のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

ここ数日。

2005年09月14日 08時24分03秒 | ぽつぽつぽつ
夜になると漢方薬の陀羅尼助のお世話になる日が続いてる。
くうーーー

夏バテか。
あ、エアコンが直ったせいか?

くうー。
ゆうべは記事もUPできなくって・・・ブチブチブチ・・・・

復活せねば~~~自分!
(だからー、朝から陀羅尼助君飲んでます。今日は。。
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天井から水滴が。

2005年09月12日 21時33分08秒 | おろろ~~
先日の台風の後からなのですが。
朝起きると、まるで雨漏りのように水溜りができている床・・・

まるで、丑三つ時にお客様がいらっしゃっていたような感じに、何気なくうっかりすると見落とすくらいにひっそりと・・・・

ってね。原因はわかっております。
天井のビルトインのエアコン。
除湿運転させていたら、ポタリ、ポタリ、、、と、水が落ちてくるようになってしまったんです。
その場所がね。
両サイドに電子ピアノと私の仕事用のPCという、水分が天敵!っていうところでね。ちょろっとだーさんが中身をいじってましたけど、私、言いました。
「お願い!すぐに修理の連絡してください!!」

以前、あったんですよ。友人のうちでイキナリ水が降って来た~~ってことが。それはほんとにちゃんと「降る」って感じで下がびっしょり。このままをほっておいてそんなことになったら、確実にピアノとPCまで壊れるじゃあないですか。

で、今日、修理に来ていただきました。仕事を午前中のみにしてもらい、午後ほぼ2時間かかって無事完了。
結局チューブのつなぎ目のボルトの劣化と冷却用のガス(?)の漏れがあったそうで、水漏れ自体はたいしたことはなく結露のみでした。でもね、このままだったら次は「冷えない」とか「運転が止まっちゃう」って状態になっていたそうで。
ま、こういうものは早めの修理が肝心ですねぇ。

急な出費は痛いけどー、、
PCやピアノに被害が及ばなかったんだから。。と。。

で、気がつきました。そういえば4月2日にもあったっけ。水漏れが。

昨日は子どもたちずぶぬれだし、、、
もしかして、水難の相でも出てるのかしら。今年の我が家・・・
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「蒲公英草紙 tanpopo sousi 常野物語」

2005年09月11日 22時24分54秒 | ★★恩田陸
恩田 陸 著 集英社。

常野物語の続編。2冊目の本で、いいんですよね?ほかには「常野」で書いていらっしゃいませんよね?恩田さん。。
最初の本、「光の帝国」の第一話「大きな引き出し」のお話を、今回は大きく膨らませ、時代を変えて描いています。

今よりも少し前の時代。まだ世界が大きな争いをしていた時代の東北の一地方の村。そこのお医者様の家に生まれた峰子が綴った日記。
大きな空襲の末、手元にたった一冊だけ残ったその「蒲公英草紙」と題名をつけた日記から一番光り輝いていた少女時代を思い出すお話。
槇村という村の名家の末娘で、生まれつき心臓が悪くほとんどを家の中ですごしている聡子様に「友達」として峰子が会いに行くようになることから回想が始まります。
非常に聡明な聡子。そして時々とても近寄りがたい雰囲気になる彼女に、「女学校には必ず桜色のおリボンをつけて一緒に参りましょうね」と約束する峰子。それを叶わないことであろうと知りながら、こころから一緒にいきたいと願う聡子。
その二人を中心に、峰子の視点からみた槇村の家の人々と、そこに寄宿している人々の姿を描いて、そしてそこにある日「春田家」の4人家族が尋ねてきます。
そのまま槇村の家に居を置いて、なにやら不思議なことをしだす春田家に、村の人々はいろいろな憶測をするのですが・・・

