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中国の習近平国家主席がモスクワを訪問し、プーチン大統領と首脳会談を行った。
だが、これらの中国の世界へのアピールは、20日の中露首脳会談の直後、21日に行われた日本の岸田文雄首相とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談によって、かなりの程度、打ち消されたと、高橋洋一氏。
安全なところで優雅に振る舞う習主席とプーチン大統領、かたや戦時下での岸田首相とゼレンスキー大統領の対比は、世界に向けての絵柄としては上出来だとも。
# 赤字強調部が多くなり、見苦しくなってしまったことは、お詫びします。
中国は、これまでロシアに対してやや距離をおいていた。北京冬季五輪の直後にロシアによるウクライナ侵攻が始まったことも、あまりよく思っていない。さらに、中国はウクライナとも関係があり、敵対的ではなかったと、高橋氏。
ただ、ここにきて、中国はロシアへのてこ入れに転じたのだろう。
ロシアとウクライナの和平交渉で仲介し、世界中へのプレゼンスをもくろんでいるのだと考えられると。
米国に変わって世界の覇権獲得を狙う習近平。
中東の石油が国益にならなくなった米国が、中東から手を引いたところに中国が出てきていて、直前に中東でイランとサウジアラビアの国交再開を仲介していた。
中国としては中東の石油に当分依存するので、外交正常化の仲介をすることは国益にかなうと、高橋氏。
今回、中国がロシアと関係強化を図るのは、和平の演出という狙いがあるが、本音は中国からロシアへの武器供与ではないかと、高橋氏。
長期化し出口がみえなくなった、プーチンの侵略戦争を仲介することで、米国にとってかわって世界の主導者の地位を高めようとの思惑も?
中国は、アジアからの使者であり、ロシア大統領府のあるクレムリンでの首脳会談で専制国家の長としての威厳を保つ狙いもあったとみられると、高橋氏。
ただし、中国の和平提案は、即停戦でロシアの侵攻を認める「ニセの平和」ともいわれている。その裏で、ロシアへの武器供与も見え隠れしているのが実態だとも。
だが、これらの中国の世界へのアピールは、20日の中露首脳会談の直後、21日に行われた日本の岸田文雄首相とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談によって、かなりの程度、打ち消された格好だと、高橋氏。
日本も中国もアジアからの客であるが、中露の「専制主義」と、日本・ウクライナの「民主主義」との対比になったのはいいとも。
本来であれば弱点となる日本からの殺傷能力のない装備品支援も、中国からロシアへの武器供与を牽制(けんせい)する効果がある。
中国はメンツを潰された。そういう意味でも岸田首相のウクライナ訪問は、絶好のタイミングだったと評価できると、高橋氏。
勿論、最初から狙ったものではなく、偶然のタイミングの結果。
習近平氏にとっては、せっかくの訪露での盛り上げがそがれる不運。岸田氏にすれば、後れをとったウクライナ訪問が、思わぬアピール効果を産んだ幸運。
G7議長国で、恒例の参加国事前歴訪をしながらも、最重要課題となるウクライナ訪問はスルーする外交音痴ぶり。
バイデン大統領が電撃訪問したことで、G7の国々で、国の首脳がウクライナを訪問したことがない唯一の国となってしまった日本の岸田氏。しかも、議長役。
海外出張での国会との縛り、戦地への出張の警護の自衛隊も含んだ縛り等のなか、極秘に進められたと言いながらも、列車に乗る場面のの録画がゼレンスキー大統領との会談前に放映される(バイデン大統領は会談後)といった、極秘でもなんでもない失態ぶり。
メディアに情報漏洩、ロシアには「静観して」とお願い、どこが“電撃”訪問か 情報管理の徹底説きながら極秘訪問を“スクープ”、メディアの呆れた二重規範 | JBpress (ジェイビープレス)
習近平とプーチンの会談と重なる偶然で、習近平の武器供与までけん制する結果を産んだのは、幸運(岸田氏の外交後塵は失敗でしたが。)に恵まれしたね。
# 冒頭の画像は、岸田首相とゼレンスキー大統領
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だが、これらの中国の世界へのアピールは、20日の中露首脳会談の直後、21日に行われた日本の岸田文雄首相とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談によって、かなりの程度、打ち消されたと、高橋洋一氏。
