2月3日は節分です~!
恵方巻き・・食べましょう~!あと、イワシもね~
節分の夜にその年の恵方(歳徳神の在する方位)に向かって、目を閉じて願い事を
思い浮かべながら太巻きをまるかじりするのが習わしとされています。
食べている間は、無言でなければならないそうです。
七福神に因んで、かんぴょう、キュウリ、シイタケ、伊達巻、うなぎ、でんぶ等
七種類の具を入れて、福を食べるという意味合いもあります。
「福を巻き込む」という意味も・・・・・・・・。
また諺の『鬼に金棒』の金棒に見立てて、節分の豆まきで追い出した鬼が
落としていった金棒を体に取り入れる事で、無病息災・商売繁盛など、自身や
自身を取り巻く環境に対し、抵抗増大や窮地打破などの意味合いがもたれたと
言われています。
2017年の方角は北北西 ・・・!無言でかぶりつきましょう!
南南東むいて~~~押しなさい!
【節分】
2月3日!節分は立春の前日をさし、古くは立春を1年の始まりとしたため、
大晦日と同じように考えられていました。
この夜に丸かぶりをすると、その年は幸運がめぐってくると言い伝えられています。
「丸かぶり」とは、関西弁で丸かじりの事、のりまきのことを、関西では巻ずし、
関東ではのり巻と呼びます。
【恵方】
恵方(えほう)とは十干(じっかん)により、その年の幸運を招く方角の事です。
歳徳神(としとくしん)のつかさどる方角とされています。
恵方は毎年変わり、2016年は南南東の方角になります。
【巻き寿司】
なぜ、節分に巻ずしを食べるのようになったのでしょうか?
これは「巻く」ということから「福を巻き込む」、
「切らずに食べる」ことから「縁を切らない」という意味が込められているという説が有力です。
また、巻ずしの形が黒くて太いことから、鬼の金棒にみたて豆をまくのと同じように、
鬼の金棒を食べて鬼退治をする意味もあるようです。
節分にイワシを食べる習慣がありますが、これは、邪気を払うために、イワシの
頭を門口にさした習慣に由来しています。
柊(ヒイラギ)の針で鬼の目を刺し、イワシを焼く煙と匂いで、鬼(邪気)を
追い払うのです。
もともと、節分は「節代わり」と言って立春・立夏・立秋・立冬の前夜を言いま
したが、寒い冬から暖かい春になる立春が重要視され、現在にいたっていると
の事。
季節の節目にイワシと豆を食べると言う日本における伝統行事は、健やかに暮らす
為の教えなのです。
真鰯(まいわし)
【語源】
イワシは大きく分けて、マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシと3種あります。
イワシの名は、「弱し」から転じたと言われている。イワシの稚魚のほとんどが
他の魚に食べられてしまうからである。また、鮮度落ちが早い為という解釈もある。
【旬】
真イワシは日本中でとれる為、旬も地域によって異なるが、一般的には秋である。
【うんちく】
真いわしは回遊魚であり、春に北上し、秋から冬にかけて南下する。
この南下する「下りイワシ」の方が脂がのってうまい。
イワシは大きさによって呼ばれ方が変る。小羽(こば)10cm以下のもの。中羽
(ちゅうば)10~15�位のもの。大羽(おおば)16cm以上のもの。
イワシは古くから大衆魚として、よく食べられてきました。あの有名な紫式部の
大好物であったとも言われています。しかし近年、海洋や餌の条件の変動、乱獲、
また鯨の保護などが原因で、激減しています。すっかりと高級魚になってしまい
ました。寂しい話ですね。
真イワシのにぎり寿司
【ブランド・産地】
ブランドはないが、強いて言えば兵庫県淡路島であがる大羽イワシだ。
脂ののりがとにかく違う。築地でも最近は滅多にお目にかかれない。
「松栄丸の大羽いわし」と言えば知る人ぞ知る幻の一品だ。
マイワシの刺身
【産地ならではの漁師料理】
真イワシは煮てよし、焼いてよし、生でもよし、揚げてもよし、どんな料理でも
美味しいですが、漁師さんに教わった「香りバター焼」を紹介いたします。
まず、イワシのウロコをとり、三枚にオロシます。少し強めに塩・コショウをし、
両面、片栗粉で薄っすら化粧をします。フライパンにバターを落とし、こんがり
焼色がつくまで焼きます。大葉のせん切りとしらがネギをたっぷりとのせ、上か
らポン酢をドバドバ。コツは皮をパリッと焼く事と胡椒をきかす事。
簡単手間いらず、ご飯がすすみます。
マイワシの煮付け
【栄養と効果・健康】
青背魚の代表。良質のアミノ酸、たんぱく質も豊富だが注目すべきは良質の脂
肪酸。
動脈硬化を防ぎ、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らすIPAとDHAを多
く含んでいる。また、カルシューム、リン、マグネシュームも豊富。
成長期の子供、中高年の方におすすめの食材です。
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