「大きな引き出し」で語り足りなかったものを、「常野」ではない峰子の視点で描き出す。
それは、生きた人々を『しまう』ことの辛さと覚悟であり、そうしてひっそりと生きていくことを自分の運命として受け容れている春田親子の生き方であり。
大昔、その「常野」から嫁を取り、その嫁が「遠目」(未来を見る力の持ち主)であったことから村が全滅から救われ、以降『村をしっかりと守り、もし常野の者が訪ねてきたら出来うる限りのもてなしをすること』という家訓のある槇村の家。
そこに生まれた聡子は、たぶん「遠目」の力を持ち、あるときから自分の最期を知り、槇村の家のものらしくと小さな子どもたちを台風の鉄砲水と土砂崩れから守り、自らはその鉄砲水のなかに消えていく。

静かに、しずかに。
少し昔の文体で、少し昔の日本は確かにこんな時代だったんだと思い出させてくれつつ、第二次世界大戦が終わった日でお話は終わります。
戦いで夫も娘婿も失った彼女が、疲れ果てて思うのは、「今、光比古さんに会いたい」ということ。彼は春田の下の子で、出会った当時は峰子とおなじ10歳前後の男の子。そして、聡子様を「しまった」人物でもあるのです。彼に今会いたい。そう願う彼女の切なく悲しい気持ちが伝わり、ほんとうに人の思いと心をそのままに「しまって」くれているあの人たちがいるのならば、今のこの時代をどう思うのだろう、と私も考えてしまいます・・・

なんというか、感じたことの半分も表現できていませんが、

とても、とても、大切な物語です。静かに読み進みながら、今の時代になくしてしまった沢山のものを憧れと悲しみをもって思い起こします。
「光の帝国」を読んだ人なら、是非、この作品を!
そうそう。できたらハードカバーで手にとってほしい。装丁もとても素敵ですから。

そしてそして。
切に「続編」を望みます。常野のお話。
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突然。

2005年09月11日 21時01分24秒 | ぽつぽつぽつ
今日は選挙の日でしたねー。みなさん、行きましたか??
私はこんなときくらいしか最近は通り抜けない竹やぶの公園を抜けて投票所へ。
猛烈な日差しの中、なんとかやっとこ(爆)投票してまいりました。
いや~~~
暑かった!!!
その後、子どもたちはだーさんとプール&公園遊び。
私はふと思い立って○年ぶりに座布団カバーなど作り出し・・・・

そうしたら。

午後2時ごろから何だか手元が暗い・・って思ったら・・・雨?
うにゃああ~~??あんなに天気よかったのになあ~~と洗濯物を取り込んで、また座布団作りに四苦八苦(ファスナーがねぇ。。あああ・・・・・)してましたら、

ピカ!ズドドドォ~~~ン!!!

いやー、驚きました。雨も猛烈で、これはヤバイ。子どもたちは大丈夫かな?と思ったら案の定、、ずぶぬれで帰ってきましたです。
あー、今朝の天気にだまされた====

でも。
もしかして。

これって、私の、、せい?
いきなり、なれないお裁縫など始めてしまったがために皆さんに大迷惑かけたかしら~~~~

とりあえず、その座布団カバーは、穴が開いていた二枚分のみ仕上げました。後は長座布団なので布が足りませんー。フローリングに座布団で生活している我が家。やっぱりちょっとおかしいかな~
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忘れずに。

2005年09月10日 20時51分09秒 | ぽつぽつぽつ
今日はほんとうは本の記事をUPする予定でおりました。
恩田陸さんの常野物語の続編のお話。
だ~け~ど~

午後。
軟弱中学生の上の子が、同級生とふたりで「戦争」のことを調べて模造紙にまとめるというので、我が家で作ってました。学校の宿題です。
戦争、、かあ、と思いました。
彼女たちは、第二次世界大戦中の「生活」についてまとめたらしい(私は仕事中で見てないんですが)んですけれど。
それに関連して、昔の沖縄戦のことを下の子を交えてほんのちょっぴりお話しました。下の子は、たぶん始めて聞く話。沖縄戦で、洞窟で死んでいった人たちのことをほんのちょっと話したら、泣き出しました。
「怖い」と。
思わず抱きしめて、
「この先の時代をこんな世界にしないでね」
と言っている私がいました。

