ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

李香蘭

2007-02-13 19:38:14 | ドラマ・ワイドショー

 遅まきながら「李香蘭」の感想など・・・

この作品は、その昔沢口靖子でドラマ化されていますね。

山口淑子さんも最初の方に出演されていました。ドラマの出来には不満が

残ったらしいご本人ですけど

個人的には大好きで、ビデオに録画して擦り切れるまで見たものです

確かに沢口李香蘭は大根役者だったなあ・・と思いますが、上戸彩

比べたら何十倍もよかった

何より顔がちゃんと「李香蘭」になっていましたから・・・・

お父さんは平幹二郎氏、お母さんは八千草薫さんでしたねーー

山家亨役の小林念持さんや甘粕役の片岡鶴太郎さんもよかったです。

(川島芳子が山田邦子ってのが笑えましたが・・中々の好演でした)

 

で、今回のドラマなんですが、前回のドラマと随分かぶるシーンが多いんですね。

脚本家の竹山氏の頭の中に残像として残っていたんじゃないかと

思います

そりゃあ、そもそも原作が同じなわけですし、同じシーンがあっても

別に構わないんですけどね でも、似すぎているような気がするのは

私だけだったかなあ・・・

 

まず主演の上戸彩 顔が本人と違いすぎっ

あれじゃどこから見ても日本人でしょ・・・ 李香蘭は中国人やロシア人に

見える顔立ちをしていたからみんな信じていたわけですよーー

女学生から女優になっていく過程はいいとして、抗日集会で

城壁の上に立ちます」と言った時の顔に緊迫感がないっ

ついでにいうなら「死刑かも」と言われている時にも緊迫感がないっ

さらにいうなら、無罪になった時の安堵の中にも中国に対しての贖罪の

気持ちのかけらもなかったです

要するに・・・彼女自身、全く「李香蘭」を知らないで演じていたんじゃないでしょうか。

 

そりゃあ、はるか昔の人物ですし、戦前の人のメンタリティは中々

理解できるものではないとは思うんですが・・・・

それでも本を読むなり勉強するなりして、少しでもその人物の生きた時代を

受け止めるのが女優の仕事ではないですか。

アタックNO1」も「李香蘭」も同じに演じてしまう・・という所が彼女の

浅はかな所だと思います

 

テレビ東京もどうしてこういうキャスティングしか出来なかったのかしら?

名取裕子のお母さんもちょっと若すぎるような気がしたし、

菊川伶の川島芳子も、ものすごーーーく頑張っていたのはわかるけど

中途半端でただのヒステリック女 エキセントリックな人格障害者という

のとはかなり違ってましたよねーー

(もう少し王女としての気品があるとよかったなあ)

山家の小野寺さんも・・もうちょっとアクをきかせて欲しかったし、

甘粕の中村獅童に至ってはもうよくわかんないっという感じ

長谷川一夫は前回は林与一さんが演じていました。

(なんせご本人の親戚だから顔が似てましたねーー)

でも今回の中村福助氏ねーーいいんだけど、大スターの貫禄は

なかったような気がするわーー

 

「李香蘭」は劇団四季の舞台を3回以上見た記憶があります。

それだけ見てれば嫌という程歴史も頭の中に入るというもので・・・・

お陰でドラマもすいすい見る事が出来たんですけど、慣れない人には

難しい日中の歴史ですねーー

 

何だかドラマでは山口家には淑子しか子供がいなかったみたいに

見えますが実際には弟や妹がいましたよーー

それに「李香蘭」の名付け親である李歳春氏について何も触れられなかった

というのが残念です

もう少し李家とのつながりを描いて欲しかったなあ・・・・

 

ああ・・沢口靖子版、再放送してくれないかしら?あれは映像も音楽も

とってもよかったですわーーー

白虎隊」といい、今回のドラマといい・・リメイク版はダメですね

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浅草ふくまる・東京タワー

2007-02-13 11:36:45 | ドラマ・ワイドショー

 ジュニアの進学先が決まりましたーー

ああ長かった受験生の母生活・・・ これから卒業までは少しゆったりした

気分で過ごせそうです (舅達にもあれこれ言われずにすみそう)

 

 テレビ東京の「李香蘭」ねえ・・・多分、原作に忠実に作られている

んだろうと思うんですが、はっきりいってつまりませんでした。

それに李香蘭の日劇七周り半事件は昭和17年の2月11日では?