安全なところで優雅に振る舞う習主席とプーチン大統領、かたや戦時下での岸田首相とゼレンスキー大統領の対比は、世界に向けての絵柄としては上出来だとも。
【日本の解き方】岸田首相のウクライナ訪問、メンツつぶされた習主席 「民主主義」アピールする好機、中国からロシアへの武器供与を牽制する効果 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2023.3/26 元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一
中国の習近平国家主席がモスクワを訪問し、プーチン大統領と首脳会談を行った。
中国は、これまでロシアに対してやや距離をおいていた。北京冬季五輪の直後にロシアによるウクライナ侵攻が始まったことも、あまりよく思っていない。さらに、中国はウクライナとも関係があり、敵対的ではなかった。
ただ、ここにきて、中国はロシアへのてこ入れに転じたのだろう。表向きは平和志向であり、ロシアとウクライナの和平交渉で仲介し、世界中へのプレゼンスをもくろんでいるのだと考えられる。
中国のそうしたスタンスは、直前に中東でイランとサウジアラビアの国交再開を仲介したことからもうかがえる。米国は自身が産油国になったので、中東の石油が国益にならなくなった。米国が中東から手を引いたところに中国が出てきた形だ。中国としては中東の石油に当分依存するので、外交正常化の仲介をすることは国益にかなうわけだ。
今回、中国がロシアと関係強化を図るのは、前述のように和平の演出という狙いがあるだろう。それとともに、「一帯一路」戦略などでロシアとの経済依存関係を深めたいとの思惑もうかがえる。もっとも本音は中国からロシアへの武器供与ではないか。
中国は、アジアからの使者であり、ロシア大統領府のあるクレムリンでの首脳会談で専制国家の長としての威厳を保つ狙いもあったとみられる。ただし、中国の和平提案は、即停戦でロシアの侵攻を認める「ニセの平和」ともいわれている。その裏で、ロシアへの武器供与も見え隠れしているのが実態だ。
だが、これらの中国の世界へのアピールは、20日の中露首脳会談の直後、21日に行われた日本の岸田文雄首相とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談によって、かなりの程度、打ち消された格好だ。
岸田首相は、インド訪問の後、ポーランドからウクライナに入り、ゼレンスキー大統領と首脳会談を行った。首脳会談の場所は首都キーウで、クレムリンの豪華絢爛(けんらん)とはほど遠かったが、世界に向けての絵柄としては上出来だ。
安全なところで優雅に振る舞う習主席とプーチン大統領、かたや戦時下での岸田首相とゼレンスキー大統領は、これまでにない、日本の世界へのアピールになった。
と同時に、日本も中国もアジアからの客であるが、中露の「専制主義」と、日本・ウクライナの「民主主義」との対比になったのはいい。本来であれば弱点となる日本からの殺傷能力のない装備品支援も、中国からロシアへの武器供与を牽制(けんせい)する効果がある。
中国はメンツを潰された。そういう意味でも岸田首相のウクライナ訪問は、絶好のタイミングだったと評価できる。
中国の習近平国家主席がモスクワを訪問し、プーチン大統領と首脳会談を行った。
中国は、これまでロシアに対してやや距離をおいていた。北京冬季五輪の直後にロシアによるウクライナ侵攻が始まったことも、あまりよく思っていない。さらに、中国はウクライナとも関係があり、敵対的ではなかった。
ただ、ここにきて、中国はロシアへのてこ入れに転じたのだろう。表向きは平和志向であり、ロシアとウクライナの和平交渉で仲介し、世界中へのプレゼンスをもくろんでいるのだと考えられる。
中国のそうしたスタンスは、直前に中東でイランとサウジアラビアの国交再開を仲介したことからもうかがえる。米国は自身が産油国になったので、中東の石油が国益にならなくなった。米国が中東から手を引いたところに中国が出てきた形だ。中国としては中東の石油に当分依存するので、外交正常化の仲介をすることは国益にかなうわけだ。
今回、中国がロシアと関係強化を図るのは、前述のように和平の演出という狙いがあるだろう。それとともに、「一帯一路」戦略などでロシアとの経済依存関係を深めたいとの思惑もうかがえる。もっとも本音は中国からロシアへの武器供与ではないか。
中国は、アジアからの使者であり、ロシア大統領府のあるクレムリンでの首脳会談で専制国家の長としての威厳を保つ狙いもあったとみられる。ただし、中国の和平提案は、即停戦でロシアの侵攻を認める「ニセの平和」ともいわれている。その裏で、ロシアへの武器供与も見え隠れしているのが実態だ。