子どもでも確かにわかること。それは、去年、小6で地雷の歌を歌った上の子で感じてはいたのですが、ちいさな子どもにもわかること。理解できなくても感覚として感じてくれること。それもとても大切なことなんだ。。と思いました。
あえて、反面教師的な話題を持ち出したくはない、と思っているのですが・・

それは「戦争」という括りだけではない。

人の命。
生き物の命。
地球の命。

そんなものを、感覚としてつかんでくれたら、この子達の未来を少しだけ明るく照らしてくれるのかもしれない・・と。

何だかいつもと違うお話になりました。
選挙が明日っていうこともあるし、見えない明日に向かって生きている毎日のこともあるし。。

それでも前を向いて歩いていく。忘れずにいたい事、ですね。

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GUNDAM SEEDを観終ってしまった~

2005年09月09日 21時22分55秒 | まんが☆アニメ
ああ、観てしまった。一年分全部・・・
『GUNDAM SEED』
まさかなあ。こんなに勢いよく見てしまうとは思わなかったなあ。自分・・・

ファーストガンダムとはまったく違う世界だったんですねぇ。途中で気づいたんですけれど・・・(爆)
つまりガンダムも多元宇宙になってるんだ。今は(笑)

おもしろかったです。案外今の自分の中では、ファーストガンダムよりも見やすかったかも。感情面で、ですが。
たとえば戦闘シーンがとってもリアルでぎくっとしたり、フレイ・アルスターにくたくたにされたりしましたけど、何より主人公のキラ・ヤマトくんがとってもある意味芯の通った人だったので。
アムロ・レイくんにはかな~りいらいらさせられちゃいましたからねぇ。昔の私。主人公がこんなんでどーする!って、ね(笑)ま、シャア少佐さえいてくれたらそれでオールオッケ~だったけれど、、ね

「SEED」はある意味、すごっくツボをついてますね。
ラスト近いころになったら、アスラン・ザラくんとカガリ・ユラ・アスハちゃんがいい感じになってくれるし、キラとアスランが一緒に戦うシーンなんて、も、どきどきするくらいかっこいいし、音楽もいい。
キラがはっきりとした意思を持ってくれて、大人になってくれて、とても後半は落ち着けました。ラストのキラくんの出自はきついお話でしたが。。

今日、レンタル返却に行ってきたんだけれど、「今日まで半額」につられて「種デス」の1巻を借りてしまった。
ああ・こっちはまだ本編終わってないのに・・
「種」を落ち着いて見られたのはもう終わっている作品だって思っていたからなのに。。(全然お話終わらなかったけれど。。。)

でも、「種」のラストは悲惨だったなあ。「種デス」でハッピーになれるのかしら??アークエンジェルの皆さん!!!?

ただね。ちょっとだけ苦言をいうと。。
このガンダムは。子どもたちに見せられないな、と思ってしまっています。あまりにリアルに人が倒れていくシーン。
子どもたちに戦争を包み隠さずに見せて伝えたいって、そんな意味のことを先日のNHKBSの特番で富野監督がおっしゃっていましたけれど、ちょっと・・ね。
敵だから倒す。敵だから目の前で銃殺する。
そんなシーンをあえて子どもに見せるべきかしら・・とふと思ってしまうのです。地球軍とザフト軍のそれぞれの主張。ブルーコスモスっていう存在。
大人の私でも目を背けたくなるシーンが何度も画面に現れて・・・
これでいいのかな?と、ストーリーとはまったく離れて考えさせられてしまいました。

相容れない思想。相手を受け容れられない心。
それをあえて描いて、そこに疑問をもって成長していくキラという存在がとても大きくて好きなんですけれど、果たして子どもたちにこのメッセージは届くのだろうか、と。

