主催は丸善ジュンク堂書店。本屋さんがトークショーを主催する時代なんだなと思いつつ、六本木まで行ってきました。
この「Adding My Color」というトークショーは「美」をテーマに3ヶ月に渡ってトークショーを開催するもので、今回は第一回目。
司会進行役は天真みちるで、美弥るりかと天寿光希、そして昼・夜一名づつのゲストによって「美」について語ります。
六本木のハリウッドプラザは、以前「宝塚男子」のトークショーで来たことがありますが、今回もわりと大掛かり。
舞台広報には各OG達のグッズ売り場があり、横には春花きららさんのお店がありました。どうやら撮影用の衣装を提供したらしく、姫などは「あ、私、持ってる」と喜んでいました。
きららさんも産後まもないのに顔を見せていて、頑張っていました。
さて、昼のゲストは夢咲ねねで、美弥るりかと同期で星組で一緒。
だから、どちらかというと会話が星組の身内トーク。
美弥るりかが突っ込み、天寿光希がぼける。夢咲ねねは天然・・といった感じ。
「美」についてのトークは、例えば美弥るりかが今回、監修しグッズとして売っているアイシャドウの説明やメイクの仕方。グッズとして売ったアイシャドウは誰にでも合うように作られている。ピンク系だけど。
また、リラックス法としては米倉涼子が宣伝してたマッサージのとか、首にあててこりをほぐすものとか。
ねねちゃんは、まだ下級生の頃、小柳先生に「大事なのはまゆげよ」と言われてから、色々研究を重ね、現在は自分の骨格にあった自然なまゆを目指しているらしい。
天寿光希は、口紅の事を話していたような?
それぞれ、メイク、健康、マインドについて話、どれから朗読もしてくれました。
そうそう、ねねちゃんは初めてペットロスを経験し、その感情を受け止めるのに大変な思いをしたそうです。
美弥るりかもコロナ禍で色々たまったものをノートに書く事で自分を保っていたらしい。
誰でも落ち込む事はあるし、その対処方法も千差万別ですが、3人は自分なりの方法を見つけて頑張っているようでした。
夜の部は、宇月颯がゲストだったんですけど、彼女のめちゃ明るい性格と、筋肉愛にみなさん魅了されました。
会場にいる人達に骨盤を回すなどの体操を教えて貰ったり、宇月颯のありようは山本耕史みたいで・・・要するに常に筋肉を鍛えているって事ですね。無論、それが仕事になってもいるんですけど。
また栄養学などの見地から料理も研究。
落ち込んだら24時間ジムで汗を流したら次の日はすっきり・・・
夜の方が断然盛り上がった印象です。
天真みちるが考えた「即興芝居」では、短い時間で3人が役を決めてアドリブで芝居するというのがあり、姫ちゃんのすぐ隣で天寿光希や美弥るりかが芝居をしてくれていたので、もう爆笑と嬉しさで目いっぱいな感じでした。
私などは年齢的なものもありますけど、もうメイクに凝ったりはしないんですよね。
でも若い人達には、美弥るりかが伝授した「ハイライトの使い方」などは本当に勉強になったんじゃないかと思います。
一日中、六本木ヒルズの中にいて、ちょい豪華がおはぎを食べたり、お菓子を買ったりして優雅な一日。
私も3月、4月は体調の事もあり落ち込む日々が続きました。
何かすれば浮上するというものではなく、前向きに考えられないわけですよね。
子供達は追い打ちをかけて「歳だから」とか言うのですが、今の私には老いる恐怖に打ち勝てそうにもありません。
いつまで働けるんだろう、いつまで働かないといけないんだろう。
明日は無事か・・と考え始めるともう無理で。
でもそういう時に、ドラマを見たりする事が一種のストレス解消になるし、こうやってブログを書いて自己表現する事が美弥るりかの言う「書く」事なんだろうと思いました。
小野小町の歌に代表されるような「花のいろは~~」の気持ちをひしひしと感じつつ、年上だからこそ出来る事や、冷静でいられることはなんだろうと探し続ける日々です。
今回のトークショーは、私にとっても姫にとっても非常に有意義で勉強になった筈。
こうやって出不精の私が出かけられるのも姫のおかげで、おしゃれして出かけて目をよいものに向ける事、それはとても大事な経験なんだと思います。
常に「美」を見出す力を姫にもつけて欲しいと思います。