ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

八重の桜

2013-01-07 11:39:51 | ドラマ・ワイドショー

 小栗旬と山田優が結婚式をしたそうで。写真を見たら

久しぶりに芸能人のウエディング姿を見たなあという気持ちになりました。

ひところの地味婚もすたれ気味?

 

野球には興味ないんですけど、チョ・ソンミンとかいう人が自殺したって?

何と彼の恋人が自殺した女優のチェ・ジンシルで、彼女の自殺ののち、弟も自殺。

韓国では「悲劇」と言われたっていうけど、これって悲劇とかいう問題

こんなに自殺が連鎖する状況って・・・・・

「恨」の行きつく先は自殺なのかしら?

 

 朝ドラ「純と愛」が新バージョンになって、なかなか面白い事になってます。

実は純や愛の実家でのゴタゴタとか気まずさって、どこの家にも多かれ少なかれ

ありますよね? そこらへんの妙なリアルさに時々ドキっとします

純が「里や」でまたウザい行動を始めたんですけど、今回はみんなスル―で・・・

一番笑ったのは里さんが映見くららを紹介する時「宝塚みたいな名前でしょ?」

って・・さらに本人は「裕次郎と天海のファンだからニックネームは「BOSS」」って。

こういう事がNHKで許されるようになったんだなあと、感動してしまいました。

 「ATARU」は遊びが過ぎるような?

一歩間違えば「踊る大捜査線」のようにふざけたドラマになってしまいます。

一番の原因は蛯原が警察を辞めた事で捜査に入りづらくなった事。

何で辞めさせたかなあ。変な探偵事務所なんかやり始めるから、一々面倒。

村上弘明も何だかうっとうしくて・・・・

でも弟とのエピソードはなかなか感動的で

堀北真希が出てきたという事は、続編ありか?ちょっと期待

 

 八重の桜 

初回の視聴率21・4%だそうです。「平清盛」を上回った程度。

まず、相対的に面白かったーー

 綾瀬はるかの美しさに驚き

銃を構えている姿が本当に美しい 「ハンサムウーマン」と呼ばれるわけが

わかりそうな感じ。

そしてオープニングの映像の中の彼女はさらに美しい

オープニングの数分だけで思った事は「平清盛」って一体なんだったんだろうと

いう事です。

ドラマを見る側からすればやっぱり映像は綺麗にこした事ないし、ストーリー運びも

わかりやすいにこしたことない。

戦闘中ならそれこそ土埃に煙が充満・・・の筈なんだろうけど、そういうものを出しつつも

それぞれの顔がはっきり見える事。山や平原の美しさも見える事。

これは大事だなあと思いました。

 子役の可愛らしさに感動

まず、八重役の鈴木梨央ちゃんが可愛い

お転婆で向学心旺盛な女の子を熱演 本当にこんな少女だったんじゃないかと

思いました。 他の子役たちもそれぞれ役になりきっていましたし。

梨央ちゃんと西島君の兄と妹っぷりは本当にうらやましい程で。

「こんなお兄ちゃん欲しい」とか「こんな妹がいたら」とかテレビの前でつぶやいた人

大勢いたんじゃありませんか?

 なまりがわからん

東北出身の私ですらセリフがわからなくて・・・聞きづらかったのは事実。

はっきり言って何言ってるんだかさっぱり

さすけねえ(大丈夫」は字幕が出たけど・・・他はもう完敗

という事はみんなきっちり会津の言葉をしゃべっていたという事になるんですね。

 会津の特徴

今回、容保公がお国入りするシーンから始まりました。

今までそういう展開がなかったから、松平容保公が実は養子だったという事を

知らない人が多数だったんじゃ?

容保君は実は「高須4兄弟」という尾張公・高須公(一ツ橋藩主)・会津公・桑名公

というやたら出世した4兄弟の一人。その中でも容保は一番の悲劇に見舞われた人で

尾張公は死ぬまでこの弟を気にかけていたという話。

容保の他に照姫が養女となりますね

つまり元々は会津とは関係ない容保君。会津にやってきてギャップの激しさに

戸惑った事でしょうし、会津独特の身内意識の中に入り込めないコンプレックスも

あったんじゃないかしら?

それが後に、頑固な「会津の家訓」誇示に繋がったのではないでしょうか

 

ドラマの中に門が映っていた「日新館」

ここは出来た当初からよくいきました。我が家の姫もドラマを見ながら

「本当に何度行ったかわかりゃしない」と言った程。

住宅地と田んぼの中に忽然とだだっ広い日新館が登場するんですよね

あの門の前は駐車場です。

会津の男子は6歳でこの「素読所」に入り、「」という集団に入ります。

これって今でいう宝塚音楽学校組織みたいな所で、上下関係と礼儀と身内意識を

育む場所。

年下は年上に従わなければならないけど、年上もまた年下に対して恥になる行いは

してはならず、面倒もみなくてはいけない

この日新館に来ると、最初に会津の歴史を学び、それから展示物を見つついくと

「什の教え」を教えてくれる広い場所へ出ます。

なかなか面白い所ですよ

ドラマの性格上、かなり男尊女卑ですよね?

お八重さんの所は、弟がひ弱だった・・・という話?男と女が逆になって生まれて

くればよかったのにと言われた程。

実は「什の教え」にも「女の言う事に耳をかしてはなりませぬ」というのがあって。

さすがに今はそこが削除されてますけど

でもならぬことはならぬ・・・というのは教育上とてもいい教えだと思います。

子供たちが小さい頃、よくぐずる二人に「ならぬ事はならぬものです」と言った覚えが・・・

今もヨンジュナに言い続けているけど、ヨンジュナは「そんな事ないもん」って

反抗的です

 出演者について

西島秀俊・・・・山本覚馬。会津の砲術指南ですね。八重とはいくつ違うのかしら?

