よし坊のあっちこっち

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The Red Prime Ministerと呼ぼうではないか

2011年07月20日 | いろいろ
昔から推理小説、サスペンス、スパイ物が好きで、ロバート・ラドラム、ケン・フォレット、ル・カルレ、ジャック・ヒギンス、フレデリック・フォーサイス等を好んで読んだ。そんな一つにマーチン・グロッスンの「The Red President」ー赤い大統領ーというのがある。東西冷戦下でソ連の影響力を強くする為に、ソ連シンパ政治家が大統領の椅子を目指し、アメリカを乗っ取ろうという話だ。荒唐無稽だと一笑に付す無かれ、である。東西冷戦も過去の物となった今でもこういう話が蠢いている。昨年だったか、ロシアのスパイ網が暴かれ、10名のスパイが追放され、その一人が美人スパイだった事から注目を集めたのは記憶に新しい。

今の日本に眼を転じると、混迷を続ける現政権で、またまたきな臭い話が飛び出した。鳩ポッポとスッカラカンが、何と、あの卑劣極まる日本人拉致容疑者の関係者に繋がる団体に多額の寄付をしていたではないか。しかも、資金は言ってみればミンシュトーの金だが、そのおおもとは税金だ。道理で、ミンシュトー政権になって、拉致問題への取り組みが遥か彼方に遠のいたな、と思っていたのだが、答えが出てきたような気がする。オマケが付いている。拉致問題の議連の理事と法務大臣政務官の一人が、これらの団体に深く関与しているというから驚きである。拉致議連の中で、アサッテの方向に仕向ける事は簡単だし、法務の段階で、何らかの”見えざる手”を使う事など朝飯前だろう。

ミンシュトーとは、実は、自由主義と言う外衣で世間を欺き、その実、中は真っ赤な闘争服に身を包んだ左翼政党ではないのだろうか。これはトンデモナイ事だ。正しく、今のカン総理大臣には、「The Red Prime Minister」の称号を贈らなくてはならないだろう。

ムラヤマの時は、ジミントーが全てを取り仕切った、謂わば傀儡政権だったから、安心していたが、今の政権が続くと、本当にこの国は真っ赤になり兼ねない。こういう政治家は、選挙で一挙に落とさないといけない。拉致に繋がる団体に税金を寄付するような行為は、売国奴的行為であって、彼らは万死に値する。

これを書いていたら、ミンシュを除籍されたヨコクメ議員が次回選挙にカンと同じ選挙区から出るというニュースが出た。誠に結構な事で、少なくとも、仮面を被って拉致関連団体に資金を渡すフトドキ者は、落さねばなるまい。