遊爺雑記帳

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「無人機攻撃」は露の自作自演か 反体制勢力が関与との見方も

2023-05-05 01:33:55 | ウクライナ全般
  首都モスクワ中心部の宮殿クレムリンへの「無人機攻撃」について、誰が実施したのかを巡り諸説が飛び交っていますね。
 産経新聞が、その諸説を披歴しています。
 
「無人機攻撃」は露の自作自演か 反体制勢力が関与との見方も - 産経ニュース 2023/5/4

 ロシア大統領府が所在する首都モスクワ中心部の宮殿クレムリンへの「無人機攻撃」について、プーチン露政権はウクライナが攻撃を試みたと主張している。この「攻撃」を巡っては、ウクライナ侵略を正当化するためのロシアの自作自演だとする見方も出ているほか、露反体制派勢力が関与した可能性も指摘されるなど、ロシアの主張の信憑(しんぴょう)性には疑問も呈されている

 
ウクライナのゲラシチェンコ内相顧問は3日、無人機がクレムリンの建物上で爆発した瞬間を撮影したとされる動画内で、建物の屋根に2人の人物が映っていると指摘。「爆発が起きる前なのに、なぜ彼らは屋根に登っているのか」と疑問を呈した無人機攻撃はロシアの自作自演だとする考えを示唆した形だ。

 一方で、
ロシアはクレムリンが無人機2機による攻撃を受けたとしており、この動画は時間的に2機目の攻撃を撮影したもので、映っている2人は1機目の攻撃後に状況を確認するため屋根に登った可能性があるとも指摘されている。

 別の観点から自作自演説を疑う声もある。仮にウクライナの攻撃であれば、無人機は両国国境から約500キロ先のクレムリンまで撃墜されずに飛行したことになる。
米シンクタンク「戦争研究所」は3日「ロシアはモスクワを含めた国内に強固な防空体制を敷いており、クレムリンへの無人機攻撃は容易ではない」と指摘露国内でウクライナへの敵意をあおるためロシアが攻撃を「演出」した可能性があるとした

 
自作自演でない場合でも、モスクワに近い露国内から何者かが無人機を発射した可能性が指摘されている

 
露独立系メディア「SOTA」は3日、反プーチン政権派の元露下院議員で、現在は露国外に滞在しているポノマリョフ氏「詳細は明かせないが、攻撃には自分の知っている組織が関与している」と明かしたと報道。SOTAは、実在は確認されていないものの反プーチン政権派の地下組織とされる「国民共和国軍」にも言及し、露国内の反体制派組織が攻撃に関与した可能性を示唆した。

 
米CNNテレビは4日、ポノマリョフ氏がインタビューに対し、「攻撃は露国内のパルチザンが実行した」と述べたと伝えた

 プーチン露政権はウクライナが攻撃を試みたと主張。
 
 爆発した瞬間を撮影したとされる動画内で、建物の屋根に2人の人物が映っているのだそうで、ウクライナのゲラシチェンコ内相顧問は3日、「爆発が起きる前なのに、なぜ彼らは屋根に登っているのか」と疑問を呈した。無人機攻撃はロシアの自作自演だとする考えを示唆。

 ロシアはクレムリンが無人機 2機による攻撃を受けたとしており、この動画は時間的に 2機目の攻撃を撮影したもので、映っている 2人は 1機目の攻撃後に状況を確認するため屋根に登った可能性があると。

 仮にウクライナの攻撃であれば、無人機は両国国境から約500キロ先のクレムリンまで撃墜されずに飛行したことになる。
 米シンクタンク「戦争研究所」は3日、「ロシアはモスクワを含めた国内に強固な防空体制を敷いており、クレムリンへの無人機攻撃は容易ではない」と指摘。露国内でウクライナへの敵意をあおるためロシアが攻撃を「演出」した可能性があるとした。

 自作自演ではないロシア国内からの攻撃説には、反プーチン政権派の元露下院議員で、現在は露国外に滞在しているポノマリョフ氏が「詳細は明かせないが、攻撃には自分の知っている組織が関与している」と明かしたと、露独立系メディア「SOTA」が報道。
 「SOTA」は、実在は確認されていないものの反プーチン政権派の地下組織とされる「国民共和国軍」にも言及し、露国内の反体制派組織が攻撃に関与した可能性を示唆。

 ポノマリョフ氏は、米CNNテレビのインタビューに対しては、「攻撃は露国内のパルチザンが実行した」と述べてもいます。
 「国民共和国軍」と、パルチザンとは同一組織?
 