16年じゃまだ開戦していないでしょう・・・

 

 浅草ふくまる旅館 

今回は旅館の女主人・はなさんの物語。

30年ぶりに元恋人が現れて、浅草のガイドブックを作ると言い出すの。

でもそれは実現しそうにもないことで・・浅草のみんなからお金だけ受け取って

ドロン・・・しそうになった時にはなさん登場。

「私も一緒に逃げるわ」恋に火がついたのねーー

でも、結局は大団円でおわりましたっ

30年も一つの恋を引きずって生きているはなさんってすごいなあ・・・

でもふくまる旅館にははなさんが必要。浅草を出て行かなくて本当に

よかったですねー

 

 東京タワー 

まー君のおうちに引っ越してきたオカンは九州にいる時と全く同じ

生活スタイルでまー君を戸惑わせるのです

18の時から止まってた・・」というように、オカンにとってマー君はいつも

子供 だから破れたジーパンにはうさぎのアップリケをつけちゃうし

どこ行くの?帰りは何時ね?」としつこく聞いたりして

確かにうざいけど、オカンって本当にいい存在だなあ・・って思います

それが証拠にオカンの元には初対面のマー君のお友達が何人も詰め掛けて

ずっと前から知り合いだったみたいに過ごしているのね。

まー君にはうざい存在でも、みんなには「いいお母さんだなあ」と写るのです。

いつかこのぬか付けを死ぬほど食べたくなる時が来るから」と

マー君は諭されて・・・

そう、息子って本当に信じられないことに、自分の母親だけは死なないと

思ってるんですよ うちのジュニアも例外ではございません。

病気もしないし怪我もしない、自分が何をしても許してくれる存在だと

思ってるんです

これって息子の「甘え」ですよねーーこれが息子ってもんでしょうか。

年中反抗期たい」とオカンは口答えばかりするマー君をそう評しますが

息子というのは、ある一定の年齢から母親にとっては歳を取らない存在に

なるのかもしれません。

娘はどんどん大人になって考え方も違ってくるし、娘自身も母になったりするけど

息子というのは変わらないのねっ

 

でもでも来週はオカンの身によくないことが・・・・

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華麗なる一族

2007-02-12 17:54:31 | ドラマ・ワイドショー

演歌の女王」打ち切りかもしれないってホントかな?

テレビ局は「元々10回でしたっ!」と言っているようですが・・・・

全く「女王」スタッフの面々、最高の視聴率の次に最低の視聴率だなんて

出来がいいんだか悪いんだか・・・

 

 華麗なる一族 

昨日は高須相子さんの本性がちょっとわかったような気がします。

その鉄面皮な姿とつめたい言動に「あなたは本当に人間なの?」と

思ってきた私でしたけど、そんな彼女に弟がいたなんてびっくり。

しかも結婚に失敗して、それを救ってくれたのが万俵さんだったというわけ。

利害関係で結ばれていたんじゃなくて、しっかり「愛情」もそこにあったんですね。

(昨日の相子さんのブラウスは素敵でした。私も着てみたいっ

そうはいっても「所詮お妾さんじゃない」って銀平さんの奥さんに言われた

相子さん

そりゃあぶちたくなるよねーー禁句ですもんねーーでもちょっといい気味と

思ったのは私だけじゃないはず。

そう、私は寧子さん派なんです

無力でじれったい、自分を持たないけど可哀想な正妻さんに同情します。

 

そうは言っても寧子さん、大介が大川を陥れたかもしれないという疑惑に

「そうじゃないんですよね」とへんてこに確認

あなたはやっぱり息子よりも夫の言い分を信じるのか・・・とがっかり。

だって・・鉄平さん、あんなに傷ついているのよーー奥さんもよーー

もうちょっと真実を見る目を養って欲しいな

 

昨日、父親を亡くして失意の妻を抱きしめる鉄平さんに萌えました。

やっぱり主役ってのはこういうフェロモンを出す人じゃないと務まりません。

色々言われているキムタクですけど、主役の面目躍如だったのでは

なんたってかっこいいしーー 優しいしーー す・て・き

 

ところで・・・扶左子さんね・・もしかしておじいさまの子供?

