4月19日、高尾(東京都)の森林科学園に出向き、ウワミズザクラを見てきました。ちょうど満開で、長年の念願が叶いました。
同園の昨年の開花が4月20日、24日が満開だったとの知らせがあったものですから、今年の気候から1週間早めての見学が、みごとに的をえたのでした。
同園には全国各地の主に里桜が広々とした丘陵地に植え込まれ、4月いっぱいが見ごろです。そんな中に、ウワミズザクラが点在しているのですが、ソメイヨシノなどの早咲きの桜に見慣れた人には、桜とは思えない花の形なので、参観者の多くは見過ごしてしまうようです。教えてあげると一様にびっくり、といった様子でした。
【時事問題】毎日新聞によれば「G20の共同声明は、日本に財政健全化を強く求めた。日本の財政赤字や、債務残高はG20の中でも群を抜く悪さ。日本の財政に対する信認が失われて財政が危機的な状況になり、世界経済に混乱をもたらすことを各国は心配している。」とされています。そして麻生財務大臣は財政健全化に向けての具体的な工程表を秋までに作成するそうです。円安・株価の上昇は実体経済の回復を意味していませんから、財政赤字の補填は企業などの納税をあてにできません。すると消費税にむかうことは明らか。民主党時代の8%では納まらず、10%を超えてくるかもしれません。
私は今日の税の複雑な仕組みには、ほんとうにうんざり。各種の控除や事細かな分類があって、これらは1960~70年代の高度成長期の名残のはず。消費税はもっとも公平な税のシステムで、他の税金を無くし、消費税に一本化すべきと考えるものですが、この際、消費税の税率をあげることと同時に税の複雑さの幾分かを簡素化してほしいものです。
でも、実際は反対で、政治家・財務省の人達は、食品類の税率を据え置きにするとか、低所得者を考慮するとか、いっそう複雑にしていくだろうな、と思う。 【彬】
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