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ずっこけていてもかっこいいなあ。

2005年09月07日 23時07分20秒 | ぽつぽつぽつ
今日は突風吹き荒れる一日でした。
台風14号のための南風。あまりに強いので窓も開けられず、扇風機を背中に背負って仕事をしました。暑かった~~~
それでも大雨がなかったのですから、こちらは恵まれていましたね。大変な被害が出ている地域のお友達は幸い無事のようですが、不自由な生活が続くことでしょうから、体調には気をつけてほしい・・と思います。

今日は、唯一チェックしてみてるテレ朝の「刑事部屋ー六本木おかしな捜査班」の放映日でした。柴田恭平さんと寺尾聰さんの競演ってことで、「お!あの『半落ち』のふたりだー。テレ朝もすごい人たち使うなあ~」と見始めたんですが。。。
おもしろいんですよねー。刑事ドラマだけど、確かにしんみりもしちゃうんだけど、おもしろい。毎回あっちこっちで笑わせられて、いい味のドラマです。
っていってももう来週が最終回なんですけれど。
めずらしくだーさんも気に入ってて、先週の都庁の前(だったかな?)で柴田恭平がストリートダンスを見事に踊りきるのに大喜びしてました。
役柄では今回あんまり運動神経よくない設定じゃなかったっけ~なーんて、私は密かにつっこんでましたが、でもやっぱり柴田恭平ってかっこいいなあ~~~などとも思っているわけで。。

こういうコミカルな役も上手いですねぇ。さすがです!

この後も、水曜日の9時は外せそうにありません。
なんたって、まーたまた「相棒」が始まるう~~
そっか。「はぐれ刑事」が終わったら、この「刑事部屋」と「相棒」でセットにするのかな~。それはとってもいいことだなあ~と、勝手に思いついてる私です。
(刑事ドラマは「太陽にほえろ!」で子ども時代に刷り込まれてますからねー。すきだねえ。私!)
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手軽にシフォンケーキ。

2005年09月06日 20時38分57秒 | ☆お菓子☆
日曜日、久しぶりにお菓子を焼きました。
以前、友人に郵送するために焼いて、プレゼントとおなかにレッツゴーしちゃって写真とれなかった例のもの
紙コップで焼くシフォンケーキです。
夏になるとこういう焼き菓子はすっかりご無沙汰になりますが、そろそろまたいいですね。
今回は20cmの型の分量でマフィンの紙型で15個。
お義姉さんのところにいく手土産に焼いたんですが、やっぱりこれはヒットだなーと思います。普通のシフォンは必ず「完全に冷ます」ということが必要ですが、これはちいさいからすぐに冷めるし、焼きたてでも一個一個になっているからしぼんでしまう心配がない。焼き時間も通常20cm型だと45~50分かかるところを30分でバッチリ。
急に手土産・・とか、急なお客様。。とかでも対応できそうです。

夕べ、↓にUPした本を読み終えたくて夜更かししてました。
そうしたら、シャープの吉岡秀隆さんのCMを久々に見ることが出来ました。
そういえば、最近全然TV見てなかったなーと思いつつ、「家族が増えました」のCMをにんまりとしながら見てました。

秋の夜長。。には残念なことにまだちょっと早いけれど、ゆったりとした時間をそろそろ恋しくなる季節です。
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「麦の海に沈む果実」

2005年09月06日 20時26分23秒 | ★★恩田陸
恩田 陸 著 講談社文庫。

「三月は深き紅の淵を」の内側のお話・・・?
先日の四部作の4作目に織り込まれてダイジェストのように出てくる物語。
3月意外の転入生は破滅をもたらすといわれる北国にある全寮制の学園。そこに2月最後の日に転入した理瀬を主人公に、その閉ざされた学園での不可思議な出来事や殺人事件などなどを追っていくお話。
ラストまでいく前にある程度「あ、もしかして」と思っていたことが、半分は当たっていて、半分はとても驚かされた物語です。
そして、この「学園」を描く、古くそしていつの間にか紛失してしまった本のタイトルが「三月は深き紅の淵を」なんです。