だったとしたら鉄平君はとんでもない人と恋をしていたというわけ?

いやーーあっちもこっちも・・とんだおじいさまですわっ

でも、大河ドラマというのはこういう血筋関係のどろどろが一杯なくちゃ

面白くありませんよね。

あの人とこの人をくっつけて、こっちとあっちが兄弟で・・とか

色々考えると面白いですねーー

きっと作者も面白く頭の中で考えていたに違いないです。

 

あーーまたも鉄平君ピンチ 来週も見逃せません。

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宝塚コラム・・・さよなら貴城けい3

2007-02-12 17:26:58 | 宝塚コラム

 さよなら貴城けい宝塚最後の貴公子3 

 

朝海ひかるのお披露目公演「春麗の淡き光に」「JOYFUL」を見た時の

衝撃は今も鮮明に覚えています。

何となく頼りなくて、トップの座を重荷に感じているような朝海に比べて

貴城は弾けていました。

「春麗の・・」の源頼光はまるで、これが貴城のお披露目ではないかと思う程

見せ場がたっぷりあって非常にかっこよかった。

ラストなどは貴城の台詞に大泣きさせられて・・思わずビデオを買って

しまったほど。

そして「JOYFU」の方も、持ち前の技術力に華やかさを加えて、歌って踊って

の大サービス。

しっかりと朝海をフォローしていました。

まさに朝海には貴城の助演が絶対に必要でしたし、朝海がトップとして

4年もの間、着実に実力を付けることが出来たのも、貴城のフォローあっての

事だったと思っています。

(華奢で女性的な顔立ちの朝海には骨太でしっかりした貴城がよく似合って

いたんですよね)

また、雪の中ではわりと堅苦しく見えたその技術もよその組に行くと、

まるで模範演技を見せられているような確かさで頼もしさを感じました。

(星組「1914愛」「タカラヅカ絢爛」では心なしか気持ちがゆったりしていた

ような気がします。その間、雪では水夏希が「スサノオ」で妖しい魅力を

振りまいていました・・・・)

日本物の立ち居振る舞い、軍服姿の素晴らしさは多分5組の中では天下一品

(「睡れる月」の彼女はもうサイコーとしかいいようがなく・・・

大野先生、彼女主役でもう一つお願いと何度思った事でしょうか)

現代っ子が多い生徒の中で、正統派のコスチュームを見せてくれるのが

貴城けいで、まさに「宝塚最後の貴公子」でした。

 

そんな彼女が「退団?もしくは組替え?」なんて噂を聞いたのは

いつだったでしょうか・・・

霧のミラノ」の頃だったでしょうか

「まさか」などと思って舞台を見ると、「霧のミラノ」のカールハインツは

ラスト、軍服を脱いで軍隊を辞めるシーンがあります。

その沈黙の「軍服ぬぎ」を見たとき、「これは噂は本当かも」ととっても

嫌な予感がしたのを覚えています。

なんと言っても宙組で2番手だった水夏希が組替えで入ってきて一応並びは

朝海・貴城・水になったのですが、貴城と水の微妙な扱いはちょっとハラハラ

させるものがありましたし、朝海&貴城、朝海&水はいいのですが、貴城&水

というコンビはどうにも違和感があり・・仮に雪トップに貴城がなっても

2番手に水は考えづらいな・・などと考えていた矢先の宙組トップ決定でした。

 

まさに青天の霹靂、この期に及んで貴城が落下傘トップの挙句に1作で辞める

などとは誰が考えたでしょうか。

色々裏事情があるというのは聞きました。

さもあろう・・・という噂も沢山聞きました。

でも、トップならきちんと自分の「時代」というものを残して辞めたい筈。

やっぱりかなり不本意な決断であったといわざるを得ません。

 

