ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

エアコン、床冷房は不可能なのか

2022年09月05日 | 日記

                   アサガオ

 ようやく涼しい風が吹き始めたが、依然として暑い。クーラーなしにはとても過ごせない日々が続いている。
 そのクーラー(エアコン)だが、現行のものに異議がある。
 吹き出し口はどのメーカー、どの機種とも、天井か窓の上部に設置していて、高いところから、冷たい空気を吐き出し、冷気が部屋を循環する方法をとっている。そして吹き出し口は回転式になって、強さや方向を調整できるようにしている。冷たい空気は重いので、高いところから噴き出せば、自然と下の方に落ちてくるという考え方である。一理はあるのだが、実際に使用してみると、循環するよりも前に、冷たい空気が床部分に滞留して、足元だけが嫌に冷たくなる。靴下とか長ズボンを履いていないと、寒くてしようがない。家庭のクーラーだけでなく、大型のエアコンを設置している飲食店では、特にそうである。居酒屋などで、直噴する座席などに当たってしまうと最悪である。
 そこで思うのだが、冷たい空気を上部から噴き出すのではなく、最初から床部分に置くことはできないだろうか。空気の対流は、温度の違いがあれば起こる。冷気が上にあろうが、下にあろうが、関係はないはずだ。床部分に冷気があれば、温度差で室内の暖かい空気が上昇し、全体が穏やかな冷気に包まれるのではないか、と思う。コップのお湯を冷ますのに、氷を入れるのではなく、冷たい水を入れたバットに浸すのと同じ考えである。
 理屈に合っていると思うがどうだろうか? 
 エアコンのはきだし口が部屋の上部にあるのは、エアコン自体の問題ではなく、家の構造によるものではないか、などと思う。家具やいろいろな道具のせいで床面を確保できないのだろう。しかし、今日の暑さはそんなことを言っていられない。快適な室温が欲しい。床暖房のことを思えば、床冷房は不可能とは思えない。【彬】

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