ストーリーを話すのは、今回しないでおこうと思います。
説明しちゃうと、この「世界」の感覚が崩れてしまいそうなので。
先日読み終えた「三月は~」でおおまかなあらすじを読んでいるためか、理瀬の性格やそのほかの人々の不思議な景色を読み進むうちに、まるで、昔知っていたお話をとても久しぶりに思い出しつつもう一回読み直しているような、そんな懐かしさを感じました。
理瀬の気持ちや行動に私の心を重ねて、ああ、こんな時代、私もあったなあ・・・などなどと突拍子もない空間の不思議な世界なのにどこかきちんと現実に気持ちを通わせられる場所があって、そういうところは、完全に「ありえない」お話ではない、隣にある物語としての位置づけがきっちりとあります。

そしてラストでギャフン・・とさせられてしまったんですけど、、ね。
あまりの理瀬の変貌振りに読んでる私が茫然自失状態・・・(爆)
そこまで入れ込んで読んでいたのかーと、そっちにもびっくり・・・(苦笑)

そうそう。
読み終わって思いました。
前出の「三月は深き紅の淵を」の第二部の物語のなかで、編集者の女性の一人がこういっています。
「物語というのは、物語のために存在するんだ」と。
なんとなく、この意味がわかる気がします。物語のために存在する物語。それが「三月は深き紅の淵を」なんじゃないのかな、と。
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「三月は深き紅の淵を」

2005年09月05日 21時43分52秒 | ★★恩田陸
恩田 陸 著 講談社文庫。

読みたい。
「三月は深き紅の淵を」を読みたい。手にとって始めから終わりまで誰にも邪魔されずに読んでみたい・・・

そう無償に思う、思わされてしまう「本」です。


この作品は、4部作になっています。そして、その4部作は、「三月は深き紅の淵を」という稀少本にまつわるお話。
第一部では、この本は実はまだ書かれておらず、お金持ちの人々の道楽に半分ひっかけられたような作り。第二部では、この本は厳然と存在し、その本の作者を編集者の女性二人が夜行列車のなかで推理しつつ、作者であろう人の元に行く話。第三部は、そこに出てくる人がきっと「いつか私は書くだろう」と思っているお話。そして第四部は、この「三月は深き紅の淵を」を書いた作者が、ちょっぴりこの話の構成を説明しつつ、実はものすごく厚いベールの影に、この「三月は深き紅の淵を」を隠してしまうお話。

つまり、この本は、「三月は深き紅の淵を」という内側の物語を包む、外側のお話の本なんですね。
それぞれの中編ごとに単品でも楽しめるし、「三月は深き紅の淵を」で繋がっているとも見える。更に必ずある人がそれぞれのお話にちらっと見え隠れしていますから、それはきっと、内側のお話に共通するある果物と同じ扱いであろうと思われ・・・そして更に、次の本に繋がっている。

ああ、書いていて自分でも混乱してます。
でも、文庫本の帯に「これが恩田陸だ!」なんてキャッチコピーがありましたが、ほんとにそうだなあ、、とも読みつつ感じておりました。
この構成力や表現力だけでなく、今までに読んできた恩田先生の作品の骨がちらほらと見え隠れしたりするんです。
作品をいろいろ読んだ後にこの本を手にとってもまた別の楽しみ方が出来そう。

というわけで、すでにこの次のお話を手にしています。
気持ちがとてもどきどきとして、不思議で追い求めたくて。
できたら誰にも邪魔されず、一気に読んでしまいたい。
でも、読み終わりたくない・・・

物語を追い求めつつ読み終えて、読み終えてしまったからこそ、更に追い求める。
そういう作品だな、と思います。
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一年ぶりに。

