のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

忘れずに。

2005年09月10日 20時51分09秒 | ぽつぽつぽつ
今日はほんとうは本の記事をUPする予定でおりました。
恩田陸さんの常野物語の続編のお話。
だ~け~ど~

午後。
軟弱中学生の上の子が、同級生とふたりで「戦争」のことを調べて模造紙にまとめるというので、我が家で作ってました。学校の宿題です。
戦争、、かあ、と思いました。
彼女たちは、第二次世界大戦中の「生活」についてまとめたらしい(私は仕事中で見てないんですが)んですけれど。
それに関連して、昔の沖縄戦のことを下の子を交えてほんのちょっぴりお話しました。下の子は、たぶん始めて聞く話。沖縄戦で、洞窟で死んでいった人たちのことをほんのちょっと話したら、泣き出しました。
「怖い」と。
思わず抱きしめて、
「この先の時代をこんな世界にしないでね」
と言っている私がいました。

子どもでも確かにわかること。それは、去年、小6で地雷の歌を歌った上の子で感じてはいたのですが、ちいさな子どもにもわかること。理解できなくても感覚として感じてくれること。それもとても大切なことなんだ。。と思いました。
あえて、反面教師的な話題を持ち出したくはない、と思っているのですが・・

それは「戦争」という括りだけではない。

人の命。
生き物の命。
地球の命。

そんなものを、感覚としてつかんでくれたら、この子達の未来を少しだけ明るく照らしてくれるのかもしれない・・と。

何だかいつもと違うお話になりました。
選挙が明日っていうこともあるし、見えない明日に向かって生きている毎日のこともあるし。。

それでも前を向いて歩いていく。忘れずにいたい事、ですね。