遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

いいぞ、金子、大村

2010-02-11 00:03:06 | 日本を護ろう

 予算委員会で、小鳩や石川の疑惑だけでなく、予算や政策内容の審議がすすめられています。あると言った財源なきばらまき予算、マニフェストと不整合な政策、日米同盟&国の安全保障(国防、食、エネルギー)など、口先だけの民主党を追求し日本の没落を防いでいただかねばならない課題は山積で、是非、国会での審議を深めていただきたいと願っていましたが、自民党の元政府経験者(大臣、副大臣)が、経験実績を活かし、信頼性のある追及が続いていますね。
 政権運営実績を活かし、政府経験者がその得意分野で民主党の正体をあばくこの作戦は、良策だし効果があがる二大政党政治体制のベスト戦術です。
 「箇所付け」は、金子前国交相が実務経験の中からと、情報収集とを融合して、民主党政権の暴走と誤りを正す=金で政治を動かす現政権&民主党の実態を暴き野蛮で密室主義的な政治を世に知らしめる快挙でした。委員会での、しつこく頑固な追求姿勢も、問題の真相を明らかにしました。これは、このまま終わることなく、間違いを犯した政府での担当者に責任を取っていただき民主党内の奢りの暴走を止めていただかねばなりません。

 9日には、政権交代の起源であり象徴ともいえる年金(実務上では、民主党支持団体にも大きな責任があった)で、ミスター年金が、大村前厚労副大臣の追及に沈没寸前でしたね。
  

ミスター年金タジタジ (2/10 読売朝刊)

 「ミスター年金」の異名をとる長妻厚生労働相が年金改革を巡り自民党からの批判のやり玉にあげられ、苦しい説明を強いられた。年金問題で自民党政権を追い込んだ長妻氏が「逆襲」された格好だ。
 9日の衆院予算委員会。自民党の大村秀章・前厚労副大臣が2010年度予算案に関し?年金保険料が箏務費などに流用され続けている?年金記録の確認作業を「2年間」でなく「4年間」を前提としている--などと指摘し、09年衆院選での民主党の政権公約(マニフェスト)違反だと追及した。
 厚労相が保険料の流用について「今回は遺憾だが、マニフェストに書いてあるように4年で実現する」などと反論すると、大村氏は「4年とは書いていない」と突っ込み、議場で民主党の委員会理事らがマニフェストを取り出し、慌てて確認する場面も。鳩山首相は「マニフェストに(年限が)書いていないものは基本的に4年間でやりたいということ」などと助け舟を出していた。

予算委員会で議論された民主党の年金関連政権公約
 ◆年金保険料流用
  政権公約では:年金保険料は年金給付だけに充当
  実際には  :2010年度予算案で、年金運営に関係する職員の人件費などに年金保険料
から2,046億円計上

 ◆年金記録問題
  政権公約では:「消えた年金」「消された年金」問題への対応を「国家プロジェクト」と位置づけ、2年間、集中的に取り組む
  実際には  :2年間での集中的な照合を断念

 ◆年金通帳
  政権公約では:すべての加入者に「年金通帳」を交付し、いつでも自分の年金記録を確認できるようにする
  実際には  :郵便局などに端末を置く計画を見送り。インターネットで確認する現行システムを拡充

 マニフェスト違反で、批判した旧政権と同等の実運用となっているのですね。決して地味なものではなく、本筋にかかわる重要な現状で、御用マスコミ、御用評論家が疑惑資金より予算審議と言うののですが、予算や政策に隠されている民主党の正体も、この読売の記事の様に(4面の囲い特集記事ですが、もっと大きく扱ってほしい)せっかくの追求を、各紙も取り上げていただき、広く国民に知らせていただきたいものです。
 長妻さんも、原因には民主党支持団体が大きくかかわっていたことと、その支持団体の根っこの深さに、舛添前大臣の頑張りが身にしみてわかってきているはずですね。

 政権経験実績者による委員会質問戦術は、功を奏しています。と同時に、繰り返しになりますが、二大政党の一翼を担う、いえ、まちがいだらけの民主党に代わりうる政権担当能力への信頼を得る道へつながる戦術です。ひいては、日本国民を救うことにつながります。
 民主党御用評論家が言う、予算や政策にこそ民主党の正体があります。是非、この戦術でその正体を広く国民に知らせていただけることを願っています。




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