         お兄さんというよりお父さんみたいだけど。

西田敏行・・・西郷頼母って・・無茶や 一体いくつの設定だよーー

         どうみたっておじいちゃんにしか見えないってば。

綾野剛・・・松平容保。写真のお殿様のごとくハンサムでほっ

       そういえば容保公は本当にハンサムだったのよねーー土方さんといい勝負。

       腺病質の設定だと思うのですが、雰囲気はぴったりかな。

長谷川博巳・・・・川崎尚之助。後にお八重さんの婚約者ですか?まだよくわかりません。

そして綾瀬はるかですが。予告編で「はい」って答えた姿が「JIN」の咲さまで

 

吉田松陰が山本家に来るとかーーありえないっていえばありえないけど。

まあ、それはご愛嬌って事で。

 

 

コメント (7)
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韓国史劇風小説「天皇の母」87(さあフィクション)

2013-01-06 16:19:16 | 小説「天皇の母」61話ー100話

妃殿下。妃殿下。どうかお起きになって下さいませ」

自分を起こそうとする声が聞こえる。うるさい。

昨日、寝たのは何時だったか・・・・確か夜中の3時くらい。

今何時?7時?4時間しかたっていない。

妃殿下。朝でございます。殿下が食堂でお待ちになっておられますから」

女官の声が悲鳴に聞こえるので、マサコは仕方なく目をあけた。

妃殿下。どうか洗面を。それからおぐしを整えて、お着替えになって」

うるさいわね。何で命令するの」

マサコは眠気といら立ちに思わず乱暴な口をきいた。

命令だなんて。殿下をお待たせするのは失礼にあたります」

女官長も負けてはいなかった。

待たなくていいって言ってるじゃない。私、疲れているのにどうして起こすの?」

公務のお時間が」

具合が悪いの。今日はお休みします」

具合がお悪い?では侍医を呼びます。どんな風に具合がお悪いのですか?」

頭が痛いし、微熱もあるし。だから今日は休みます。ほっといて下さい」

そうはまいりません。妃殿下の健康管理も私達の仕事ですから。まずお熱を測って

下さい。それから詳しくおからだの様子を」

プライバシーの侵害」

マサコは叫んだ。

勝手に私に触らないで。何でそうプライバシーを侵害するの?わけわからない」

「妃殿下・・・」

女官長はため息をついた。

どうかしたんですか?」

気が付くとドア口に皇太子が立っている。どうやら食堂でマサコが降りてくるのを

待っていたが、待ちきれずに来たらしい。

おはよう。どうかしたの?」

・・・・・・」

マサコは黙り込んだ。女官長が代わりに答える。

妃殿下は今朝はお具合が悪いと」

え?そりゃ大変だ。すぐに侍医を呼んで。どんな風に悪いのですか?

熱はあるの?」

頭が痛いの。一人で寝ていたいんです」

まずお医者に見せないと」

「私が具合悪いって言ってるんだから悪いんです。熱があるっていったらあるの」

「じゃあ、お薬を」

いらない。ほっといて欲しいの。一人にして」

マサコはほぼ半狂乱になりつつあり、皇太子は困り果て女官長も狼狽する。

とりあえず、侍医を呼んで。それから落ち着くような飲み物を持ってきて。

僕は部屋を出ますから」

皇太子はそそくさと出て行った。女官達も逃げ出すように出ていく。

マサコは思い切り布団にもぐりこんだ。

今、お水をお持ちします」

女官長は諦めて出て行った。

 

マサコの心はいら立ちと苦しみと怒りで一杯だった。

こんな筈じゃなかったのに・・・一体誰を恨めばいいのか。

結婚して最初は楽しかった。

綺麗な服をとっかえひっかえ着替えて、どこかへ行くたび「マサコさまー」と

声がかかり、みんな最敬礼で迎えてくれる。

公務先の施設は完璧だし、食事もおいしい。

多少、堅苦しい式典出席を我慢しさえすれば、「皇太子妃」の地位はこの上なく楽しい

ものだった。

しかし、1月経ち、2月経ち、3月経つ頃には

ご懐妊はまだか」という報道が増え、誰に会ってもそれを期待されていることに気付いた。

3年間は子供を作りません」と両陛下に言ったら、ものすごくびっくりした顔をされて

どうしてですか?」と聞かれた。

だから「子供を産むより皇室外交をしたいからです」と答えたら

皇室外交・・・は仕事ではありませんよ」と言われて、今度はこちらがびっくりした。

慌てて皇太子は「マサコはまだ皇室に慣れていないので、なじむまでは子供はいなくても」

ととりなしたが、「皇室外交は仕事ではない」というセリフが気になって皇太子を追求した。

一体、どういう意味なの?私、皇室外交しにここに来た筈よね?」

そうですよ」と皇太子はにこにこして答えた。

じゃあ、何で両陛下は違うっていうの?」

両陛下のお考えでは、皇族は国民の為に尽くすものだという事です。でも僕達は

僕達なりに国際的な皇室をめざしていけばいいんじゃないかな」

とわけのわからない言い方をする。

まるでけむに巻かれたみたいな思いでいたら、今度は毎日のように国内公務ばかり

押し付けられる。

「外国にはいつ行けるの?」

それは政府が決める事で」

外国旅行が出来ないの?国内ばかりでうんざりなんだけど

「そのうち、そういう話も来るでしょう」

皇太子の言う事は要領を得ない。

さらに、自分とは全く関わりのない学習院のOBらと会わされたり・・・何を話していいか

わからなくなり、そのうち退屈してきたので「具合が悪い」と言って途中で逃げ出したら

妃殿下としての自覚が足りない」と言われてびっくり。

登山にも付き合わされて。どうしても二人で仲良く山を登る絵が欲しいというマスコミのせいで。

しかも「手作りのお弁当」を作れとかなんとか?