 メドベージェフ露国家安全保障会議副議長は 3日、交流サイト(SNS)で「ゼレンスキーと取り巻きを物理的に破壊する以外の選択肢は残っていない」とし、ゼレンスキー氏を殺害すべきとの考えを示唆。
 
 北欧5カ国首脳との会談のため同日、フィンランドを訪問したウクライナのゼレンスキー氏は「プーチン(大統領)もモスクワも攻撃していない。自国領土で戦っている」と関与を否定。ポドリャク大統領府長官顧問もツイッターで、「ウクライナは防衛戦の最中で、露国内を攻撃していない。クレムリン上空をウクライナの無人機が飛ぶことはない」と一蹴。ウクライナへの攻撃を正当化する露側による捏造(ねつぞう)の可能性も指摘。
 ポドリャク大統領府長官顧問もツイッターで、「ウクライナは防衛戦の最中で、露国内を攻撃していない。クレムリン上空をウクライナの無人機が飛ぶことはない」と一蹴。ウクライナへの攻撃を正当化する露側による捏造(ねつぞう)の可能性も指摘したのだそうです。
 ブリンケン米国務長官は3日、「(露側の主張の真偽は)全く分からない」とし、ロシア発の情報に懐疑的との認識を示したのだそうです。
 「ゼレンスキーを物理的に破壊」と露メドベージェフ氏 「大統領府無人機攻撃」に - 産経ニュース

 ブリンケン国務長官の談話、米シンクタンク「戦争研究所」の指摘、元露下院議員で、現在は露国外に滞在しているポノマリョフ氏のCNNのインタビューでの発言は、いずれもロシア政府側の、ウクライナ政府が攻撃したとする主張を否定するものですね。

 真相は謎。
 そもそもクレムリンの宮殿の塔の上空で爆発した無人機の画像は、誰が撮影した画像なのでしょう。遊爺が接する報道の範囲では、撮影者がみつかりません。
 撮影者は、どうしてこの上空で爆発したタイミングに丁度撮影出来たのでしょう?(常時宮殿の塔上空を監視しているカメラがある?)
 動画を公開したのは誰?
 撮影者と航海者が判れば、真相に近づける様な!

 仮にウクライナの攻撃であれば、無人機は両国国境から約500キロ先のクレムリンまで撃墜されずに飛行したことになるとの、米シンクタンク「戦争研究所」の指摘に、遊爺は注目しています。
 これは、国内の反戦組織が実行したとしても、宮殿間近からの発射でないかぎり飛行途中での防空システムが機能していない事に。
 宮殿上空に接近して初めて防空ミサイル(?)が稼働・撃墜した?それにしては、迎撃弾の軌道らしきものは、公開画像には見られないような?
 撃墜したら、その残骸画像も公開されそうなものだが、それはない。
 疑問だらけで、更なる情報に注目したいのですが、ロシア政府側の執拗なウクライナ政府犯人説にも注目しています。
 つまり、ウクライナへのロシアのドローンやミサイルの正当化を、自国の防空システムの抜け穴があることを暴露することになる欠陥を厭わず主張。
 それは何故。
 
 メドベージェフ露国家安全保障会議副議長は3日、交流サイト(SNS)で「ゼレンスキーと取り巻きを物理的に破壊する以外の選択肢は残っていない」とし、ゼレンスキー氏を殺害すべきとの考えを示唆したのだそうです。
 それが目的の自作・自演(含、残骸の公開が無いことから、AIによる虚像動画の可能性)まで疑うのは邪推でしょうか。。

 なを、ウクライナは、ロシア国内へのドローン攻撃は実施した実績はあり、ウクライナへの攻撃拠点とされるモスクワの南部サラトフ州のエンゲルスにある空軍基地を攻撃しています。
 ロシア南部 空軍基地で爆発 3人死亡 ウクライナの無人機攻撃か | NHK | ウクライナ情勢



 # 冒頭の画像は、クレムリン宮殿上空で爆発したドローン



  この花の名前は、コエンドロ


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