【うんちく】
一般に「ハゼ」と言えば「マハゼ」のことです。
マハゼはスズキ目ハゼ亜目ハゼ科に分類されます。
ハゼ亜目は世界に2000種以上、日本には350種以上もいると
言われています。
雑食性で小魚、貝類、藻類、ゴカイ類などを食します。
大きな目が付いていますが、行動はこの目による視覚に
よる事が強いようです。
マハゼは成長の過程で何度も名前を変える出世魚です。
7月頃に釣れ出す5~6㌢の稚魚を「デキハゼ」、9月頃
10㌢を超える若魚を「彼岸ハゼ」。
20㌢近くに成長した晩秋、産卵のため深みに落ちる親魚を
「ケタハゼ・落ちハゼ」と呼びます。
そして真冬、婚姻色で口の周りが黒くなったものを
「お歯黒ハゼ」、さらに、夏のデキハゼに混じって釣れる
15㌢前後の2年魚は「ヒネハゼ」と呼びます。
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