よし坊のあっちこっち

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トルネード

2008年03月21日 | アメリカ通信
先週、トルネード(竜巻)が地元アトランタのど真ん中にタッチダウンしたが、被害甚大である。幸い死傷者なしでよかったのだが、このトルネードの怖さは、昔有った映画「ツイスター」を見ると感じが分かる。

大体、トルネードというのは、平ったい地形のところで、スムースな空気の流れが突然渦を巻くらしく、高層ビルが乱立する大都市には起こりにくい現象と言われてきたようだ。だから、アメリカでも数えるくらいしか大都市で起こっていない。

実は、アトランタでは、98年に市の周辺部3ヶ所でタッチダウン、家屋が吹き飛び、どう見ても曲がりそうも無い太い鉄柱が無残に折れていた。だから、アトランタとしては2回目である。

大都市に起こる理由が、どうも大都市特有の熱、即ち緑の減少、冷暖房によるか情熱の放射、等が大気の状態を変えてしまった事に起因するらしい。

これも地球温暖化のなせる業ということか。北海道出身の知り合いが、昨年の夏は連日30度超えで、もともと避暑地北海道だから冷房設備の普及が低く、しのぐのに往生したと言っていた。

地理の授業で、日本は亜熱帯地域に属します、と教える日がもうそこまで来ているかも知れぬ。