冗談じゃないわ・・・って言ったら侍従や女官が影でこそこそと

「可哀想な皇太子殿下」と言ってるのを聞いてしまった。

また、勤労奉仕団への会釈が毎日のようにあり、そのたびに知らない人と会話を

しなくてはならず、どうにも面倒で仕方ない。

「接見」も最初は「石鹸」と間違えたくらいやたら多く、その度に下調べの為に

資料を沢山渡されるし。これでは休む時間がない。

外国へいかせてくれるという約束はどうなったのか。

「日本にいらした外国の方々を接待するのも大切な皇室外交です」

東宮大夫に言われた。

でも、それは本来自分がやりたいことではない。

私は外国に行きたいのだ。

それでも、ロシアのエリツィンとかアメリカのクリントンとか、有名人と会うのは楽しい。

通訳なんか通さずに得意の英語でバンバン会話したら、今度は叱られた。

妃殿下。外国要人との会話は相手をやりこめてはいけないのです」と。

やりこめているつもりはない。議論をしているだけなのに・・・・

でも男なんて一見バカそうな顔をしている女性の方が好きなのだ。あのエリツィン

だってキコの方ばかり見て楽しそうに話していた。

キコは「ロシアの冬は本当にお寒いそうですね。日本の冬はいかがですか?」

などというどうでもいいような話をする。

ロシアが日本より寒いのは当たり前の話じゃないの。それを言うならロシアの住宅や

車は氷点下何度まで耐えられるのかとか、せめてロシア的社会主義の行く末について

語るべき。

「政治を語ってはいけません」と注意されてびっくり。

気が付くと自分の回りが全部「あれをしてはだめ、これをしてはダメ」の連続になっていた。

期待される事と言ったら「ご懐妊」こればかり。

私は子供を産む為に結婚したんじゃないのに。皇室外交をする為に結婚したのに。

毎日、毎夜、今日は皇太子と一緒に寝るかどうか・・女官も侍従もじっと見守る。

気持ち悪いったらありゃしない。

彼らの同情をいっせいにひいているのは皇太子だ。

「結婚したというのに、妃殿下と一緒にお休みになれない」

「何で拒否するのかわからない

本当にお気の毒」

そんな陰口があちらこちらから聞こえてくる。

その時、初めて知った。私は人身御供なんだと。

皇太子との結婚によって、無理やり夜を共にしなくてはならず、生涯その身を皇太子の

側に寄り添って「妻」の役割をしていかなくてはならない人身御供。

何を今さら・・・まあちゃん。あなた。しっかりしなさいよ

東宮御所に来た母は泣きそうな目で言った。

結婚するってそういう事でしょう?私だってあなたのお父さんと結婚してあなたたちを

産んで。外交官夫人として頑張ってきたんだわ。まーちゃんは皇太子殿下と結婚したから

皇太子妃なのよ。当然、お世継ぎを産まないと」

そんな約束してないじゃない。お父様はそんな事を言わなかったわ」

それは・・言わなくてもわかると思ったからよ」

「お父様は私を騙したのね。お父様だけじゃない。殿下も私を騙したわ。結婚さえすれば

皇室外交させてくれるって約束だったのに、外国に行けないし、わけのわからない人達

と会ったり式典に出たり。祭祀があんなに辛いものだなんて教えてくれなかった」

まあちゃん。落ち着いて。外国はそのうちきっと行かせてもらえるわよ。あなたにふさわしい

外交をさせてもらえるわ。なんたってお父様は国連大使になるんだから」

「本当に・・・・?」

本当よ。もう少し我慢しなさい」

でも。私、あの人と一緒に寝るのは・・・」

じゃあ、具合が悪いとか何とか言って暫くは一人でいたらいいわよ」

母の言葉はどう考えてもその場しのぎに過ぎなかったし、皇太子の顔を見る度

「今日は?」と聞かれているみたいで本当に嫌になってしまった。

結婚当初は「疲れている」の一言ですんなり納得してくれた皇太子も、さすがにこのころに

なると拒否されているのがわかるらしく、ちょっとぎくしゃくするようになった。

僕達、付き合い始めて短いから、もう少しお互いをよく知らないといけませんね」

別に知りたくもないけど。

 

日々が流れるうちに、最初は「愛すべき失敗」などと言われていた公務先の失態も

(例えば、立たなくていい場面で立ってしまうとか、皇太子の後ろを歩かないとか

イヤリングを落としてそれを皇太子に拾わせるとか)

段々「妃殿下の自覚を以て頂きたい」という東宮職からの苦情になって出てくる。

皇室ではあくまで皇位継承権を持っている方が上です。妃殿下は一歩下がって

お支えする立場です。そして一日も早くお世継ぎをお産み下さい」

何という人権蹂躙の世界。

皇太子殿下には敬語でお話し下さい。皇太子殿下をおたてください」

自分としても頑張ってきたつもりだが、侍従長や女官長に言わせると

「不遜な態度」らしい。

人権蹂躙の世界で日々、プライバシーを侵害されて生活している自分こそ本当の

被害者であり、今こそ、その差別の壁を破らなければならないのだ。

でも、そんな事を一生懸命に語っても何も変わらず。

そのうちに公務をしようという意欲がなくなり・・・・

御風邪でしょうか

侍医がやってきたのでマサコはいやいや起き上がった。

少しお熱があるようですね。とはいっても微熱ですが」

微熱?もしや・・・・?」

女官長が期待の声をあげる。侍医はちょっと微笑んだ。

検査いたしましょう」

ああもううんざり。誰もかれも考える事は同じ。

ありえないから。

 

その後、マサコは体調を崩して3週間以上公務を休む羽目になった。

微熱が続いたのでもしや肺炎では?とレントゲン検査をするやら血液検査をするやら。

しかし、どこにも異常は見当たらず。

いうなれば「慣れない環境に適応するのが難しい」「ストレスを抱えた状態」との

診断が下された。

すると宮内庁は、東宮の公務を一気に減らし、夫婦での鑑賞や静養に重点を置くように

なった。

しかし、二人きりを強要されているようでますますマサコは心を閉ざし

部屋に引きこもるようになった。

やりたい事 → 外国へ行き、要人と話をして注目される事

          自分の学歴やキャリアが賞賛され、みながひれ伏すこと

やらなければならない事 → 世継ぎを産む事

                   しきたりに従う事

                   妻として夫をたてる事

やりたくない事 → 子供を産む事

            時間通り動く事

            命令される事

こんな風に紙に書けばきっと現実と理想のギャップがわかったのかもしれないが

今のマサコには理論的に考える余裕も機転もなかった。

ただただ、自分をこんな環境においやったヒサシと皇太子に向かって恨みつらみを

述べるばかりだったのだ。

 

