よし坊のあっちこっち

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巨人Walmartも負けるALDI

2015年06月15日 | アメリカ通信
日用雑貨を扱うウォルマートはアメリカを代表する企業のひとつで、”最低価格”を売り物に不況の時ほどパワーを見せつける。食品を扱わないスーパーから食品も扱うスーパーウォルマートへ進化し、最近では食品専用のウォルマートまで展開するようになった。広いアメリカだが、どんな辺鄙な所でもウォルマートさえあれば不自由しないことになっている。Unbeatable priceを掲げる代名詞でもあり、今でも全米に君臨しているのだが。

ALDIというドイツから来たスーパーが漸くジョージアにもオープンしたのは何年前だったろう。ウォルマート、パブリックス、クローガー等、大手が犇めくアメリカ市場で、ニッチの隙間を埋めるかのようなアルディだが、頗る評判が良く、近くにオープンしたお陰もあり、我が家もすっかり虜になってしまった。

我が家の食品日用雑貨のショッピング事情は、メインは、生鮮物の韓国系スーパーと日本食料品店。その他パスタや缶詰等、安い時にウォルマートやパブリックスでその都度補うようにしている。数年前までは、我が家のアルディのシェアは低く、殆ど行かなかった。

それでもアルディに顔を出すようになったキッカケは、恐らく卵が他の店に比べ格段に安かったからではないだろうか。それからちょくちょく行くようになると、当然いろいろ商品を見出す。結構格安なものが転がっているではないか。ものによっては、他のどこよりも、Unbeatable priceを売りにしているウォルマートよりも安い。

卵から始まったアルディ。シーズン最安値のマンゴーが70円相当で、これは無茶安だ。今メロンが出回っており、一個150円くらい。挙げだしたらきりがない。日用雑貨も週替わりキャンペーンで出物に出くわす。我が家のアルディ依存度は年々上がる。

我が家がここまでアルディにハマったのは、もちろん価格もあるが、最大の理由は原産地表示であろう。複数の産地国が混ざった商品でも、其々の国を表示している。チャイナ・フリーを目指す我が家では原産国表示は絶対条件。アルディはそれに応えているからだ。アメリカでの顧客満足度が高い所以だろう。