9月22日秋分の日。
素晴らしい秋晴れの日。こういう日には、5年前まで住んでいた、茨城時代なら、早速、車を飛ばし、あちこちの田んぼ巡りを、稲のオダ掛け風景を眺めに行ったものだ。僕の住んでいた茨城県北西部は刈り取った稲は、オダ掛けにし天日干しする。
この風景は、茨城で初めて目にしたのだが、大変気に入り、眺めていると心が安らぐ。
東京に帰り、寂しい思いがしていたが、自宅近くの三鷹市大沢の「大沢の里」の田んぼを思い出した。市が管理する、いうなれば観光用の田んぼである。そういえば、あそこでも、小学生むけの体験学習で、稲刈りとオダ掛けをやっていたな。
というわけで、ウォーキングで野川公園を通り、目指す田んぼに向かう。50分ほどの道のり。全体の半分ほどが大人たちによって刈り取られ、天日干しされている。残りの半分は、来週地元の小学生がおこなうそうだ。地元小学生は幸せなだな。・・・・
いや、こうして自宅から歩いてこられる僕自身が幸せなのか。
絵は三鷹市大沢の「大沢の里」の稲のオダ掛け風景
2020年9月22日 岩下賢治