畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

芋差し棒でサツマイモを植える

2021-05-30 05:20:21 | 野菜

 昨日は早朝5時前に山の畑へと向かう。

前日、手伝いをお願いした近所のオジサは約束通りに来てくださいます。

 取り寄せた芋差し棒、新兵器を早速使ってみます。

最初の苗は短い「寿」で、やはり、短い苗は難しいですね。

 

 根元を棒の先端、二股に分かれたところで抑えて差し込む。

次に植えた、「安納芋」と「べにはるか」は苗が長くて簡単です。

 苗が長いと、苗の先端の折れを気にせずに一気に押し込めます。

植える苗の長さがこの芋差し棒の活躍に大きく影響しました。

 

 1時間半近い時間で400本を無事に植え終わりました。

マルチで苗の根元が焼けないように土を載せています。

 

 仕上げにカラスの悪戯防止に透明ナイロン糸を張り巡らせて終了。

二人ではあるけれど、この時間で400本は能率も良かったかな。

 さて、問題が発生。いきさつも良く分からないままに受けてしまった仕事。

それは、小学生たちが山の畑でサツマイモを作りたい、いえ作らせたいという話。

 ある人が、簡単に空いている畑を貸すという話から始まったらしい。

そして、サツマイモ作りの指導はやはりスベルベさんしかいないと言う事に。

 ところが、空いている畑を見に行くと何年も使っていない畑で作付け不可能。

次の候補地を調べたけれど、ここも作付けを休んでいたところで雑草だらけ。

 最後に行きつくのはやはり我が家の畑しかない。

畑の空きはあるけれど、今年の気候で畝立てのタイミングが取れない。

 なんだか、教員も、中に入って話を進めた人も考え方が安易すぎです。

もちろん小学生には教えてあげたいけれども、安易な考えの板挟みで悩みます。

昔のギャグ「責任者出てこい」ですよ。なんだか子供のような大人が増えちゃったな―。


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6 コメント

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Unknown (赤石岳)
2021-05-30 09:21:40
長い数多くの畝、さかもマルチの掛け方はさすがですね。職人技‼。新兵器の使用で能率🆙も 嬉しい発見ですね。
自分は棒を刺して 突っ込んで 周囲の草を刈り 上に被せていました。なるほど‼ 根元に土で良いわけですね👍 真似させて頂きます。

思い付きで、安易な計画 をたててしまう教員が 多いのは私も感じています。農作業に関わって来なかった人が 多い事も一因と思います。
昔、収穫祭で、餅米が玄米のまま
蒸かされていました。精米過程を知らなかった様です。
何事も、生活の中の経験って大切だなあ😆と思います。
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Unknown (ミケ)
2021-05-30 11:08:20
スベルベさんおはようございます。
もう朝飯前にサツマイモの苗を植えられたのですね。この苗を植える棒は他の野菜にも利用できるかもー。
カラスのいたずら、なぜか植えた苗を引っ張って抜くんですよね。私も落花生を植えたので野菜の籠を掛けて置きました。糸を張るのもいいようですね。
よく幼稚園児とか小学生がサツマイモ掘りやジャガイモ掘りをしますが育つ過程より最後の収穫に興味があるのだと思います。保護者の方が頑張って掘っていたりしますから。
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Unknown (とんぼ)
2021-05-30 17:23:49
里芋が毎年よくできるのでサツマイモ減らして里芋を増やしています(笑
安易な考えをする教員、畑仕事ならまだマシです。児童の命に関わりませんから。
けど、よく登りに行く山の山小屋の管理人さんから聞いた話では遠足気分で山登りを計画する学校があるそうです。ある日管理人さんが何の気無しに雨風が強い外に出たら、小屋の屋根の軒下で軽装で濡れて震えながらお昼ご飯を食べてる子達がいたそうです。学校の登山計画の事を知っていた管理人さんもこれにはびっくりで教員になぜ我々管理人に声を掛けないのか聞いたところ、『管理人いないと思ったし小屋には入れないと思った』という呆れかえるような返事だったそうです。一歩間違えれば遭難事故に発展してたかもしれないそうです。教員だけでなく安易な考え山をよく知らない人がよく山登りに来てるそうです。
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赤石岳様 (スベルベ)
2021-05-31 04:34:18
 今年は早くから梅雨入りしたかのような天候で、土が乾くことが少なかったですね。
土の湿り具合が良かったら、もっと畝の表面をきれいに仕上げられたのですが。
植え付けた苗の根元に土を載せることは、マルチを使い始めて以来続けています。
農業に関わってきたか否に関わらず、どうして常識が欠けているのかなー。
もち米を玄米のまま蒸かしたらどうなるのか、笑ってしまいました。
「栄養満点玄米餅」なんて聞いたこともないし(笑)。
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ミケ様 (スベルベ)
2021-05-31 04:41:37
 そうです。朝飯前の400本です(笑)。
この苗の植え付け棒は確かに他の苗にも転用できるかもしれませんね。
他にも里芋植えなどに使う、優れものがあり昨年はずいぶん助かりました。
でも、今年は自作の苗が上手く育たず、その優れものも出番がありません。
サツマイモの植え付け後のカラスの悪戯は大変です。
何せ抜き取って、畝の上に綺麗に並べておくのですから。
初めのころは「あれっ、植え忘れてしまったのかなー」なんて思わされましたよ。
今回の小学生は、一、二年生だと言いますから、難しいですよね。
経験させてあげられる農作業は植え付けと収穫くらいですね。
昨日は仲介者を畑に呼んで二人で午後から小学生用の畝を6本作りました。
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とんぼ様 (スベルベ)
2021-05-31 04:51:25
 里芋が良くできるということは、湿り気の強い土なんでしょうね。
そんな環境だとサツマイモよりも里芋のほうがよく育つから、そのほうが得策でしょう。
山の話は凄い話ですね。何故常識に欠けているのか考えさせられる行動。
よくぞ遭難事故にならなかったもので、幸運としか言いようがないですね。
何年か前に小学生が自分たちで作ったジャガイモを食べて食中毒になったことがありました。
あれは、ジャガイモを日に当てると表面が緑化して毒を生成することを知らなかったのでした。
でも、自分たちでは調理はしなかったと思うから、関係者すべてが知らなかったということでしょう。
あの世界も特殊な世界で、教員志望者数が減少の一途なんて不思議です。
どうも、本来の教育よりも他の雑事に追われることが多くて勤務時間が長そう。
ま、失礼だけれど今の文科大臣を見ても、教育が良い方向に行くとは思えません(笑)。
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