貴城けいは、非常にノーブルで技術力が確かで華やかな男役でした。

骨太で昔かたぎの役が似合う人でした。

それゆえに今の「可愛くてアイドル的なスター」路線の劇団には

向かなかったのかもしれません。

それならそれでいいと思います。

彼女が宝塚で培った力は必ず外の世界で生かされるはずですから。

 

今日は宙組の千秋楽ですね。

晴れてよかった。

そのあまりにも短いトップ生活は惜しんであまりありますが、きっと彼女が

いなくなってからその存在の重要さに劇団は気づくでしょう。

その頃、きっと彼女は新しい道で活躍していると・・・信じています。

 

 

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宝塚コラム・・・さよなら貴城けい2

2007-02-12 16:48:35 | 宝塚コラム

 さよなら貴城けい宝塚最後の貴公子2 

 

貴城けいは78期です

同期には瀬奈じゅん、檀れい、夢輝のあ、大空祐飛、音羽椋、千紘れいか、

眉月凰とわりと技術者集団の期の出身です。

貴城は入団当初から雪組で大事に育てられて来た御曹司ではありますけど、

総じて78期というのは一つ上の77期の活躍によって割を食うことが多く

また下には79期、81期という期待の期もり、紆余曲折が多い期でもありまして

その苦労は貴城も決して他人事ではなかったような気がします

才能に恵まれつつも中途で退団していった千紘や音羽や夢輝のような存在も

多く、何となく「気の毒な期だなあ」というのがありましたっけ。

 

私が彼女を最初に見たのは多分「エリザベート」雪組公演だと思うのですが

よく覚えておりません。

でも、新人公演卒業の安蘭けいのあとは貴城が主役を張るよ・・というような

話を聞いて「どの子なんだろう」と気にはしていたのです。

(当時は私、熱烈な星組の麻路ファンでしたので雪組にはあまり注意が

向かなかったんですよね)

おでこの広い、華やかな顔立ちをしていた彼女がやっと私の視界の中に

入ってくるのは「仮面のロマネスク」で、「ほら、もう花總の相手をしている」

と友達に指摘されて「どれどれ」と見たのが最初・・・そう花總演じるメルトゥイユ

夫人のつばめちゃんの役でした

 

それから宙組が発足して、麻路が退団して・・私の目は貴城の同期である

夢輝のあに移り、彼女が「イーハトーブ夢」を代表作にひっさげてトップ路線に

乗ったかに見えた途端のあっという間の退団劇に、大泣きするやら

落ち込んで立ち直れないやらで・・・そんなおりにも貴城は着実に雪組の中で

地歩を固めているのを見て、つくづく羨ましかったのを覚えています。

 

とはいうものの、高嶺ふぶき退団後の雪組は波乱万丈・・・轟悠トップ体制の

中で宙組発足による2番手以下総入れ替え、尚且つテコいれの為に

成瀬こうき朝海ひかるの組替え、新専科制度、絵麻緒ゆう1作退団など、

数々の生徒が入り乱れる状態の中、常に貴城は4番手以下の扱いを受け、

役にも中々恵まれなかったという記憶があります

轟体制の時代に覚えているのは、「再会」のよっぱらい(何だったんだろう・・あれは)

「ノバ・ボサ・ノバ」のボールソ(笑顔が素敵だったけどそれだけ)

凱旋門」東京公演のアンリ(これは絶品でした)

パッサージュ」できんきらきんの衣装を着て銀橋を歩いた時は

「ついにここまで来たのかなあ」とちょっと感慨深いものがありましたっけ。

 

貴城は同期にさきがけて「ささら笹舟」でバウ主演を張り、ベルリン公演にも

抜擢されて行ってましたので、78期の中では非常に恵まれた地位にいて

非常に期待されていたのがわかります。

(花の瀬奈じゅんなんか、一時的に水夏希より下に扱われていた時代が

あったし・・その水が雪に来て貴城が移動するなんて因果よね・・)

 