そんな春のある日、アキシノノミヤ妃の懐妊が発表された。

 

                   

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皇室ウイークリー

2013-01-05 16:57:56 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

12月28日・・・天皇陛下 → 国会開会式

                   通常業務

            両陛下 → 侍従長・侍従次長・女官長らから歳末の挨拶を受ける

                     長官と参与らと夕食

12月29日・・・両陛下 → 佳子内親王より誕生日の挨拶をうける

12月31日・・・天皇陛下 → 節折の儀

1月1日・・・天皇陛下 → 四方拝

                 晴れのご膳

         両陛下 → 新年祝賀

                 新年祝賀の儀

1月2日・・・両陛下 → 新年一般参賀

                皇太子夫妻・秋篠宮夫妻と昼食

1月3日・・・両陛下 → 元始祭の儀

 

皇太子殿下

1月1日・・・歳旦祭の儀

        新年祝賀の儀

    皇太子妃殿下 → 新年祝賀(皇族のみ)

    愛子内親王 → 新年祝賀(未成年皇族のみ)

1月2日・・・両殿下 → 新年一般参賀

1月3日・・・元始祭の儀

 

秋篠宮両殿下

12月28日・・・紀子妃殿下 → 結核予防会事業部らと会う

12月29日・・・佳子内親王 → 誕生日の為参内

12月31日・・・秋篠宮殿下 → 大祓えの儀

1月1日・・・両殿下 → 新年祝賀の儀

       佳子内親王・悠仁親王 → 新年祝賀(未成年皇族)

1月2日・・・両殿下 → 新年一般参賀

1月3日・・・秋篠宮殿下 → 元始祭の儀

 新年映像の中で、悠仁親王が見ているサケのペーパークラフトと図鑑は宮がお持ちになったものだそうです。

   賢いっていうか・・・・

  折り紙とペーパークラフトは本当に得意でいらしゃるのですね。

 

新年映像は   こちら

 

 今年の課題 

新年映像を見たり、一般参賀の様子を見る限り、今年も何も変わらないなというのが感想です。

今年も皇太子一家は好き放題あそびまくるんだろうなと。

皇太子の誕生日会見「長い目で見守って」「雅子は本当によくやっていると思います」

・3月のスキー

・私立小学校作品展にドタ出して長居。買い物し放題。

・愛子内親王行事無欠席

・ゴールデンウイーク・夏休み・秋休みの長期静養(ほぼ一か月)

・静養先での貸切と高級ディナー

・運動会の席取り

・波浪委員・クリスマスパーティ参加

・登山と鑑賞公務

これらは絶対的に毎年行うものであり、誰も止められない。

10年これですよ・・・・10年。

一度受け付けられた「お可哀想」イメージを払しょくする事は出来ず、テレビで皇室報道がされる度に

コメンテーターが「可哀想な雅子様は海外静養すべきですね」とか「お元気そうでなによりですね」とかいうのを

ただ黙って聞くしかない。

週刊誌等でいくら批判を繰り広げられてもご本人達は「どこ吹く風」

それでも去年は「雅子妃は本当に適応障害なのか」という問題意識が出たのは+とすべき所。

とはいえ、その答えが「うつ病」というのでは話にならず・・・・・ 

主治医の大野医師もまたどこ吹く風で東宮の威を借りて絶対に記者会見を行わない。それを容認する宮内庁。

 

今年は皇太子夫妻が結婚して20年目にあたります。

20年のうち、雅子妃が本当に皇室になじもうとしたのは数か月で、あとはなんやかやと理由をつけては公務をさぼり

両陛下に反発してきた事実があります。

週刊誌・マスコミはこの20年目の節目に、この東宮家問題がなぜ起きたのかを再検討するべきだと思います。

今までのように安易に「高学歴キャリアウーマンが伝統と格式の壁にぶつかって個性を潰された」事による適応障害発症

ではないと広く国民に認識させなくてはならないのです。

「お可哀想」から「家庭内DVの加害者である」という認識に転換しないといけないのだと思います。

皇太子は被害者であると同時に、加害者に同化してしまった半加害者。被害者は内親王と両陛下・秋篠宮一家・学習院

その他もろもろ・・・・そのような事実をきちんと暴いた上でなければ「廃太子」に持っていく事は無理でしょう。

 

「皇室」というだけで日本人は言葉を失って批判する事を恐れます。 

その理由は

戦後の反日教育の結果、「皇室」に関わることを口にすると「右翼」と勘違いされて非難される

という事ですね

国民はテレビに映る皇太子夫妻の異常な光景を見て、内心では「何これ?」と思いつつ、表面的には「お可哀想」を

貫き、そのうち無関心になっていく

それで得をするのは皇太子一家であり、高円宮一家です。

なんぜ支給される税金の使い方について、ほぼノーチェックですし、公務をする義務を負わないので遊びまくろうが

贅沢しようが責任はない。

高円宮承子女王のようにイギリスであれ程の破廉恥な行動をとったとなれば戦前なら身分剥奪です。

なのに27歳になろうというこの時期、まだ学生をやっていて卒業できるめどもない。

「プータローです」というより「大学に在籍している」と言った方が聞こえがいいのは庶民も皇族も同じだからでしょう?

