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もう、気が狂いそうな忙しい日々。身体も気持ちもぎりぎり頑張っている。
昨日も朝食前から山の畑に行き、種蒔き後の散水と、ニンジンの間引きなど。
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如雨露で散水しながら何者かの足跡に気付く。
やや真っ直ぐに見えるのはキツネの足跡か。いずれにせよ「夜のストレンジャー」ですね。
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平らなところを歩けば良さそうなのに、わざわざ畝をまたいで歩いている。
「柵をしなくてはならないのだろうか」と言うのはスベルべママの意見。
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「ま、大丈夫、これはタヌキの足跡だし、ウサギの足跡さえ無かったら」とスベルべ。
そう、耕した畑から出る昆虫を探すタヌキで、葉物野菜を狙うウサギでは有りませんから。
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まだ、大根の種蒔きにはすこし早いと思うのだけれども、準備を進めるに越したことは無い。
午後一時半から、湯沢町役場で「雪国観光圏」の食をテーマにした会議に出なくてはならない。
地方紙「越南タイムス」に山菜に関する連載を載せたのが運のつき。
その、魚沼の食から観光の開発と言う発想のワーキンググループの一員に指名されてしまったのです。
そこで、朝食前の一仕事に引き続き「越後の台所 すずきち」の仕入れに付き合った後、再度山の畑へ。
僅かな時間も無駄にすることはできない、昼食と出発の時刻までに長い畝を二本作った。
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畝を作りマルチを掛け、平畝には順番に何種類もの種を播き続けている。
畝を作り種を播き、そして家では連結ポットに種を播いて苗作り。
湯沢での会議を終えて帰宅したのは四時半。
すぐに着替えて山の畑へと急ぎ、再び畝作り。夕闇が迫って帰宅し、僅かな明るさを頼りにポットに種を播いたのでした。