畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

越後三山に陽が昇る

2024-02-24 04:24:36 | 風景
 朝起きて、SNSをアップして、表を見ると晴れの兆し。
日の出に間に合うように、我が家から3kmほどの高台「牛ヶ首展望台」に向かう。

 稜線がなだらかで、左右均等な山「未丈が岳」の左が赤くなり始める。
あの、山にも登りました。そこで、我が家から見える山々は全て登ったことになった。

 太陽が顔をのぞかせ始めました。
こうなると、早くてたちまち山々は朝日に照らされ始めます。

 太陽は越後三山の裏を照らす位置になり、赤くはならない。
ただ、空全体は赤く染まるので「春はあけぼの」の雰囲気が漂います。

 太陽が照らし、雲も染まり始めました。
全体を写したくて、レンズを18mmから24mmほどの広角気味にする。
 なんだか、この頃は風景写真にはまってしまい、天候次第であちこちへ。
今朝も晴れの兆しは無いけれど、降らないようだから望遠で白鳥の群れを写しに行きましょうか。
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山と雪の風景

2024-01-31 04:27:45 | 風景
 先日、美術館に写真展を見に行く途中の風景です。
今年は異例の小雪状態で、権現堂山も黒々として見えます。

 ここは、大力山という名前の山です。
手前の木々は魚野川の堤防の桜並木。対比が面白くて撮った写真です。

 右手の高い山は越後三山のうちの越後駒ケ岳。
中條カメラマンの写真集を見てからは、スベルベママも風景を見る目が変わった。

 良い風景だと思うと、「ここって、写真にどう?」なんて言う。
スベルべももちろん異論無し。帰りにというスベルべに今ここでとスベルベママ。

 雲に隠れた越後三山と魚野川の川原です。
車を進めてもう一カ所。川岸の木はニセアカシアや、柳の類でしょうか。

 同じポイントから、魚野川の下流方を見ます。
左側の雪原には、餌になる魚でも探したのか、キツネらしき足跡。
 小雪だと、除雪に割く時間も少なくて済み、こんな風に出歩かれます。
今日は休日。長岡に行きましょう。「春一番種物セール」の案内葉書を貰いましたから。
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藤権現の師走の朝

2023-12-15 04:21:35 | 風景
 「ブロッケン現象が見えますよ」という女性の声にそちらに向かう。
太陽が昇る方向と反対側の霧に発生します。霧が薄くて、僅かにしか見えませんでしたが。

 太陽もいったん顔を覗かせるとそれからは早い。
明るくなったかと思ったら、ぐんぐんと高くなっていきます。

 雲海に朝日が当たると、次々と顔を変えて大スペクタルです。
何時まで見ていても飽きることは無い。手前の杉林も墨絵の様にさえ見えます。

 やがて、小出市街が見え始めました。
中央付近の山は、唐松山。20年も前だけれどスベルベママとマックスとで登りました。

 大きな望遠レンズを構えて小鳥の姿を追っていた先行者にあいさつして帰る。
思わぬハプニングで、こんな山頂までパトカーとは驚きました。パトカーは何事もなかったように帰りました。
 スベルべも満足して、帰り支度です。
我が家から10分余りで、行けるこの藤権現がお気に入りの場所になりました。
         (終わり)
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藤権現の師走の朝

2023-12-14 04:29:25 | 風景
 朝日が雲海を照らし始めると、刻々とその色が変化する。
小出市街は、この雲海の下で眠っています。わずかにNTTの電波塔が見えます。

 杉の林にも雲海、霧の一部が残りさながら墨絵のよう。
右の真ん中あたりが、スキー場直下のグランド。先日めぐりめぐるマーケットに出店した場所です。

 徐々に雲海、霧は消えて町並みが姿を現す。
中央付近の奥が、通称大湯街道で大湯温泉へと続き、もっと奥は奥只見湖へと続きます。
 
 陽が昇るとともに、餌場に急ぐカラスが見えたり、ヤマガラの姿が見え始める。
先日来た際に、小鳥に水やりをする仕掛けだと思ったら、給餌器でした。中はヒマワリの種。
下の皿の左にヤマガラが来ていますが、お分かりになるかなー。動きが早いですからね。

 駐車場から1分も歩いたら藤権現の山頂になります。
そこからは越後三山の反対側、北西方向の風景が広がる。
 山頂が平らに見える山は、下倉山。あの上に下倉城があったのです。
直下は国道17号線が走り、魚野川も近くて見晴らしの良いお城だったのでしょう。
          (続く)
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パトカーに先導させて

2023-12-13 04:56:21 | 風景
 夜明けと共に、立ち込めている朝霧に気付いた。
小出の藤権現から雲海を見たくて、一人でそっと朝食を食べ書置きをして出発。

 思った通りの霧の海、雲海状態になっています。
雲海のかなたには、権現堂山が見える。左が下権現堂山で右が上権現堂山です。

 到着して間もなく、朝日が昇り始めました。
我が家から見る姿とは、違って見える越後三山も雲海に浮かぶ。

 陽が昇るにつれ、雲海が照らし出され刻々と姿と色を変える。
自然の織り成す、大スぺクタルとも言える現象を息をのむ思いで見続けます。

 藤権現の頂上直下の駐車場には、風景に似合わぬ無粋なパトカー。
実は、スキー場のゲレンデに到着すると、赤いイルミネーションと思う赤い光。
 近づいてみるとなんとパトカーがゆっくりと登っていたのでした。
悪路の砂利道は、軽トラの方が走行しやすい。パトカーを煽るように走ったのでした。
 駐車場に到着して、降りてきた警察官に何事かと尋ねると「遭難者の通報があった」との話。
スベルべを含めて3人の写真好きがカメラを構えていると間もなく、帰って行ったのでした。
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