次女の典子女王は大学卒業後はどこに務めるでもなく、何をやっているのかほとんどわかりません。

でも国民は文句を言わない。「女王殿下」と敬称付きで呼ばれ、側衛が付き、そういう生活を「窮屈で自由がないわ」などと

嘆く事も許されている。

皇太子一家に関しては、事もあろうに娘が通学する学校に嫌がらせを続けて、とうとう学校の品位を貶め、もしかしたら

私立学校として立ち行かなくなるおそれもある状態にしてしまった・・それでも「悪いのは学習院」と報道させるし

それが正しいと思い込んでる国民が多い。

これらの事から、国民の両陛下への信頼は大きく揺らいでいるのです

両陛下が何とか皇太子一家の尻拭いをしようと頑張れば頑張る程、逆に国民は冷めてしまい

それがやがて悠仁親王の即位に大きな影響を及ぼす事になります。

日本で一番怖いのは「沈黙」という武器です。

例えば、今時の若者がニート状態になって意地でも働くもんか・・・すべての欲を断って経済活動もせず、ぎりぎりの

生活に甘んじる「サイレント・レボリューション」これはデモをやるより恐ろしい。内面から国を滅ぼす力となるからです。

皇室への信頼もこのサイレント・レボリューションのように、「沈黙・無視」という武器を使って、知らない間に

皇室そのものの価値がなくなってしまい、気が付いたら皇室が消えていたという事になりかねないのです。

 

皇太子一家が、非常識な行動をとっても直接被害をこうむる国民は一部かもしれません。

でも次世代を担う秋篠宮家の内親王方や悠仁親王に、どのような心理的打撃を与えているか・・両陛下はわかって

いらっしゃるでしょうか?

今年の新年映像はひときわさめざめとした雰囲気の中、ひたすら図鑑を見つめる陛下と、黙っている悠仁親王。

無表情で睨みつけるような目をした佳子内親王が印象的でした。

思春期真っ盛りの18歳の少女にとって、伯父一家の行動が一々自分達の生活に跳ね返ってきて、それに文句も

いえず耐えるだけ・・・という現実は非常に耐えがたいものですし、「親戚」というものに対する信頼もなくなるかも

しれません。また6歳の男の子が気を遣っておとなしくしている様はいじらしいというより可哀そうです

何で両陛下は可愛い孫達にそのような思いをさせるのか・・・なぜ、宮内庁は東宮家をいさめる事が出来ないのか。

2013年もまたこの調子でみせかけの「仲がよい天皇ご一家」を演じるつもりなら、わずかに残った皇室信奉者達の

心を折ってしまうかもしれません

(本来なら21歳と18歳の輝くばかりの内親王の華やかなファッションに国も明るく盛り上がりたい。

海外王族との格式あるお付き合いにちょっと鼻を高くしたい。なのに、お二人は卑屈な程地味にしている。

後ろ指をさされないように・・・・)

 

では2013年に考えるべき事は何か。

それはずばり「皇太子一家の異常さを国民に広く知らしめ、批判をテレビに乗せる」事です。

そして「廃太子」か「離婚」に持っていく事。

では具体的にどのようにしたらいいのか・・・・・それが私にはわからないのです。

このブログでは何年も「皇室が国民の税金をどう使うか目を光らせるべき」と訴えて来ました。

イギリスでは毎年国民にアンケートを取り「王族が一年でどれくらい仕事をしたか」が問われます。

女王陛下は国民の批判に敏感で、無駄にお金を使わないように心掛けています。

日本では、芸能人の生活保護費不正受給には大騒ぎしても、皇太子家には批判を加えない。

安倍政権では生活保護費の額が減らされようとしています。

消費税も上がるし、ますます国民の生活は圧迫されている。なのに、皇太子一家が一か月「静養」と称して

豪遊しても内容証明も要求しないおおらかさ。

「税金」を問題にするのが一番身近だし、わかりやすいと思っているけどそうでもないのか?

意外と国民は税金の使われ方について無関心なの?

それともこれこそサイレント・レボリューションで「使うだけ使えば?その代わり払わない」ってなってるのかな。

そんな事で国がどうにかなる前に私達の世代は死んでしまう・・・・・

 

皆さんはどうしたらいいと思いますか?

どのような方法が有効だと?

 

 

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冬ドラ何を見る?

2013-01-04 11:28:58 | ドラマ・ワイドショー

 年末からお正月・・・二台のDVDデッキはずっと録画しっぱなし。どんどん見て捨てないと一杯になっちゃう

どこの家でもそんな感じじゃないでしょうか?

 

 冬ドラ、何を見る? 

 

月曜日

 ビブリア古書店の事件帖   フジ  1月14日ー21時

主演・・・剛力彩芽・AKIRA

 大ヒット小説のドラマ化。とはいえ、主演が剛力だし・・ちょっと考える。

 

 終電バイバイ   TBS 1月14-

主演・・・濱田岳

 終電を逃した主人公が朝までに体験する「死にゃの大人の冒険」ちょっと面白そう。

   オムニパスドラマなんですね。濱田君の得意分野って感じです。

 

火曜日

 ラストホープ   フジ 1月15日ー 21時

主演・・・相葉雅紀 多部未華子

 先進医療センターを中心にした医療サスペンス・・・って相葉君が?医者?その時点でありえないかも。

   脇には多部未華子・小池栄子・田辺誠二など等大物を揃えてはいますが。

 

 サキ    フジ 1月8日ー22時

主演・・・仲間由紀恵

 「美しい隣人」のアナザーストーリー。確かに前作のラストは不可解でした。それが明かされるなら。

   高嶋政伸の役どころが楽しみもあるし。

 

  いつか陽のあたる場所で  NHK 1月8日ー22時

主演・・・上戸彩・飯島直子

 前科がある女性たちの話。乃南アサ原作。

 

 書店員 ミチルの身の上話    NHK 1月8日ー22時55分

主演・・・戸田恵梨香

 小説のドラマ化。ミチルという書店員が2億円の宝くじをひろった事から事件は起きるらしい。

   波乱万丈という事で楽しみです。

 

木曜日

 おトメさん テレ朝 1月17日ー21時

主演・・・黒木瞳・相武紗季

 とうとう黒木瞳が姑役に・・・・嫁役の相武紗季っていうのが何とも。この二人「黒い十人の黒木瞳」でも共演。

  相武のお姉ちゃんがジェンヌだから?関係ないっか。でもやっぱり嫁姑物は興味あります。

 

 あぼやん  1月17日ーTBS 21時

主演・・・伊藤淳史

 小説のドラマ化。空港のサービスカウンターが舞台。空港物といえば「TOKYOエアポート」が見事にコケたけど

   それでもまだやる?

 

 最高の離婚 フジ 1月10日ー22時

主演・・・瑛太・尾野真千子・真木よう子

 脚本は「それでも生きてゆく」の人。コメディなの?離婚ぎりぎりのカップルをこの二人がどう演じるか。

   綾野剛も出るし、ちょっと楽しみ?