確かに華やかな顔立ちをしているし、技術的にも文句なしの貴城ではありました

けど、雪組の優等生さん達の中にあっては何となく堅苦しい印象があり、

あまり融通がきかなそうだなあ・・・というイメージがありました。

そんな彼女を見直すきっかけとなった作品が、朝海ひかる主演の

アンナ・カレーニナ」のカレーニン少佐。

無表情で冷たくもありながら妻をとても愛している役でしたが、正直主役の

朝海よりもいい出来で、その大人の雰囲気に脱帽したのを覚えています。

貴城は感情をあからさまに出す役柄よりも、抑えて耐えている役柄の方が

個性が出てとてもかっこいいらしく、「追憶のバルセロナ」のクリストフ、

春麗の淡き光に」の源頼光、「霧のミラノ」のカールハインツ、

ベルサイユのばら」のアンドレなどが素晴らしい出来だったと記憶しています。

まあ、どちらかという「助演」が上手な人という印象でしょうか。

 

その彼女が助演を超えて活躍したのは朝海ひかるの時代になってからでした。

 

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チョコ川柳

2007-02-11 19:53:19 | つれづれ日記

いうまでもなく、本日は建国記念日の筈・・・なんですけど

ただの3連休にしか見えないのが悲しい

まあ、本当の建国記念日がいつかはわからないんですけど、そうはいっても

もうちょっと楽しくお祝いしたりしないんでしょうか?

アメリカみたいに

 

 バレンタインも近いですよね。

今日、デパートのチョコ売り場に行って来たら、心なしか売り場が縮小されて

種類も減ったような気がしました。

「本命」には今時は手作りチョコみたいですね

義理チョコ」よりも「友チョコ」の方が大事で・・・友チョコも手作りが多いのかな。

ちょっと前みたいに、凝ったつくりのチョコよりも、

沢山入っているか超高級なのかしか売ってなかった気が。

バレンタインもそのうちなくなるかも。

 

そうはいってもメリーチョコレートさんが公募した「チョコ川柳」には

3万もの応募があったようですね。

 

 チョコだけで射止めた割にはいい夫

 ああ無情チョコで釣られて濡れ落ち葉

 渡すまでの時間が私のバレンタイン

 告白前自分もチョコ食べ勇気出す

 俺にチョコ?君は見る目があるんだな

 義理チョコの価格談合女子社員

 チョコ並みに仕事もらえと鬼社長

 チョコもらい離婚ないなとほっとする

 本命も義理も卒業夫婦チョコ

 

いやーーみなさん、本当に上手ですね。

では私も一句。

 チョコ上げるだからダイヤで返してね

 年々と質より量の馴れ合いチョコ

 夫より息子のチョコが大きいの

 

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宝塚コラム・・・さよなら貴城けい1

2007-02-10 21:22:55 | 宝塚コラム

 さよなら貴城けい・・宝塚最後の貴公子 

 

宙組の「維新回天・竜馬伝」「ザ・クラシック」を見て、

いいようのない悔しさと悲しさに打たれてしまいました

これぞ断腸の思いというのでしょうか。

かつて、こんな不遇なトップがいたでしょうか・・・(いたかもしれないけど)

匠ひびき絵麻緒ゆうも、今回の貴城けいに比べたらどんなにか恵まれ

どんなにか惜しまれ、どんなにか自己完結出来たことか

何の因果で縁もゆかりもない組に突如落下傘のごとく下ろされ、

初めて組む相手役に馴染みの薄い二番手、三番手を従えて

たった1作のお披露目とさよならを兼ねた作品で主役を張り、しかもその

作品が全く本人の為にあてがきされたとはいえず・・・

入団以来、雪組の御曹司として大事に大事に育てられて来た貴城が

何でこんな仕打ちをうけて「さよなら」と言わねばならないのか

本当に今の歌劇団のやり方には疑問・・いえ、反発を感じざるを得ないです。

 

