ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

小学校を分割する

2023年04月06日 | 日記

            クロッカス

 戦後の民主主義教育は、制度面、教育内容の改善を整えて、もう80年を経過しようとしている。この間、私たちの生活習慣や生活環境は大きく変わった。そうした変化によってか、現在の義務教育制度に大きな矛盾がきたしている。
 例えば、教師の職務負担増、親のPTA活動の負担、少子化による学級閉鎖、公立校より私立校の人気、などなど。また中核都市への人口流入などによる学級増。問題が山積していなる。
 唐突だが、私は小学校を二つに分割することによって、いくつかの課題が解決するのではないか、と考える。
 低学年(1〜3年生)と高学年(4〜6年)を別々の学校にするのである。もちろんカリキュラムも変える。同時に運動場を含め、美術や音楽、理科など各種技能面の施設も変える。元々1年生と6年生を同じ学校で教育するというのに無理がある。教師だって実質的に低学年対応と高学年対応に分かれていよう。
 学校を分割することによって、学校自体が小規模化する。より機能的になるのだ。
 小学校を二つに分けるという考えは、元々あった。戦前だと小学校に高等小学校というのが併設されていたのである。
 小規模な学校であることによって、生徒に対する対応が行き届き、生徒数の増減などにも対応しやすくなる。
 このアイディア本気で検討する価値があると思うのだが、文部関係の人は動かないだろうな。【彬】

 

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