工芸品ばかりご覧いただきました。少し趣向を変えて宿のお食事の紹介です。
「第31回ふるさと会津工人祭り」も回を重ねるごとに人々に知られ、今では宿の確保は至難なことだとか。
出かける前々日の9日まで悩んで会津行きを決定し、宿に申し込んだが「三か月前から一杯」なんて言われた。
最後に申し込んだこの温泉旅館は、当初考えた9日はダメだったが10日にキャンセルがあり予約できたのでした。
温泉旅館と言うよりも湯治場の雰囲気さえ漂う旅館でした。
食べ物も会津情緒漂う「鰊料理」が何品も出て、スベルべ老夫婦にはぴったり。
これも、鰊しかも半干し状態の言わば「身欠き鰊」の煮物ですね。
そして、会津で刺身と言ったらこの「馬刺し」です。
奥会津まで来て、魚の刺身なんてちっともありがたくなんて無いですからね。
さて、この揚げ物の材料はは何でしょう。
形から冬菇、丸くて肉厚の椎茸かな。なんて思っていました。
なんと、丸い素材の正体は「饅頭」でしたよ。
ジョッキの生ビールから冷たい生酒に移行するタイミングで、最初に口にしたスベルべママがびっくり。
スベルべは最初に口にしなくて良かったですよ。生酒に饅頭のおつまみなんて洒落にもなりませんから(笑)。
カジカカエルの鳴き声が聞こえる長閑な宿はここでも、イベントとして工芸品を販売。
しかも、夜間も展示品はそのままで宿の人は誰も見ていない不用心さは、客と宿の信頼関係かな。
翌朝5時に朝風呂に行ったスベルべは、なんと朝食時間になって腕時計を脱衣場に忘れたことに気付いた。
急いで帳場を通り、風呂場に行こうとしたら受付の奥にスベルべの腕時計が見えた。
聞くと「お客さんが届けてくださいましたよ」と言われ、「よろしくお伝えください」と伝言。
風呂に行くと先客が3名いて大きな声で「おはようございます」と声をかけたが反応なし。
そんなことで、少し腹の立ったスベルべだったけれども、無口でも良い人たちだったのですねー(笑)。
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