国民が何を不満に思っているかというと、はっきり言って国民が直接総理や大臣に物を言えるわけではないのです。
だから官邸にメールしたり、ツイッターなどSNSで拡散して何とか「意思」を伝えたいと思うわけです。
多数意見が正しいとは限りません。
だから「多数の国民がそう思っているという事ですが、それは間違っています。正しい情報はこれです」と政府が情報を教えてくれたらいいわけ。
東京五輪に反対した人が多かった理由は
外国人の流入で感染が拡大する
自粛生活を強いられる中で国民がスポーツの祭典を楽しむ心の余裕がない
IOCの権力に屈する日本を見たくない
等々の理由だと思います。
しかし、政府はする~~~~っと強硬に開催しました。
「五輪を開催しない理由はない」って言われたら、誰でもえ?って思いません?
まるっきり国民の不安に対する声になっていなかった。
それからは首相も大臣も都知事すら「安心安全な開催」と繰り返すのみ。
誰もが「安心安全な開催なんて無理」と知っているのに、誰が何を聞いてもそれしか言わない。
そしていざ五輪が始まってしまうと、当然のことながら盛り上がりますよね。
観戦するなと言われたけど、競技を行っている会場で関係者が大声で歓声を送っていたり、開会式でマスクしない選手に対して何のお咎めもなかったり。
そういうのを見せられたら「そんなに心配しなくていいのかな」となります。
(本当はそうではないけど、あれだけ外国人優遇を見せつけられたら)
バッハも総理も橋本も丸川も「五輪と感染拡大に因果関係はない」と判で押したように言いました。
確かに選手やその関係者に関する感染は少なかったかもしれないけど、彼らはワクチンを打っている。
対するボランティアや街の人達はワクチン未接種が多い。
加えて選手達のルール違反の行動が目に余りました。
彼らは自分達は感染しなかったとしても、その周りの人達に感染させなかったという理由はどこにあるのか?
日本の感染爆発が「日本人の動きと意識」だけで起こったことなのでしょうか?
閉会式の時もマスクなしの選手がいたし、葉巻を吸っている選手までいましたが、もはや注意のしようもなく・・・あんなに国立競技場が密な状態でいいのか?と思いました。
結局、ベッドを破壊されても観光してもお咎めなしで選手らは出国しました。
極めつけがバッハの「銀ブラ」でした。
かなり人の多い銀座を観光して歩いていたわけです。
これにはネットで大批判が起こりました。
五輪選手には観光を禁止していながら、どうして彼は観光出来るんですか?
その質問に丸川大臣は
「まず、14日間しっかりと防疫措置の中で過ごされていることが重要なポイント」と言いました。
外国人は14日間隔離生活を送ればあとは自由行動が認められるということ。
でも国民には「不要不急の外出は控えて」と言って来たのでは?
「不要不急の外出であるかどうかは、ご本人が判断すべきもの」
へえ・・・そうなんだ。
「不要不急の外出であるかどうかは本人が判断」すればいいのか。
そこで西村大臣の言葉ですよ。
「お盆の帰省やめて」と。
そりゃ帰省クラスターが起きていることは知っています。
大人数で葉ない会食でも、塾でも友達の家でもクラスターが起きる。
ゆえに「不要不急の外出は控えて。田舎に帰るのやめて」という気持ちはわかる。
でも、丸川大臣のように「不要不急の外出であるかどうかは本人が判断すべきもの」という考え方が許されるのであれば、県をまたごうが、電車で移動しようがいいって話でしょ?
バッハは歩いていたんだし。
日本人はそういうのが嫌いなんです。
なんで外国人には「判断は本人が決めるもの」で国民には「するな」と言えるのか。
大人の考え方をすれば「所詮は通り過ぎる外国人。でも日本人はこれから先ずっと日本に住むのだし、自分も含めて近しい人達の健康を考えたら政府のいうように、感染対策の一環として不要不急の外出は控え、帰省も我慢だよ」って事になるのですが、今の多くの日本人はもう大人でいられないくらいストレスがたまっているんだと思います。
これが、あの太平洋戦争を耐えた日本人と同じなのかと思う程ですけど、でも今はやたら情報が多い分、嘘も見えやすくなっており「自分だけが我慢するなんてバカみたい」と思う時代なんですよね。
自暴自棄になっている日本人というか・・・どうせコロナに感染しても入院出来ずに死ぬんだ・・くらい思っているんじゃないかな。
ともかく丸川大臣が押した「不要不急かどうかは本人が判断すべきもの」というスイッチは大きかった。
原爆並に国民の意識を激変させるほどに。
このままパラリンピックに行って大丈夫なんだろうか。
まあ、この人らしい「別の地平」からの発言だと、
驚きもしませんでした。
五輪相として、最後まで五輪関係者への優遇措置を全うされたということなんでしょうね。
ちなみに、IOCの重鎮にとってはパラリンピックは関係ないものなのでしょうか。
次は、IOCと同等のパラリンピックの貴族たちがやってくるのでしょうか?
