ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

諏訪湖畔にマルメロの並木

2012年08月17日 | 日記

 マルメロの幼果

コミュニティバスで諏訪湖を巡ります。
湖畔はきれいに整備され、ジョギングロード上をジョガーが軽快に走っています。
と、法面の背の低い木が眼に飛び込む。黄色い袋がかけられていて、遠くから見ると、なんだか花が咲いたよう。リンゴに袋がけするなんて聞いたこともないし、、、と思っていると所々にカリンの木も混じっている。

なんなのでしょう。
ホテルのマネージャーに尋ねてみる。
「ああ、あれはマルメロですね、カリンです。食べられません、袋がけしないと実が大きくならないようです。」

噂には聞いたが、食べられないものを育てるにしては、大袈裟ではないか。しかも桃や梨のように白い袋ではなく黄色とは、などと思う。
袋が外れたものをよく見ると、薄紫色をして、イチジクくらいの大きさ。おいしそうである。が、もちろん食べられない。これがリンゴほどの黄色いマルメロになるのだ。
マルメロはカリンやボケに近く、リンゴや西洋なしとも近い果樹だそうだ。熟した果実は芳香があって香りの良い果実酒や蜂蜜漬け、ジャムなどが作られるという。

諏訪あたりが栽培地だそうである。【彬】

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