3年、本当におしゃれから遠ざかっていた私達。
やっとアパレル系に興味を持つようになったんだなあ・・・・と
「ママンにも選んで置きました」と言われて「え?」な雰囲気。
ま・・ま・・ママン? 照れちゃうじゃん。春花さんの営業力は半端ないんですよ。しかも髪を切って男役みたいにかっこよくなり、むしろ元男役さんたちの方がおとなしめなんですよね。
煽てられると木に登るタイプなのでついつい試着して、観劇後にまた行って、あれこれ宝塚のお話をしながら・・・つい、買い物を。
こんな不格好なおばさんが着る事の出来る服なんてもうないでしょう・・ね、?やめよう?と思っているのに「可愛い」とか言われちゃって。
おまけに裾が可愛いワンピースだったり、レースのカーディガンだったり。
なんだろう、小さい頃から「こんな服を着てみたかった」のほんのさわりを経験させて貰えているような?
いいの?ねえ、私、豚さんなのに可愛いと言って貰って木に登っちゃって。
まあ、夏の余所行きがすっかりなくなってしまっていたし、しょうがない。女は金がかかるもの。
清水の舞台から(何度目?)飛び降りたのです。
そして、もう一つ。
そのお店には今回、鳳真由さんも出ていて・・・いや~~テレビで見るのと同じだ。
で、彼女を見た途端、どうしても・・・どうしても・・・言いたい事があって。でも接客中だし、ご贔屓さんみたいだし。諦めるか?いや、どうしよう。う~~ん、じゃあ、きららさんに伝言をお願いしようと思って、帰る時にこそっと言ったら、きららさんがすぐに鳳さんをお呼び下さり。
(ごめんなさい。ごめんなさい)
私がどうしても話したかったのは2012年。スカステでやった企画。
鳳真由と天寿光希の作詞による歌(覚えている人います?)
この企画の為にわざわざ作曲家を読んで作って、互いの為に作詞するという企画だったんですよね。
その時、鳳真由の作詞力にびっくりしちゃって「この人、作詞の才能ある!」ってテレビ見ながら叫んだんですよ。
世の中には沢山のシンガーソングライターがいるけど、作詞も作曲もそれ専門にやっている人には絶対叶わないものがあると思います(昭和的だけど)
この音にはこの言葉があう、韻を踏む、リズムに合う・・そういうのって暗たんには出来ないのです。
昭和世代の私達は、小さい頃から作詞家と作曲家が指定された歌い手の為に一つの曲を作る姿を見てきている。だから、自然にそれをやれちゃう鳳真由ってすごい。
詞を書く才能がある、文才がある、頭いいんだと思ったんですよね。
退団する時、惜しくて惜しくて・・・この才能埋もれちゃうの?って。
あの時の曲はCD化もされず、いい曲だったのにお蔵入り。
勿体なさすぎるっ!!!ってず~~~っと思っていたんです。
だから当のご本人が目の前にいるのを見ちゃって、どうしてもどうしても伝えたい!って。
もう何年かぶりに言葉が震えるのを感じて、告白しました。あの時の気持ち。
鳳真由さんは、お礼を言ってくださって、きららさんも「私もみたい!その番組」と言ってくれたんですが。
すみません。こんなド素人が偉そうに言っちゃって。
一生記憶に残るかも。
天寿光希が退団するし、神様が合わせてくれたのかも?(何で?)
ああ、このお店はどうして私を幸せにしてくれるんだろう。
姫もね。
皆さまも機会があったらぜひ・・・お店を訪れて下さい。
さて雪組。
ざっと感想を。
石田先生と言えば、女性が出てこない芝居ばかり書いているというイメージがありますが、今回は沢山出してくれてありがとう。
彩風咲奈の夢介を「牛のようにのんびりして」と表現するあたり、そこまで言わんでもとは思ったけど。一方の朝美絢の方は「この顔でこの器量で」と容姿端麗を売りにする言葉の羅列。
正直すぎるんじゃあ。
とはいえ、話はそれなりに面白くて楽しくて大団円。
和希そらがいると、みんな演技が下手に見え、歌が下手に思える。
ってくらい何でも上手なんですよね。和希そら。
ショーでも大活躍で、伸びのある美しい歌声にかかると「主役は俺だ」って言ってるみたいに思えます。
いやいや、無論トップコンビは不動だし、朝美絢の輝きも素晴らしかった。
彩風咲奈の隣りに背が低いのが二人。
これでトップはより輝く?のか?
ショーは、セットがほとんどなくて映像が背景です。
だから舞台を広く使っています。
最初はいつもの中村一徳って思ってたけど、雪組生皆を目立たせてくれて、雪組にあまり縁のない私も顔を覚えることができました。
綾鳳華の各シーンは涙もの。
我が家の姫は星組時代からのファンなのでしくしくと。
ざっとこんな感想です。