西の魔女が死んだ

本のタイトルです。梨木香歩さん作。新潮文庫。

泣きました。
気がついたら、涙が止まらなかった。
文字も大きくて文章もやさしくたんたんとつづられているのですが、こころの奥底にある何かに触られた感じ。これは・・・
「死」を扱うにしても、こういう形はなんというか、おかしな話ですが気持ちがいい。
生きることも、死ぬことも、同等に扱われ、気がついたら、涙が止まらなくなっています。

しみじみと静かな涙を久々に流せた。

おばあさんの姿に憧れすらいだき・・・

私は、いつかその時が来たとき、こういうメッセージを残していかれるだろうか。去っていく自分から、残される誰かにむかって、にっこりとほほえんで。。。

16年間のご声援ありがとうございました。

近所のダイエーに買い物に行きました。店内に入る前から・・「あれ？」と思っておりました。なぜって、野球のシーズンでもないのに、ダイエーホークスの応援歌（っていうんですか？球団の歌）がガンガン流れているのが聞こえてきたのです。
リーグ優勝の前とか、日本シリーズ中には、も、耳にたこさんが4つも5つも・・ってくらいかかりまくり、知らないうちにくちずさんでしまう状態だった歌。

しばらく聞きながら買い物をしていて、、ふっと気が付きました。

そうだ。「福岡ダイエーホークス」はなくなるんでしたー。

なんだか、妙にしんみりしてしまい・・・別に一所懸命応援していたわけでもないのですが、泣けてきました。
16年ですか。当然、私がここで結婚生活を送り出したころにはもう、ずーっとダイエーは球団保有のスーパーだったわけで。シーズン中は勝てばラッキー♪のセールのお世話にも沢山なっていたのでした。

妙に切ないですねえ。いままで当然のようにあったものが無くなるってこと。

　ち～から～のお限り～は～ばたあ～かば～♪しょ～うり～はぁ・・・