畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

地蔵清水

2024-12-26 04:09:36 | 食べ物
 以前も紹介しましたが、時々新幹線と上越線の駅から1キロ余りの地蔵清水です。
近くに用事があるときに、ついでにという感じで汲んできますが、軟水で美味しい水です。

 何方が描いたのか、イラストで全体図が示されていました。
地域の皆さんに愛されているのですね。昔は近くの小学校も飲料水として使っていたらしい。

 板壁には、汲み取りの際のマナーと一緒に、神様のお札やしめ縄も。
汲みに立ち寄って、誰もいないことはめったにありません。この日も先客が一名。

 今年の7月の日付の水質検査証が張られていました。
大切ですよね。長年愛された清水が検査の結果汚染されていたなんてこともありましたから。

 友人から頂いた、4ℓの焼酎ボトルが活躍します。
これを8本持参すると、合計で32ℓになりますが、あっという間に満タンになる水量。
 我が家では飲み水として使ったり、味噌汁用として、ご飯炊き用として活躍。
水でしかないから、それほど極端に味が違うわけもないけれど、水道水とは比べ物になりませんね。
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大寒む小寒む山から・・・

2024-12-24 04:55:54 | 自然
 一度山の木々を真っ白に染めた雪も消え気味です。
右の山頂付近に、廃道になった九十九折の道が見えていますね。

 昼前の暖かさに誘われて、スベルベ夫婦は散歩に出たけれど・・・。
雪が消え残った、水田の中の農道と水田の間の雪の上に誰かさんの足跡。

 雪が消えた水田の中を歩き、魚野川の堤防まで足跡は続く。
誰の足跡かなー。タヌキや野ウサギなどの小動物ではなさそうです。

 堤防の上をしばらく歩き、そして元来た方向に帰ったようです。
山の上には、もっと雪が積もっていることでしょう。一面が雪に覆われているはず。

 この足跡を見て、誰の足跡なのか想像できました。
つま先が二つに割れた偶蹄目独特のこの足跡はカモシカでしたね。
 でも、小さいから子供か若いカモシカなのでしょう。しかも、一匹らしい。
山からここまで来るには、上越線の線路も横断しなければならない。たくましい野生です。
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熱々の下ろし雑炊

2024-12-23 05:26:16 | 食べ物
 夫婦で昼食メニューの相談をして意見が一致したのは「下ろし雑炊」です。
「下ろし雑炊は、トーチャンの方が上手」なんて、上手くおだてられて男の料理。

 粗目の大根おろし器を使って、たっぷりと大根おろしを作り鍋へ。
鶏の胸肉を少し入れました。昔テレビで見たメニューは大根おろしは水でさらしていた。
でも、大事な栄養素が詰まった、果汁のような汁を捨てるなんてもったいなくてできません。

 ご飯がほぐれて、大根おろしと馴染んだタイミングで味付け。
塩少々が基本ですが、香り付けに醤油も少々入れるのが私流です。

 二人分で、卵2個を割り入れて掻き回す。
このあたりの煮あがり方が好みの分かれるところですが、スベルベはあまり煮込まない。

 完成しました。冬の食事にはぴったりだと思います。
小さい大根でしたが、ほぼ1本丸々と摩り下ろしたから栄養は十分でしょう。

 どんぶりに盛ったら、小口切りのねぎを散らしてさぁー食べましょうか。
スベルベが先に退職して、亡父と二人の昼食時、冬は良くこれを作りました。
 父も喜んで食べて呉れた記憶が残り、冬の我が家の定番メニューになっています。
この他には、漬物でも有ったら最高の組み合わせでしょうか。一冬に何回もテーブルに乗るメニューです。
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連載328「なってみなけりゃ分からない」(その2)

2024-12-22 04:35:33 | 暮らし

  元気盛りの還暦の頃 

    なってみなけりゃ分からない(その2)

 気になり、身近な人たちに症状を話すと、それは「ずずらご」、医学的には「帯状疱疹」の代表的な症状ではないかという意見が多い。そこで、今は高齢化により廃業された皮膚科専門の開業医の門をくぐったのでした。
 皮膚科専門という先生はかなりの年齢と見た。そして、看護婦さんさえ奥さんでも無かろうが、かなりのご年配。

 診察を受けたら、そのお二人が口を揃えて感嘆の言葉を口にする。「これは典型的な帯状疱疹ですね。医学生に見せてあげたいほどだ」なんて言われる。そして、「今は良い薬が出ているから心配はありません」とも、付け加えられる。
 そのころ、近くの飲食店のマスターが漢方系なのか、キノコの一種「メシマコブ」を煎じた汁がどんな病にも薬効を現わすと言って愛飲していたのでした。幸いなことに私の話を聞いて、その煎じ汁を分けて頂けることになり、何日か続けて服用した。
             (続く)
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連載328「なって見なけりゃわからない」(その1)

2024-12-21 06:42:56 | 暮らし
  元気だったあの頃


   なって見なけりゃわからない(その1)

 最近「ずずらご」とも地域では呼ばれる「帯状疱疹」が増加傾向にあるという。これって、結構対処が難しい。どの病院の何課の診察を受けたらよいのだろうか。一つ対処を間違えたら大変なことになるとは、口伝に聞いていた。特に、顔面耳や鼻に発症し、処置を間違えると大変な後遺症が残るとも言う怖い話さえ耳にする。

 今では、生涯に三人に一人が罹患するとさえ言われる、珍しくも無い病気にもなったようですが、実態はどうなのだろう。
 他人事のように語るのは簡単だが、それはあくまでも耳知識。見聞によって知ることが多いのではなかろうか。という事でその、簡単なようで難しい病「帯状疱疹」に罹患した経験話しです。

 あれは、今から10数年前の事だろう。思いもしなかった症状が現れたのは、還暦の記念すべき同級会の直前だった。毎日の畑仕事に疲れて、風呂に入ろうと裸になり異変に気付く。虫刺されのような赤い斑点が胸から、腹にかけて広がる。気になり、触ってみると、なんだか気になるイラっとする感じ。痛いのでもなく、かといって痒いわけでも無い。

         (続く)
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