だが、これらの中国の世界へのアピールは、20日の中露首脳会談の直後、21日に行われた日本の岸田文雄首相とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談によって、かなりの程度、打ち消された格好だ。
岸田首相は、インド訪問の後、ポーランドからウクライナに入り、ゼレンスキー大統領と首脳会談を行った。首脳会談の場所は首都キーウで、クレムリンの豪華絢爛(けんらん)とはほど遠かったが、世界に向けての絵柄としては上出来だ。
安全なところで優雅に振る舞う習主席とプーチン大統領、かたや戦時下での岸田首相とゼレンスキー大統領は、これまでにない、日本の世界へのアピールになった。
と同時に、日本も中国もアジアからの客であるが、中露の「専制主義」と、日本・ウクライナの「民主主義」との対比になったのはいい。本来であれば弱点となる日本からの殺傷能力のない装備品支援も、中国からロシアへの武器供与を牽制(けんせい)する効果がある。
中国はメンツを潰された。そういう意味でも岸田首相のウクライナ訪問は、絶好のタイミングだったと評価できる。
# 赤字強調部が多くなり、見苦しくなってしまったことは、お詫びします。
中国は、これまでロシアに対してやや距離をおいていた。北京冬季五輪の直後にロシアによるウクライナ侵攻が始まったことも、あまりよく思っていない。さらに、中国はウクライナとも関係があり、敵対的ではなかったと、高橋氏。
ただ、ここにきて、中国はロシアへのてこ入れに転じたのだろう。
ロシアとウクライナの和平交渉で仲介し、世界中へのプレゼンスをもくろんでいるのだと考えられると。
米国に変わって世界の覇権獲得を狙う習近平。
中東の石油が国益にならなくなった米国が、中東から手を引いたところに中国が出てきていて、直前に中東でイランとサウジアラビアの国交再開を仲介していた。
中国としては中東の石油に当分依存するので、外交正常化の仲介をすることは国益にかなうと、高橋氏。
今回、中国がロシアと関係強化を図るのは、和平の演出という狙いがあるが、本音は中国からロシアへの武器供与ではないかと、高橋氏。
長期化し出口がみえなくなった、プーチンの侵略戦争を仲介することで、米国にとってかわって世界の主導者の地位を高めようとの思惑も?
中国は、アジアからの使者であり、ロシア大統領府のあるクレムリンでの首脳会談で専制国家の長としての威厳を保つ狙いもあったとみられると、高橋氏。
ただし、中国の和平提案は、即停戦でロシアの侵攻を認める「ニセの平和」ともいわれている。その裏で、ロシアへの武器供与も見え隠れしているのが実態だとも。
だが、これらの中国の世界へのアピールは、20日の中露首脳会談の直後、21日に行われた日本の岸田文雄首相とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談によって、かなりの程度、打ち消された格好だと、高橋氏。
日本も中国もアジアからの客であるが、中露の「専制主義」と、日本・ウクライナの「民主主義」との対比になったのはいいとも。
本来であれば弱点となる日本からの殺傷能力のない装備品支援も、中国からロシアへの武器供与を牽制(けんせい)する効果がある。
中国はメンツを潰された。そういう意味でも岸田首相のウクライナ訪問は、絶好のタイミングだったと評価できると、高橋氏。
勿論、最初から狙ったものではなく、偶然のタイミングの結果。
習近平氏にとっては、せっかくの訪露での盛り上げがそがれる不運。岸田氏にすれば、後れをとったウクライナ訪問が、思わぬアピール効果を産んだ幸運。
G7議長国で、恒例の参加国事前歴訪をしながらも、最重要課題となるウクライナ訪問はスルーする外交音痴ぶり。
バイデン大統領が電撃訪問したことで、G7の国々で、国の首脳がウクライナを訪問したことがない唯一の国となってしまった日本の岸田氏。しかも、議長役。
海外出張での国会との縛り、戦地への出張の警護の自衛隊も含んだ縛り等のなか、極秘に進められたと言いながらも、列車に乗る場面のの録画がゼレンスキー大統領との会談前に放映される(バイデン大統領は会談後)といった、極秘でもなんでもない失態ぶり。
メディアに情報漏洩、ロシアには「静観して」とお願い、どこが“電撃”訪問か 情報管理の徹底説きながら極秘訪問を“スクープ”、メディアの呆れた二重規範 | JBpress (ジェイビープレス)
習近平とプーチンの会談と重なる偶然で、習近平の武器供与までけん制する結果を産んだのは、幸運(岸田氏の外交後塵は失敗でしたが。)に恵まれしたね。
# 冒頭の画像は、岸田首相とゼレンスキー大統領
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