yopikoの、たなばた日記

フクロウグッズ・書・風景・植物や日々の出来事など、写真で気ままに綴っています♪

書に親しむ 「小倉百人一首」 六十九番

2011-11-30 10:00:00 | 書(小倉百人一首)



嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり

歌意: 嵐の吹き下ろす三室の山のもみじ葉は、
竜田の川の錦なのだった。
 

作者: 能因法師(988~?) 俗名 橘永(たちばなのながやす)
歌、特に歌枕に異様なまでの関心を抱いた。

              

 『後拾遺集』の詞書に、
「永承四年内裏歌合に詠める」とある、題詠の歌である。
題は「紅葉」

この歌合は宮中では六十余年ぶりのもので、後冷泉天皇の主催で行われた。

紅葉を錦に見立てて、
上の句に「三室の山」(大和国(奈良県)生駒郡斑鳩町にある神南備山のこと)
下の句に「竜田の川」(生駒郡を流れる川。三室山の東の麓を流れる)という、
紅葉で名高い二つの地名を配して、山と川を対照させている。

嵐によって散らされた三室の山の「もみぢ葉」が、
竜田川の「錦」としてよみがえるとしたところにも、
この歌独特のおもしろさがうかがえる。
                                                                          



                                      
※参考 文英堂 「原色小倉百人一首」

今回のコラボは「紅葉」
ちょうど紅葉の時期なので・・・京都の紅葉を。


嵐山・天龍寺のモミジ

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紅葉の名所・京都三尾

2011-11-30 05:30:00 | 帰省&旅行記 ♪

京都バスツアー、嵐山散策の次はいよいよ最後の観光場所。
高雄パークウェイを走行して紅葉の名所として人気の高い三尾へ向かいました。

三尾(さんび)とは、高雄(尾)山・神護寺、槙尾山・西明寺、栂尾山・高山寺の名刹です。

時間的に3ヶ所は厳しいとの添乗員さんの説明でした。

私達は最初に神護寺に向かいましたが、
駐車場からは一度川に下って橋を渡り、さらに登るというかなり高低差のある道のり。
神護寺には、350段も階段を上らなくてはならず、
私の膝が痛くなってしまい、おっとには申し訳ない事をしましたが、神護寺は諦めました。


階段を上る手前の紅葉


杉と紅葉   


川沿いを歩いて、次に西明寺に行きました。
ここは50段との事だったので頑張りました。





石灯籠がひっそりとした山間の寺らしい雰囲気を醸し出しています。


最後は、「女ひとり」の2番の歌詞にも出てくる栂尾高山寺
大原三千院と、嵐山大覚寺は行ったことがあるので、残り一つの高山寺は行ってみたい場所でした。

表参道の石標


客殿の入り口


案内立て看板を見たら、奥に散策する場所があったのに、
集合時間が迫ってきていたので、ここで断念。
裏参道から階段を下りて駐車場へ出ました。


紅葉はもう遅かったようです。
機会があれば、今度は早い時期にゆったりと三尾を散策したいです。

今回のバスツアー、かなり強行軍でバスの乗車時間も長く、
個性の強い人が近くの席にいたりして、疲れましたが・・・

個人ではなかなか計画が立てにくい場所に行くことが出来たので、
これも、旅の思い出の1ページとして良かったと思っています。

また、京都へ行きたいで~す


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コメント (4)
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