石田先生の「維新回天・竜馬伝」はとりもなおざす、真矢みきの印象が強い

作品で焼き直しというよりはつぎはぎだらけの超駄作。

誰が見たって貴城は竜馬のイメージではない

これが単なるお披露目だったら「試しにこういう作品をやらせてみました」で

済むけれど、さよならなればきちんとあてがきして欲しかった。

貴城は新撰組なら沖田か山南、幕末の志士なら勝海舟だし・・いえいえ

それよりも平安の貴族、それがかなわぬならせめて源義経をあててほしかった。

何が悲しくて一番イメージと程遠い竜馬を演じなくてはならなかったのでしょう。

 

貴城の着物での立ち居振る舞いは本当に見事で、それゆえに

日本物に慣れない宙組を逆に際立たせてしまい、楽も近いというのに

何となくお互いがギクシャクしているような演じっぷり

宙組に馴染めない貴城、貴城をどう扱ってよいかわからない宙組の間で

あてのない駆け引きをしているような舞台でした。

 

「ザ・クラシック」の方はショパンに貴城をあてたはいいけど、人生を追うでもなく

断片的に楽しい場面ばかり。

お披露目のいい作品と笑いたいけど、笑うわけにもいかず、でも思い切り

泣くわけにもいかず、ごてごてのコスチュームを華麗に着こなす貴城と

都会的なムードの2番手以下、これまた隔絶された感あり

 

本当に本当に何が悲しくてこんなことに・・・・

これではファンも涼やかな涙を流す・・というわけにはいかず、あとに残るのは

恨み節ばかり。

貴城のあまりに痛々しい笑顔がよけい「別れの曲」と重なって、ファンの心の中に

大きな傷を残しました。

あの笑顔をつむぎだすまでにどれほどの葛藤があった事でしょう。

それを思うと、地団太を踏んで座り込みでもしたい気分です。

私達は夢を見に劇場に通うのであって、こんな悲劇をみせられるために

通っているのではないと。

 

貴城けいは、「貴公子」という言葉が非常に似合う人でした。

「御曹司」という言葉もぴったりでした

雪組にどんな嵐が吹き荒れようとも、彼女はちゃんと動かずにそこにいて

風を受けつつ自分の役割をきちんと果たしてくれた人でした。

美しい顔立ちに映えるのは、美しい公達装束でした。

上品で威厳があって、見る人を納得させてしまう台詞回しを私達は

普通に、本当に普通に見ていたのですね。

その貴重さに気づくことなく。

失って初めて・・・多分わかることなのかもしれません。

この時代、宝塚の中で「貴公子」を表現出来る役者は彼女だけだったと。

 

けれど、貴公子には悲劇が似合うわけで。

それを思えば貴城を襲った悲劇も予定調和の流れだったのかもしれません。

幸せな貴公子は絵にならない。

苦悩と痛々しい傷を負ってなおかつ嫣然と微笑むしぐさの妙。

これが貴城けいの真骨頂だったのかもしれませんね。

 

今、走馬灯のように彼女の舞台姿が浮かびます。

舞台を見つめながら「うまいっ」と膝に手をあてて心の中で叫んだ思い出が

よぎります。

舞台が好きな人間にとって、いえ、宝塚が好きな人間にとって、その尽きない

欲求を満足させてくれた存在。

それが貴城けいでした。

下級生の頃からずっと・・・・・・

そうえいば・・下級生の頃から見ていたんだなーーと・・・・

気づいたのでした。

 

   つづく。

 

 

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エラいところに・拝啓、父上様

2007-02-09 10:50:37 | ドラマ・ワイドショー

 今日は子供達の中学校がお休みだったので、ヨンジュナ君は

ジュニアと姫に見守られて保育園に行きました

いつもなら歩く所をずーーーっとにぃにぃに抱っこされて

ああ、麗しき兄弟愛

 

 エラいところに嫁いでしまった 

今回は君子の実家の両親のお話です

君子が怪我をしたのをきっかけに姑と実家の両親が駆けつけてきたのは

いいけど、マンションの中はごちゃごちゃ。料理はダメ。

両親は何かとおねえちゃんと比較して君子に言うので、何とお姑さんが

親孝行のお手伝いをしてあげるわよ」という事に

 

それにしても磯次郎君の「おばかキャラ」はますますヒートアップしております。

彼、何かと「僕に任せてよ」って言うけど、そういった時にはろくな事にならなくて

掃除をさせりゃ押入れに突っ込んでどざっと落ちてくるし、食事に行って

ワインを注文しようとすればヒトケタ間違えてあやうく25万のワインを注文

する羽目に・・・・

さらには「君ちゃんはコンビニ弁当の最新情報はしっかりチェックしているし

と、あられもない暴露を・・・ (ここまで来るともうお馬鹿そのもので、腹も

立たないけど、あっけなくいい方にとるお姑さんもすごいわ)

そもそも磯次郎君はちゃんと会社に行っているのでしょうか?