2005年09月05日 21時31分09秒 | ぽつぽつぽつ
土曜日。電車を乗り継いで出かけてきました。大宮ソニックシティー大ホール。
去年はここに、親子で大緊張して来ていたんだなあと思いつつ、今年はちょっぴり気楽に、でもちょっぴりドキドキしながらいきました。

NHK全国学校音楽コンクール 関東甲信越ブロック大会。

今年もここまでコマを進めた小学校合唱団の応援です。

OBであるお姉ちゃんたちを連れて、下の怪獣も「行く!」というものだから仕方なく(おい!)私も出かけたのですが、やっぱりいいですね。子どもたちの歌声は。
自分の子どもたちがかかわっていない今年。それぞれの地区から勝ち上がってきた子どもたちの演奏は、ほんとうにきれいで、また元気で、明るくて、そして感情が篭って。
純粋に楽しむことが出来ました。
(当事者はこうは行きません。自分の学校以外のすべての学校が上手く聞こえますからねー

ここから3校が全国大会にコマを進めます。
進めた学校も、そうでない学校も、それでもとても新鮮な歌声をありがとう。
いろいろ批評されていたけれど、間違いなく力いっぱい歌えていましたよ。

心洗われた一日でした。

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ちょっと楽しい困った状態。

2005年09月02日 22時28分12秒 | ☆本☆
メールチェックしてたら、情報が入ってた。
連続物の最新刊。

うーん。迷ってます。
情報は当然ネット販売のお店から。
この本は、普段良く行くダ○エーの本屋さんには、なかなか置いてない種類のもので、かといって遠出するのは、この週末は無理。
(明日大宮まで出かけるんですが、本屋さんなんて寄っていられないだろうし・・)

今、ネットでポチっとクリックすれば、多分月曜日には手元に届く。
でももし、注文した後の日曜日の買出しで、本屋さんにあったらとっても悔しい。たまーに、新刊は入れてくれてるんだよなあ。。

でもでも、日曜日にやっぱりその本屋さんになかったら、一大後悔するわけで。。。。

あっはっは。
私、こんな本も読んでるんです

結構おもしろいんだ。これ。「今日からマ王」シリーズ。

さて、頼むべきか日曜日まで我慢するべきか・・・
新刊が出た~~~と喜びつつ、悩む夜であります。
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防災の日に。

2005年09月01日 21時40分13秒 | ぽつぽつぽつ
はああ。
暑かった。気温は36度に比べたらずっと低いというのに、やっぱり一日でも涼しい日を体感してしまうと、身体はあっという間に楽に流れます。

今日は小学校も中学校もそれぞれに用事があって、午後の2時過ぎ、一番暑い時間に外をうろうろしてました。仕事がギリギリに終わっていたから余計にこの「暑さ」は堪えますー。日頃座りっきりの生活ですから。。

そうそう。夕方買い物に行ったいつものダイエーで、ついに購入してみました。
「パンの缶詰」
数年前に話題になっていて、すごーく気になっていた商品。我が家は一日一回はパンが食べたい家なので、それが保存食になってるっていいなあ~と。
買ってきたのは「チョコ味」「レーズン味」「いちご味」の三つ。
どんなかなあ。気になるなあ。

でも、今開けて食べちゃったら「保存食」になりませんね。

そういえば、去年購入したおもちや炊き込みご飯の「保存食」もあるんだ。
こういう日にそれを使って「防災の夕食」ってのもいいかもな。そして中身を入替える。

ずっとずっと、これが役に立たないことを願いつつ。

(と、我が家は全然防災の備えができてません。この時期になると毎年いけないなあ、と気になるのですが。。非常用の持ち出し袋くらい、いい加減準備したほうがいいのかな。今夜の地震のスペシャル番組を見つつそう思います。。。
天災は、運命だとも思っているんだけれど。)
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