 

 シェアハウスの恋人 日テレ 1月16日ー22時

主演・・・水川あさみ

 アラサーOLのヒューマンラブコメディという事で。先が見えないなあ。若向きのドラマなの?

  

 

金曜日

 信長のシェフ  テレ朝 1月11日ー 23時15分

主演・・・玉森裕太

 戦国時代にタイムスリップした料理人・ケン。信長は及川光博。題材としてはなかなか面白そうです。

   玉森君、「ATARU」以来、ちょっと注目しているので。

 

 夜行観覧車 TBS 1月18日 22時

主演・・鈴木京香・石田ゆり子

 最近はすっかり湊かなえブームですよね。確かにミステリアスで人の深層心理をつくような話が多いから

   ドラマ化するのに最適かも。

   3つの家族。表面からはわからない内面の話。原作を読んでいるので、ドラマでどうなるか楽しみです。

 

土曜日

 泣くなはらちゃん 日テレ 1月19日ー21時

主演・・・長瀬智也

 工場で働く地味な女性、越前さんが描いた漫画の登場人物が動き出す・・脚本はあの岡田恵和なので

  素敵なラブストーリーになりそう。その一方で「マイボス☆マイヒーロー」スタッフだからちょっとはちゃめちゃ?

  でも長瀬的にはOKだと思います。

 

 カラマーゾフの兄弟     フジ 1月12日ー 23時

主演・・市原隼人・斉藤工

 ドストエフスキー原作・・とはいえ、今時「カラマーゾフ」かあ?市原君が悪名家のイワン。斉藤君が

  パパと女性を取り合うミーチャ。で、林遣都君が修道士のアリョーシャ?

  原作をどこまで踏襲しながら日本の話に置き換えられるかが課題と思います。

 

日曜日

 とんび  TBS 1月13日ー 21時

主演・・・内野聖陽・佐藤健

   「JIN」の再放送みてたらこのCMばっかりでうざかったーー いくら何でもひくわ・・・とはいえ、当時のドラマを

  見ていなかった私。NHK版?でしたっけ?最近の。あれ、あんまりおもしろいと思わなかったし。

  どうかなーー見るかなーー

 

 dinner      フジ 1月13日ー21時

主演・・・江口洋介・倉科カナ・ユースケ・サンタマリア

 有名なイタリアンレストランが舞台。笑ってなける群像劇。出演者の顔ぶれを見る限り硬いテーマの話?

   こういうのは脚本が悪いとあっさり終わるからなあ。

 

他には瑛太主演の「まほろ駅前番外地」(テレ東・1月11日)瑛太がワンシーズンで2作主演するという事で

非常に珍しい事。出来るの?そんな事。

フジの昼ドラは「モメる門には福来たる」中村玉緒が出るので楽しみです。

 

冬はシリアスな話が多いですよねシリアスは大好きだけど視聴率的にはどうなんでしょう。

個人的にはカラマーゾフに頑張って頂きたい。

 

 

 

 

 

 

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白虎隊

2013-01-03 10:56:29 | ドラマ・ワイドショー

 見るんじゃなかった・・・時間の無駄だったわ。貴重なお正月なのに。

 

 テレビ東京 新春ワイド時代劇 「白虎隊」 

 

 狂ったかジェームス三木

宝塚などをみてて感じるのは演出家さん達の「老い」を直接感じる事です。

特にショー作家にそれは顕著で。もっとも元気だった時の面影はなく、過去の作品の焼き直しに終始したり

芝居にしても自己主張ばかり強くて支離滅裂になったり。

そういうのを見ると「歳をとるというのは怖い」と思うわけです

いつか自分も時代に取り残され、空気が読めなくなってへんてこな文章を書くようになるんだろうか・・・とかね。

今回のジェームス三木の脚本はその真骨頂

彼の脚本は面白い筈なのに。何で?

支離滅裂なんてもんじゃないし、史実もへったくれもなく、ただ書き殴った・・・というような作品でした。

 

 史実と違いすぎる

時代劇とはいえファンタジーだと割り切ればいいのかもしれないけど、こと会津の歴史に関しては細かいエピソードが

沢山残っていますので、それに反する脚本は書けない筈なんです。

例えば白虎隊の誰それがいついつどうして何をして・・・とか、性格はこうでああで・・・のような話は一杯残っていて

それがあらゆる文書に残っている事を思えば、それを無視して、自分の考えでストーリーを構築する事は

なかなか出来ないと思うんですね。

まして、それが史実なら。

 飯沼貞吉と井深茂太郎

この二人が最初に伯父である西郷頼母に挨拶に来るのですが、ここですでに違和感が。

貞吉は確かに「甥」だけど井深は違うだろう・・・・と。

ネットで調べたら井深茂太郎は同じ白虎隊士・石山虎之助と血が繋がっており、井深家は会津でも名門中の名門の一家。

でもどこにも西郷の「甥」とは書いてありません。

にも関わらず何が何でも飯沼と井深を対にして出したかった理由・・・多分それは井深がソニーの井深大の先祖だからでしょう?

ラストに飯沼を見舞う井深さんが大のご先祖で青龍隊の方。

こういうわざとらしい嘘は原が立つ。

 照姫と容保がラブラブ?

そんな話、聞いた事もなければ考えたこともなかったのでびっくりすると同時に激しく違和感が。

そもそも容保にとって照姫は「姉」だから、よびつけにするのもおかしいし、酌をさせるなどもってのほか。

藩主自ら落城寸前に照姫に酌をさせてるなんてありえない。

その頃、照姫は板下に嬢子隊をひきつれて行ってた筈だし・・・・・

 なぜにトウモロコシ?

白虎隊の面々が小休憩の時に食べていた生トウモロコシ。でも季節は10月(旧暦だと8月)雪の到来を心配して

いた筈なのに何でそこにトウモロコシが?

白虎隊が飯盛山に着き「遅かったか」と言った時、我が家のヨンジュナが一言「トウモロコシなんか食べてるからだよ」

と言いました。シリアスな場面で大爆笑・・・・

 最初に自刃したのは

石田和助さんだった筈。「傷が痛むのでこれにてごめん」って言ったんですよね?