フリーライターの君子はいいとして、しょっちゅう会社を休んでいるような気が・・

と思ったら実は土日の設定だったりするんだけど

どうもお仕事しているようには見えないのよねーー

 

「親孝行のお手伝い」はいいけど、24時間営業のスーパーに朝の5時に

買出しに行って旅館の料理みたいなのを作らされたり、観光に連れて

行ったりと大変な目に。

挙句に「お前一体何をやってるんだ」と親に説教されて逆ギレの君子・・・

元々あったコンプレックスを刺激されて険悪な状態に

でも、そういう子でも「褒めれば育つ」のごとく、お姑さんは褒めて褒めて

褒め倒すんだからすごいわーーーー

ああ、ああいう姑が欲しいっ

まあ、ちょっと勘違いが多くて騒動を巻き起こす姑ではあるけど、でも悪気は

ないし、とってもいい人だわあ

で、今回、本田博太郎さんの台詞は「うん」の一言でしたっ

ちなみに、マツケンのチケットの柄は「遠山の金さん」さりげなく番宣やって

たわけねーー

 

 拝啓、父上様 

今回はコメディ編なんでしょうか・・・・

女将さんがいないってんで大騒ぎしている中、当のご本人はのんきに

テレビ見てみかんを食べてたわーー 可愛いっ

竜さんが迎えに来ても「おみかん食べかけだから・・このみかんは紀州の

なのかしらねーー」とわけのわからない事言って時間稼ぎ。

これまた可愛いっ

しかもあっさり帰っちゃうし・・・おいおい一平君の事はどうするよっ

 

その一平君は店を辞める覚悟でふらふらと外に出て・・・・

シャクハンさん、りんごの君、そしてお嬢さん・・と3人に会って全部

コーヒーをおごってもらい、さらに妄想を膨らませたわけで・・・

あのりんごの君は実は唐沢ナオミという日本人で、フランス語の勉強中

なので、月水金はフランス語しかしゃべらないと決めているそう・・

ゆえに一平も

フランス料理の勉強をする為にパリに行くという道もあったわけで。

そうすると向こうでナオミさんと落ち合いパリの町を二人で手を繋いで歩き

別々に住むのは勿体無いから一緒に住まない?なんて彼女は言うわけで。

同じアパートから彼女はパティシエの勉強に、俺はフランス料理の勉強。

毎朝同じバスで通うわけで・・・」

一体、その妄想、どこから来るのかーー

そのくせ「フランスってどこだ?」と全然わかってないわけで・・・・

 

一平という子は非常に能天気で妄想好きなんだって事わかりました。

とはいうものの、結局は店に戻って来た彼。

今度は竜さんが店を辞めるって。

ああ、見逃せない来週です。

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ハケンの品格

2007-02-08 10:15:41 | ドラマ・ワイドショー

 ハケンの品格 

 

今回は嘱託社員の小笠原さんのお話ね

全くパソコンは使えないわ、仕事についていけない彼を嘱託から外す・・・

つまり契約の更新はしないと決めた人事

嘱託と派遣・・・この似て非なるものが問題なわけですよねーー

 

嘱託の小笠原さんは元々は正社員だったわけで。

ゆえに里中主任も東海林さんも何とか彼を守ろうとするわけですね。

そこにある「」は正社員同士の繋がりが作り上げているもの

一見麗しいけれど、大前さんに言わせると

派遣は3ヶ月に一度リストラの恐怖に晒されるんです。あの人は会社に

甘えて危機感がなさすぎたんです」

とばっさり・・・ゆえに東海林さんに「お時給インベーダー」と

呼ばれてしまいました。

そうだよねーー

考えてみればこんな人事の事を派遣の彼女に相談する事自体がおかしいので

あってさーー

 

それでも結局は小笠原さんを助けてしまう大前さん。

だから好きなんだけどねーー

国税局の調査に慌てふためいて書類を捜す正社員さん達を尻目に

私達には関係ないもんね」と言い切る派遣さん達、日頃の鬱憤をはらした?

