遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

岸田政権誕生もあやふや政策と不明確外交 安倍元首相とも離反 来夏の参院選は苦戦確実

2021-12-28 01:36:51 | つぶやき
 今年を振り返る年末の時期となりました。
 1つは、秋篠宮家の長女、眞子さんと小室圭さんの結婚について、多くの国民が懸念を示し、皇室について議論を呼んだ点は前代未聞。もう1つは、岸田文雄政権の誕生だと、ジャーナリストの安積明子氏。
 岸田政権の評価と、今後の展望について解説いただいています。
 
【回顧2021】あやふや岸田政権、外交も不明確 来夏の参院選は苦戦確実…どのように乗り切るのか 気になる安倍元首相との距離 政治ジャーナリスト・安積明子氏 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2021.12/27

 2021年はまさに激動の1年だった

 
1つは、秋篠宮家の長女、眞子さんと小室圭さんの結婚について、多くの国民が懸念を示し、皇室について議論を呼んだ点は前代未聞。騒動は22年も続くと思われる。

 
もう1つは、岸田文雄政権の誕生だ。岸田首相は20年9月の自民党総裁選で、石破茂元幹事長を抑えて2位になったが、獲得した地方票はわずか10票。「岸田はほぼ死んだ」と言われていた

 
にもかかわらず、1年後に総理総裁の座をゲットしたのは、9年近くにわたった安倍・菅政権への疲弊感もあるが、岸田首相の「諦めない」という強い執念ゆえだろう。岸田陣営は総裁選への出馬表明後、早々に全党員に政策パンフレットを送付したが、初出馬の高市早苗氏(現政調会長)の事務所は「投票に間に合うように送付するのは、時間的にも資金的にも厳しかった」と述べている。

 岸田首相の
勝利は「役員任期の制限」などの党改革と、政治不信の払拭の提案が国民に好意的に受けとられたためだただ、二階俊博前幹事長の更迭には成功したが、その他はあやふやだ

 
勇ましく「新しい資本主義」を提唱したが、「令和版所得倍増」の文字は主張から消え去り、「デジタル田園都市国家構想」もなぜ成長につながるのか理解しにくい何よりも、岸田首相の曖昧な性格が出ているのが「4年8カ月外相を務めた」と誇る外交だろう。

 
「台湾侵攻(統一)」をもくろむ中国に対して、「当事者の直接的対話により平和的に解決されるべき」と従来の姿勢を崩さなかった。中国当局による新疆ウイグル自治区などでの人権弾圧を受けて、米国や英国、オーストラリア、カナダなどが北京冬季五輪の「外交的ボイコット」を公表しても、なかなか明確な態度を示さなかった

 さらに、
「18歳以下への10万円給付」問題では、岸田首相のリーダーシップを消失させた。

 にもかかわらず、
12月6日に開かれた安倍派(清和政策研究会)のパーティーで、岸田首相は「清和研は、(宏池会の)池田勇人首相の提案した『所得倍増計画』に、福田赳夫政調会長が反対してつくった党風刷新連盟が源流」と述べ、安倍晋三元首相らを牽制(けんせい)した。

 英国での国連気候変動枠組条約第26回締約国会議
(COP26)に参加したとき、ある首脳から「シンゾーから選挙で6連勝した奥の手を教えてもらった」と言われた話を披露し、「私はまだ教えてもらっていない」と述べ、安倍氏との距離を匂わせた

 安倍氏は「あれは面白い冗談」とかわしている。

 
21年の衆院選で、岸田自民党は絶対安定多数の261議席を確保したが、15議席を失って日本維新の会の躍進を招いた22年の参院選で自民党が苦戦することは確実だが、岸田首相はどのように乗り切るのか

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■安積明子(あづみ・あきこ) ジャーナリスト。兵庫県出身。慶応義塾大学卒。1994年に国会議員政策担当秘書資格試験に合格。政策担当秘書として勤務する。ジャーナリストに転身後、月刊誌や週刊誌などに数多く寄稿する。著書に『眞子内親王の危険な選択』(ビジネス社)、『新聞・テレビではわからない、永田町のリアル』(青林堂)など。
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 岸田首相は20年 9月の自民党総裁選で、石破茂元幹事長を抑えて 2位になったが、獲得した地方票はわずか10票。「岸田はほぼ死んだ」と言われていた。

 現実は、2位ではなく、ビリだったのですが、安倍氏の指示で国会議員票が岸田氏に割り振られ、ビリ回避をさせてもらったことは、諸兄がご承知のことですね。
 これで、総裁選チャレンヂ権が、首の皮 1枚でつながったのでした。

 にもかかわらず、1年後に総理総裁の座をゲットしたのは、9年近くにわたった安倍・菅政権への疲弊感もあるが、岸田首相の「諦めない」という強い執念ゆえだろうと、安積さん。
 岸田首相の勝利は「役員任期の制限」などの党改革と、政治不信の払拭の提案が国民に好意的に受けとられたためだ。ただ、二階俊博前幹事長の更迭には成功したが、その他はあやふやだと。

 党役員の定年制を打ち出し、二階氏の更迭を唱えた。菅氏もあわてて追うように二階氏に引導を渡すも、言い出しっぺの岸田氏の功績とされた。
 しなし、その岸田氏は親中の宏池会の流れを汲み、広島県日中友好協会の会長で、日中友好議員連盟会長の林氏を外相に抜擢。
 
