なかなか読書の時間が取れないのですが、とりあえず、冒頭の方だけ読んだので、レポしますね。
私達が眞子様の婚約を知ったのは2017年5月16日。
NHKのニュースです。
https://blog.goo.ne.jp/yonyon4009/e/b30ab51abe8926377a89c200a341d2a5
某大型掲示板でも大騒ぎになって、最初は祝福ムードだったんですが、それからすぐ。
1日経つと小室圭の怪しげな写真やら生い立ちなどがどんどん出てきて
「これは・・・結婚しちゃいけない」と思いました。
でも今考えると、私達はみな「ハメられた」のかもしれません。
無論、眞子様が選んだ相手はひどかった。内親王の配偶者にふさわしくなかった。
だけど、次から次へとスキャンダルが出ていく、これはトロール方法と呼ばれるもので、フェイクも含めて相手側に不利な情報だけを集中的に流す組織的な犯罪。
ロシアや中国がやっているような事です。
私達はそういう存在を知っていましたが、それでも知らずにハメられたと思います。
江森氏が秋篠宮に会ったのは2017年の6月。
「眞子様は2012年6月に出会い、その1年後にはプロポーズされたということですがただしいですか?」
「それは本人に聞いて貰わないとわかりませんね」
「結婚に反対されたという事はありませんか?」
「反対する理由はありません。憲法には両性の合意のみに基づいて成立する」と書かれています。私は立場上、憲法を守らなくてはいけません。ですから二人が結婚したい以上、結婚はダメだとは言えません」
このセリフについては週刊誌やメディアが取り上げ「何で反対しなかったのか?甘い」という論調、「秋篠宮家は奔放すぎる」という論調で責めるのですが、宮様達と同世代の私からすると解釈はちょっと違います。
戦後、民法が改正されて「結婚は両性の合意のみ基づいて成立する」と書かれましたが、実際はこの法律は完全に守られていたとは言えません。
互いが好きなら・・・といいつつも、いざ結婚となると「家」同士の格がどうのという事になり、結婚式の方法、披露宴のやり方等、ほとんど親任せだったのが私達の世代です。
私自身は、実は双方の親に「結婚は・・・」という事を強く告げて結納しない、仲人たてない、結婚費用は自分達で出すオリジナルな式を行いました。
今では当たり前の事が、当時はものすごく大変だったのです。
紀子妃と結婚する時、川嶋家が学者の家で、本来は目出度い筈なのに恐らく、皇后あたりが「もっと財産家でないと」「留学経験ありの頭のよい女性でないと」とおっしゃったのではないかと。それが巡り巡って週刊誌に「家柄が合わずに反対された」という事になったのでしょう。
「兄より先に結婚する」という事でもバッシングを受けた秋篠宮殿下にとって、結婚は憲法に守られた権利であるから侵害は出来ない筈という考えだったんじゃないでしょうか。
小室圭の仕事が学生兼パラリーガルという点についても秋篠宮殿下は反対なさらなかった。
「今のお仕事が定職ですよ」
「パラリーガルのままでもよいですよ」
この時は殿下はまさか、小室圭が国際弁護士になるとか留学を考えているとか、そういう事はまるで知らなかった。ここは強調しています。
要は「自分が選んだ相手で彼が貧しくてもよいというなら、そちらに合わせてなんとか二人で生きて行けばいい」と思っていたわけです。
この考え方は冷静というより、ちょっと冷たい感じもするんですね。
だって「全て自己責任でやりなさい。失敗しても助けませんよ」って事でしょう?
親があれこれ口出しするのは、子供の幸せを思い、理想の幸せとかけ離れている事への心配なのですが、秋篠宮殿下は「たとえどんな生活をしようとも自己責任」と考えていたのかもしれません。
紀子妃殿下もこの時点では殿下に従っていた。
小室圭が穏やかで楽器を奏でるよい人だと思っていたから、大学を卒業して正式にパラリーガルとして就職したらそれなりの家庭を気づけると思っていらっしゃったのでしょう。