亡き父母祖父母の御霊に手を合わせる年に1回の心の整理でもあります。
帰省するする人、実家の人、双方が充分に気をつけたら感染も防げるのかも知れませんね。
お盆帰省は、遊び帰省とは違うのです。
周りの日本人も、止めもしないで、従者のように随行して、銀座御接待。植民地根性。
バッハよ、日本国・日本人を舐めるなよ。サインを求める日本人もノー天気過ぎる。
前にも書きましたけど、橋本聖子・丸川オリンピック大臣は、父親的・叔父的男性陣に対し、決して逆らわない、弁える女性達で使い易いんですね。
橋本聖子・丸川オリンピック大臣も自分の役割を利用してる、出世したい狡猾な女性達です。
一方で盆帰省は控えて下さいだなんて、日本を築いてくれた先祖様への供養の気持ちはあるのでしょうか?と。
一度見てみてください。
「五輪を開催しない理由はない」
と言うよりも、世界で唯一安全に開催可能な国が日本しかないんですよ。
グラフ化して国際間比較をすれば、陽性者、重症者、死亡者共に地を這うような「さざ波」ですからね。
「外国人は14日間隔離生活を送ればあとは自由行動が認められるということ。」
日本人の帰国者にも認められていることですからね。
そう目くじらを立てることではないのでは。
反対派が「外国人=ウイルス」と忌み嫌う外国人選手は帰国したのですし。
「不要不急の外出であるかどうかは、ご本人が判断すべきもの」
わたくしは自分で判断していますし、他の日本人もそうしているのでは。
越境で仕事にも行きますし、混んでる電車にも毎日乗っています。
なので、日本人の行動様式は変わらないと思います。
それにしても、重症者数176人程度で過去最多。
東京都民、優秀過ぎです。
人口1,400万人の巨大都市で、よくぞここまで抑えられてきたものかと驚愕します。
にも拘らず、「努力が足りない」と都民を締め上げる分科会の老人たちは頭がいかれていると思います。
今は、とにかくワクチンをどんどん接種してもらって、普通の生活に戻していくべきだと思います。新規感染者は早々簡単に減らないでしょうが、重症患者と死者は減っていくかもしれないので、ウイルスと共に生きていくしかないのではないでしょうか。英国の二回目の接種率は79パーセント(8月10日、18才以上の人)、フランスは51パーセント(8月9日、全人口の)だそうです。日本の接種率も35パーセント(全人口の)と進んできているので、ワクチンを接種した人や、直前にPCRテストで陰性だった人だけは都会から帰省できるようにしたらどうかと思うんですが。
これから五輪の借金や、経済の冷え込みで国民の負担は大変な事になるかもしれません。今はワクチンしか道はないと思います。外人の観光客にも戻ってきてもらって、観光業が繁盛するようになる日が近いといいんですが。それから、こんな中でも、中抜きをしている会社だけは儲かっているようなので、そのようなシステムは見直していくべきではないでしょうか。
ある経済番組で、「オリンピックは全然盛り上がらなかった。競技としては多くの人がテレビで観戦して楽しんでいたけど」と言っていました。
裏の醜い部分を見せつけられ、不便を強いられ、自国開催はもう懲り懲りです。
加えて、多様性やら平等なら、めんどくさいことまで振りかざし、以前ミッツマングローブが言っていた「しらけちゃって…」とはこの事か、と思いました。
で、そのミッツ、オネエタレントですよね。今回のオリンピックで何かコメントしていたかな?
それと、民法各社の報道バラエティ番組(例:サンモニ)、あんなにオリンピックに反対していたのに、選手が活躍すると、こぞってお祝いコメント。恥ずかしくないのか?
そして、パラ開会式に出席予定の今上。この方の奥さまは、以前福祉施設を訪問して「あのような所には二度と行きたくありません」と言っています。
それを無かったことにしようとしているのでしょうか。
イスラエルや英国の例から見ると、ファイザー 等のワクチンの有効期間は長くて6ヶ月。
日本でも3回目に河野氏が言及しましたね。
2回接種に加えて、デルタ株で3回目、ラムダ株で4回目と半年ごとにずっと続いていていくでしょう。
財源はどうするのか?
国民一律に公費負担では国の借金が増えるばかり。
高齢者は積極的に打ちたいでしょうから、3回目からは自費も考えていいですね。というより、その案が出てきたようです。
コロナワクチン接種は一回2070円、8000万人が年2回打つとして、毎年3200億円の負担、3回接種なら毎年4800億円になる。43兆6000億の既存の医療費にこれが加わるのか。
全て、子や孫の世代にツケを回すのはだめです。
子供、若い人の死亡率が上がっています。率であって人数ではないです、若いですから。自死が増えている。