ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

やっとの藤花

2013年04月27日 | 日記

 手入れした藤が咲きました。

 廃校になった小学校が地域の活動の場になっています。その校庭に、藤棚が2つあります。放っておくと蔓が伸び放題。隣の木に絡んだり始末におえません。夏場は何回か蔓の先を切ってしのぎますが、冬場に剪定をします。花を咲かせるために、藤に詳しい人から「花芽を残して大胆に切る」とアドバイスを受けていますが、どれが花芽がなかなか見当がつきません。かれこれ3年間、無駄な剪定をしてきました。

 ところが、本年はなんと、棚一杯にこぼれるほどの花をつきました。大きな棚なので、ゆうに100房を超えています。うれしくて触れ回っています。しかし、残念なことにこの藤は白花なのです。白が好きな人がいますが、やはり藤は薄紫に垂れてこそのものだと思います。

 しかし、同じように剪定したはずの、もう一つの藤棚は一輪も咲いていません。なんたることか。

 廃校になった学校は創立100年を経ていますから、藤棚の藤も樹齢100近くになっていると思う。老木です。太い枝を思い切ってバッサリ、若い枝を生かすというのがよいのかも知れません。このへん、素人にはむずかしいところです。【彬】

 
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