 勇ましく「新しい資本主義」を提唱したが、「令和版所得倍増」の文字は主張から消え去り、「デジタル田園都市国家構想」もなぜ成長につながるのか理解しにくい。何よりも、岸田首相の曖昧な性格が出ているのが「4年 8カ月外相を務めた」と誇る外交だろうと安積さん。
 「台湾侵攻(統一)」をもくろむ中国に対して、「当事者の直接的対話により平和的に解決されるべき」と従来の姿勢を崩さない。つまり、中国に忖度。

 「18歳以下への10万円給付」問題の混迷は、岸田首相のリーダーシップを消失させたと安積さん。

 更に、12月 6日に開かれた安倍派(清和政策研究会)のパーティーで、岸田首相は「清和研は、(宏池会の)池田勇人首相の提案した『所得倍増計画』に、福田赳夫政調会長が反対してつくった党風刷新連盟が源流」と述べ、安倍晋三元首相らを牽制。
 完全に喧嘩を仕掛けた?

 21年の衆院選で、岸田自民党は絶対安定多数の261議席を確保したが、15議席を失って日本維新の会の躍進を招いた。22年の参院選で自民党が苦戦することは確実だが、岸田首相はどのように乗り切るのかと、安積さん。
 衆院選の自民党勝利は、立憲民主が、共産党と共闘したことで、小選挙区では敗れたが、比例では逆に圧勝出来たこと。つまり、立憲民主のオウンゴール。

 安倍氏とはっきり距離を置いた岸田氏。安倍氏側も応戦の様子。
 安倍氏は26日、BSテレ東番組「NIKKEI 日曜サロン」に出演し、岸田文雄政権が掲げる成長と分配による経済政策「新しい資本主義」や、外交姿勢に助言・注文したのだそうです。
 
「アベノミクス継続せよ」安倍元首相、BS番組で岸田政権に喝 新しい資本主義「市場がマイナス反応も」 「夕刊フジ新春特別号」でも激白 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2021.12/27

 安倍晋三元首相は26日、BSテレ東番組「NIKKEI 日曜サロン」に出演し、日本経済の再生・成長を目指した自身の経済政策「アベノミクス」の継続や、憲法改正の重要性を訴えた。岸田文雄政権が掲げる成長と分配による経済政策「新しい資本主義」や、外交姿勢に助言・注文したかたちにもみえる。



 
「根本的な方向はアベノミクスから変えるべきではない。市場もそれを期待している」

 安倍氏は番組で、こう語った


 
岸田政権について、「衆院選という最大の試練を乗り越え安定した政治を進める基盤を獲得した」と評価した一方、「新しい資本主義」について、「社会主義的と捉えられると市場もマイナスに反応する。成長から目を背けると思われないようにしないといけない」と訴えた

 さらに
憲法改正をめぐっても、「改憲に前向きな日本維新の会が議席を増やした。大きな変化だ」と指摘し、来年の通常国会での改憲論議進展に期待を示した

 
財政政策をめぐって自民党内には岸田首相(総裁)直轄で財政規律派の「財政健全化推進本部」と、安倍氏が最高顧問に就いた積極財政派の「財政政策検討本部」が併存している。

 
岸田首相は7日、財政健全化推進本部の幹部会合で、財政再建への道筋を「しっかり考えてほしい」と要請していた。

 一方、
安倍氏は「夕刊フジ新春特別号」(29日発行)の独占インタビューに応じ、「景気の腰を折らず、雇用を維持するためにも、積極的な財政出動を続ける必要がある」と語った

 安倍氏は独占インタビューでほかに、コロナ対策や東京五輪・パラリンピック、日米同盟、中国の軍事的覇権拡大、日台関係、岸田政権の評価など、幅広く語っている。

 岸田政権について、「衆院選という最大の試練を乗り越え安定した政治を進める基盤を獲得した」と評価した一方、「新しい資本主義」について、「社会主義的と捉えられると市場もマイナスに反応する。成長から目を背けると思われないようにしないといけない」と訴えたのだそうです。

 憲法改正をめぐっても、「改憲に前向きな日本維新の会が議席を増やした。大きな変化だ」と指摘し、来年の通常国会での改憲論議進展に期待とブレッシャー。

 財政政策をめぐって自民党内には、岸田首相(総裁)直轄で財政規律派の「財政健全化推進本部」と、安倍氏が最高顧問に就いた積極財政派の「財政政策検討本部」が併存する、経済政策の基本的対立。

 「聞く耳」が売りの岸田政権。聞く耳と行動がちぐはぐで、混乱や朝令暮改も頻発のスタートり岸田政権。
 意味不明の美辞麗句を並べ、一時的に支持率好調の様相を呈しています(コロナ感染低下は、前菅政権が河野氏と、官僚に嫌われながらもお尻を叩いてワクチン接種推進強行した成果で、岸田政権のせいかではない)が、徐々に言動不一致の化けの皮がはがれ始めていますね。
 参院選では、「聞く耳」で、混迷する政治の混迷が、どのように評価されるか!

 米国が主張し、協調を求める北京冬季五輪への「政治的ボイコット」に、安倍氏や、自民党内から、早期決断を求められたのに、中国に忖度と二股外交姿勢が見透かされ、米国からの信頼を失っていることの外交大失政。
 "岸田首相「1月訪米」“絶望”>

 岸田政権での、日本沈没が危惧されます。

 

 # 冒頭の画像は、岸田総理




  この花の名前は、ビオララバン


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