なのに、よりによって篠田儀三郎と飯沼貞吉がどっちが先に死ぬかで言い合いするなんて

 西郷家の自刃

八重子さんのみ白装束っておかしくないですか?

そもそも、その時吉十郎はどこに?

頼母は家に戻ってきましたっけ?

 死にきれなかったのは細衣子さん

これまた眉寿子さんにさしかえて、土方と無理やりなラブストーリーを作り上げてしまったわけですね。

でもこのシーンは本来、細衣子さんが土佐の中島信行に見つけられて

「あなたは味方か敵か」と聞き、中島が「味方だ」と言い、とどめを刺した…のちにこれを中島が西郷に話した時

西郷ははらはらと泣いた・・・と言われていますよね。

 神保修理さん自刃のわけ

これって・・・ドラマでは長州が「会津だけは許さん」と言ったから、代わりに修理さんが・・・という話ですが

本当は「殿に恭順を説いたばかりに鳥羽伏見の戦いで逃げ出す結果になり、負けた。そう吹き込んだのは修理殿のせい」という

藩内の批判を受けての事だった筈です

ドラマの死に方では意味がないと思いませんか?

 西郷頼母出奔のわけ

いつ「ご宸翰」が出てくるのかと思っていたけど、とうとう一度も出てこなかった・・・・

何を考えているんだ?ジェームス三木。孝明天皇が容保に与えた宸翰こそ、会津が官軍である事の証。

それを容保が官軍に渡すまいと頼母に託し、それゆえ頼母はそれをもって出奔したのです。

でもドラマでは側室・咲が懐妊したから一緒に逃げよ・・・と、照姫がじきじきに伝えに来て。

要するに「もう切腹者を出したくない」との容保の意向だったんだろうと。

何でこんな無理やりつじつま合わせのようなストーリーを?

咲さんというのは容保の長男・容大の事。彼の娘が松平勢津子。つまり秩父宮家のセツ君で。

そういう事を言いたかったんでしょう。

だったら白虎隊士・池上新太郎も出せばよかったのに。彼こそ紀子妃のご先祖なんですから。

 容保の養子・喜徳公

水戸家の18番目の子。でも戊辰戦争当時、彼はまだ子供だった筈で・・・あんなに大きくなったよ。

 

 タイトルは白虎隊なのに

 ドラマの半分以上を、容保が京都守護職を受けた事に対する頼母の不満と反発で終始

何が不満ってこの前半が不満。

確かに容保が京都守護職を受けた事に対する頼母の反発の原因は「財政難」にあったとは思います。

でも、殿様に「稲刈りをさせる」とかいうのは言い過ぎ。

頼母は家老職なのに、百姓の心配ばかりする。お百姓さんが大事、庶民に戦は他人事。それはそうなんだけど

百姓、町人とて会津の民なわけで、彼らだって国の為に戦うのは当然ではなかったかと。

戦を稲刈りの為に中断せよ・・・なんて言い出す頼母は絶対に嘘っ

武士と庶民階級の温度差を埋めようとしてのストーリー展開だったのかもしれないけど、この差は埋めようがない。

そもそも武家政権の存続の危機という話なんだし、無理やり百姓を出す必要性があったかどうか。

頼母が「容保公」と呼ぶのもおかしい。

やっぱり「殿」でしょう。

 白虎隊士は士中二番隊だけなのか?

・・・と思ってしまったのは私だけ?

事実として白虎隊は士中一番隊と二番隊・寄合隊などがあり、容保と一緒に出陣したのは二番隊。一番隊は城に残って

いたのです。ドラマの中で二番隊こそがエリートみたいな言い方をしていましたが、実は一番隊の方が・・・って

何がエリートかというと、それは家柄。

ドラマでは二番隊しか登場しないのがどうにもおかしくて・・・・・

それに白虎隊は容保と一緒に滝沢本陣に出陣したのに、そういう風には描かれておらず。

実戦も日向内記とはぐれた後の一度なんだけど。すでに何人か死んでるし・・みたいな?

それになぜにセリフが飯沼と井深しかないの?

二番隊副隊長は篠田儀三郎で、本人が「これよりおれが隊長だ」と言い出すまでもなく、みんな彼に従った筈。

 白虎隊なのに白虎隊があまり出てこない

白虎隊士のエピが一つもでてこないし。

堺峰冶は?こんなの絶対におかしい。

そもそも飯沼が生き残った時、井深に「生きるのだ」と言われて頷くか?

仲間全員死んでるのよ?生きろと言われて納得する筈ないでしょうが!!

それを言うなら家族全員自刃した頼母と息子があっさり国を出るというのもへんてこな話で。

息子が「切腹する時はお供いたします」と言った時、「死ななくていい。お前はまだ子供ではないか」と

抱きしめるけど、自分の生徒には切腹の仕方を教えたじゃないかと。

16歳はよくてそれより下はダメなんて理屈、当時の会津にはなかったと思います。じゃあ、一番下の女の子は?

2歳だったんだよ?

 

 東北に幕府を作ろうとしていた・・・・?

これは最近出てきた新説というか、資料ですよね。

会津が勝っていたら東北に幕府が出来ていたと。その際、都は会津?

輪王寺の宮って誰?

それは、皇族で唯一朝敵になった方で、香淳皇后のご先祖様です。

明治帝は朝敵の汚名を着て、お手元不如意の久邇宮家を大層気にかけていて。

それで良子女王が昭和天皇のお妃になった・・・・という話もあるくらい。

まあ、それはそれでいいんだけど、「岩倉具見が孝明天皇を毒殺した」までは言い過ぎ。

確かにそういう噂がある事は確かだし、個人的にはどうだったんじゃないかと思っています

でも、そんな人がのちの政府の要人になった・・・とは思いたくないのも事実。

どちらにせよ、証拠があるわけじゃないからね。軽々にいうのはどうかと。

 

どちらにせよ、ひどいドラマでした。

大震災の復興支援が目的で「がんばっぺ福島」って事で、白虎隊やら新島八重子さんやら・・・

今年は福島イヤーだなあと思います。

でも・・よくよく考えてみれば、福島の歴史として永遠に残るのは朝敵となった会津。

新政府が嫌がらせに県庁所在地を福島市に定め、会津への道をふさいだ・・・そんな会津が脚光を浴びる。

ちょっとざまあみろと言いたいです。

とはいえ震災で被災したのは福島だけじゃないのよーー

例えば伊達政宗が松島の瑞巌寺を建てたのはなぜか・・・・とか、瑞宝殿がなぜ東照宮そっくりなのか・・・とか

支倉常長とか林子平とか、色々ネタはあるじゃん?