それにしてもっ

社員食堂のカレーライス、社員が350円で派遣が700円というのは

差別じゃないですかーー

同じ仕事してるのに、こんな所で差別しなくてもいいじゃないのーーー

本当にこういうことがあるのかなーー

こんな身分差別、絶対許せないですよ

だって、結局書類探しも書類整理も派遣さん達が手伝ってるじゃないの?

ねえ・・・・

 

さらにびっくりした大前さんの資格

「昇降機検査」の資格を持っていたって?

彼女、一体いくつ資格を持っているんでしょうか

こんな人が身近にいたら、どんな会社でも大助かりでしょうね・・・・

 

とはいうものの、今回は正社員の悲哀も感じてしまったというか。

小笠原さんを守りたかったけど何も出来なかった」と嘆く里中主任に

仕方ないじゃないか。俺たちは会社に根を張って生きているんだから。

その土台だけは変えられない。あいつ(大前さん)の真似なんかしたら

俺たちは確実に弾き飛ばされる」

ああ、これぞ会社の歯車にしかなれない正社員の嘆きですね

自由だけど保障のない派遣。安定しているけど思い通りにやれない正社員。

どっちもどっちだなあ・・・と。

 

今回の大前さんは前回までのクールなイメージと違って、ちょっと

崩れてきたというか、人間らしくなってきましたね。

「契約の更新はしない」という小笠原さんに

社員なら社員らしく会社にしがみついてください」と泣かせる台詞を・・・

なかなかにいいラストでしたね。

 

さあ、来週は「助産師」大前春子さんですかーー楽しみです。

(篠原涼子・・確かに太ったかも。あごの線が二重になってる・・・)

 

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過労死は自己責任って・・・

2007-02-08 09:56:39 | つれづれ日記

 何でこうも問題発言ばかり出て来るのか。

柳沢某の「健全」発言よりも、こっちをもっと問題にして欲しいです

 

言うまでも泣く、労働政策審議会の分科会委員奥谷さんの発言ね。

彼女、今話題の派遣会社の社長さんなわけねーー

で、なおかつ「ホワイトカラーエグゼンプション」の熱烈推進者との事で

「東洋経済」に語った言葉としてのっているのが

経営者は、過労死するまで働けなんていいません。

過労死を含めてこれは自己管理だと思います」

祝日もいっさいなくすべき」

「労働基準監督署も不要」

です・・・

審議会の分科会でも「労働者を甘やかしすぎ」と発言したそうです。

(一体何様・・・・)

彼女いわく

倒産しても、会社は社員を守ってくれない。

早くから自律的な意識を持つべきで、

労働者への激励のつもりで発言した」とのことです

 

もう・・・言葉もありませんわ。

じゃあ、「社員」などというカテゴリーは必要ないじゃないの。

愛社精神もなく、自分の為だけに「お時給」で働く事が是なわけ?

ドラマでは「残業はいたしません」って言えるけど、本当に会社の中で

それがいえる人が一体何人いると思うんでしょうか

確かに「過労死するまで働け」とは言わないでしょうよ・・・・

でも、じゃあ、なんで過労死する人が増えているの?

みんな自己管理が悪かったっていうわけーー

 

奥谷さんの発言は派遣会社の社長だから言えることかもしれないけど

自分の会社の社員がみんな「残業しません」だの「過労死するからこれ以上は

働きません」なんて言ったらやっぱり怒るんじゃないかしら?

 

「労働者を甘やかしすぎ」って・・・・

徳川家康きどりなの?・・・どうしてこうも「上から見下ろす」タイプの人ばかり

優遇される時代なんでしょうか・・・

コメント
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