そして、普天間移転が5月末までに決まらなかったら鳩山総理は退陣すべきが、NNNで約50%、NHKで36%と、いずれも退陣すべきが上回る結果が出ています。
そんな今日、首脳会談を拒否された鳩山氏ですが、普天間移転の説明をして理解を求めるといいながら米国へ出立しました。
5月末まで1ヶ月半、風雲急を告げてきましたね。
日本テレビ世論調査
NHK世調 内閣支持率32% NHKニュース
NNNが9~11日に行った世論調査によると、鳩山内閣の支持率は28.6%と初めて3割を割り込んだ。内閣支持率の続落が今後の鳩山政権に与える影響について、政治部・青山和弘記者が解説。
民主党内には「黙って耐えるしかない」との声もあるが、参議院議員選挙を控えて「このままでは野垂れ死にしてしまう」と言った危機感が強まっている。中には「このままいけば内閣総辞職もある」との声も出ている。
今回の支持率下落の大きな要因となった沖縄・宜野湾市のアメリカ軍普天間基地の移設問題は、アメリカの反発に加えて移設先として考えている鹿児島・徳之島などの了解が得られる見通しも立っていない。このため、5月末までに新たな移設先で決着させることは、ほぼ絶望的な状況だ。
一方で、民主党内には政治とカネの問題をめぐり「小沢幹事長を代えるしかない」との声もくすぶっているが、首相周辺は「もはや小沢さん1人を切っても変わらないかも知れない」と話し、鳩山首相自身の指導力への不信感が大きいとの見方を示している。
わずか7か月で支持率が約40%も下落した鳩山首相は、がけっぷちに追いつめられた。
内閣を支持する 支持しない 【数字は%】
NNN 28.6 前回=36.2 前々回=39.0 57.5 前回=50.7 前々回=45.6
NHK 32 前回=38 56 前回=50
政党支持率 NNN NHK ( )は順位
民主党 27.4 (2) 22.2 (2) 前月=25.2
自民党 24.3 (3) 16.1 (3) 前月=17.1
みんなの党 5.5 (4) 2.9 (4)
たちあがれ 0.2 (8)
国民新党 0.2 (8) 0.3
支持なし等 34.0 (1) 44.4 (1) 前月=42.4
参院選で投票する政党 (NNN)
民主党 26.4 (2)
自民党 23.1 (3)
みんなの党 7.9 (4)
たちあがれ 0.4 (8)
国民新党 0.4 (8)
支持なし等 29.4 (1)
民主党が過半数をとることについて (NNN)
期待する 31.3
期待しない 60.3
普天間移設が5月末に決着しなかったら総理は退陣すべき そうは思わない
NNN 49.7 42.6
NHK 36 27
そのほかのNNNの調査で、郵政改革案では支持しない=45.0、支持する=39.1(意外と多い?)、連休をずらす案を支持しない=67.8、支持する=23.3 と、新政策でも不支持が上回っています。
政治資金疑惑はもとより、ここで俎上に上がっていない政策も含め各種政策への不支持や失望が深まっています。
民主党の支持率も下落が止まらなく進行していて、自民党との差が、かつては各社ともダブルスコアの開きがありましたが、参院選の投票政党も含め、差が詰まってきてNNNでは 3%台、NHKでも 約6%となってきています。民主党の過半数を臨まないのも60%を超えています。
普天間の決着についても、退陣を求める声がそうは思わないを上回り、NNNでは約50%が退陣を求めています。
鳩山氏、首脳会談を拒絶という日米首脳間では稀有の処遇を受けながら、昼食を隣の席にする温情をもらって、何を話すのでしょう? COP15の時の昼食でのクリントン国務長官との会話でありもしない話をしたかの様な話をして騒動をおこしましたが、恥の上塗りだけはしないよう願いたいものです。
既に鳩の信頼は失墜していますが、その首をつなげている日本国の信用まで失い、日本国民が世界中から笑いものにされてしまいますから。
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