・・あ、・・・自分で書けって?いやーーそれは・・・・?

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相棒元日スペシャル

2013-01-02 15:35:43 | ドラマ・ワイドショー

 静かなお正月だなあと。

思っていたら突如、ジュニアが帰ってきました。三つ揃いスーツに金髪で。

金髪と言っても、ひよこ色ではなく、「冬ソナ」のヨン様のような色。で、あの時のヨン様同様、まゆげだけ黒い状態。

「センス・・・悪いわ」って言ってしまいました

そんな彼、妹が耳にピアスの穴をあけたと知るや、一瞬、すごく怒った顔に・・・人の事言えた義理かいっ

一杯話したい事あったのに、ほとんどの時間をヨンジュナと一緒だったお兄ちゃん。

そりゃあ「ジュニア一人いるだけでヨンジュナに手がかからなくなっていいわあ」状態だったけど、私も旦那も姫も

もっとジュニアと会話したいのよーー「返してよっ」ってヨンジュナに言ったら「やだよっ」って言われて二人で姫の部屋に

閉じこもってしまいました

ジュニアも面と向かって会話するの、嫌そうで。

説教されそうで嫌・・・ってのはわかるけど、そんな職業選ぶから お金に困っていず、とりあえず元気そうだけど。

で、昨日は9時になったらヨンジュナよりも早くねちゃって、あとは昼までグーグー

でもいいや。とりあえず帰って来たから。

 

 相棒元日スペシャル 

今回はレトロな感じでした。こういうレトロ調の物語はすごく好きです。

でも最初に昭和30年に豪華なホテルと貴族的なおしゃべりする女の子たち?と思ってすごく不思議だったのですが

やっぱりそうだったかーーという印象です。

昭和20年に戦争が終わって、華族制度がなくなったのは22年。その時、財産税でほとんどの華族は没落。

それは旧皇族も同じでしたよね

で、警察庁発足にまつわる黒い話。これがミックスして一つの話になってる。

非常に濃密で面白かった・・・相棒スペシャルで私が好きなのは、ビル爆破予告の話なんですけど

それ以降のスペシャルはどれもちゃちで。

ミッチー&壇ちゃんが出てた作品ものる事が出来なかったし、去年の森のホール使った子供達誘拐事件。

これは面白かったけど結末が・・・・

今回はそういう意味では最後まで「どうなるの?」とはらはらしてドキドキしました。

 

まず、永沢子爵の孫の言い分。

自分達が委託していた財産を奪われた為に、自分たちはいらぬ苦労をした。復讐し財産を奪い今度こそ

身分にふさわしい生活をしてやる」

という「恨」むきだしの他罰的感情。

それに対する右京さん、「財産税は永沢家にだけかけられたわけではないんですよ」

そもそも国に納めなければならないものを隠し持っていた事、それが理不尽な要求であれ、それに耐える。

それが敗戦という事。日本人はどんな理不尽な事をされても黙って耐えた。

他罰的な恨みをひきずりつつ生きるなどという事はせずに。

そして橘家の令嬢、るり子さん。慈悲深いお嬢様。身分がなくなっても別にかまわない。苦労して食べるものがない子が

いる一方で何もしないのに贅沢をする人たちがいるのはおかしい。という、非常に正義感が強いお嬢様でした。

でも、そんな自分が実は不正を働いていた両親のおかげで上から目線で見る事が出来るのだと知った時、

どんなにショックだったでしょう

永沢氏に「お父様のいう事を聞きなさい」といわれて「はい、そうしますわ」と答えたけど、どこかで割り切れぬものがあり。

ゆえに久蔵さんが迫った時、自ら命を絶った・・切ない純情少女の面影でした。

事件の発端となった知子さん。

イギリスで偶然、右京さんを見て泣き出した理由は、あの当時憧れていた男性、国枝さんにそっくりだったから。

自分を助けようとして国枝さんが死んだ・・・・という事実だったんですね。

 

今回のキーワードは知子さんお遺言「ひなげしじゃなかった・・・・あかねが危ない。助けて」でした。

「ひなげし」≒知子さんの誕生花。

でもるり子さんのスクラップブックにはアリスの「おかしなお茶会」のイラストと一緒に「知子さんの花」の一言。

「知子さんの花」とはホテルの紋章になった「月下美人」≒「闇に咲く花」

「おかしなお茶会」は永遠に6時で終わらない・・・6時から始まる闇に咲く花を数字化した暗号。

多少、後出し情報が多かったなと思いますが(月下美人と闇に咲く花はもっと前に出してもよかった)

でも見事なトリックでした

 

最後に残されたあかねさん。養蜂やりながら生きていくのですね・・・・寂しいけど、そのうちいいご縁が来るといいね。

 

今回のツボは、警視庁VS警察庁で警視庁トップの二人がいつになく強気だった事かしら。

今年はいい年になりそうだ」ってがはは・・・と笑う様がすごかったです。

一課の伊丹さん、ご結婚効果?やたら出番が増えて 嫁が歌舞伎界だとこうなる?の典型。

カイト君とパパのバトルは見てて辛いけど、あのパパ、人間じゃないっ

とはいえ、カイト君の彼女がさりげなく手伝ってくれるから救われてるかもね。

真飛の「一応・・って何よ」のセリフが可愛らしかったです。

隣の2課の二人もセリフが増えてよかったねーー

 

今のところ充実の「相棒」

今年も面白くなりそうです。

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