短い臨時国会の中で、何人もの議員から指摘された仙石氏の韓国への補償追加発言。追求を、言葉尻の傲慢な逆質問一言を繰り返しはぐらかしたり、一転長々と喋り始めたりと、大昔の国会論戦手管で時間稼ぎをし、のらりくらりかわした仙石氏でした。
NHKの中継があった(インターネットの中継と録画再生もある)ことから、多くの方々がご覧になられたことですが、西田議員への暴言といい、国会(=国民)や質問者への不遜な態度は、仙石氏の政治理念やひととなりの正体をみせられることとなりましたね。
そんな売国奴官房長官のいる政権に、日本を託していいのでしょうか?
仙石氏が画策する、日韓併合100年にむけた総理大臣談話と、補償追加発言は、あれだけたたかれ、村山、河野のてつを踏むなと要望されたにもかかわらず、奢りと不遜のかたまりの仙石氏は、びくともせず、ゴーイングマイウェイで、売国に励んでいます。
鳩山氏が、普天間基地移転問題で独走し、沖縄県民や国民にあらぬ期待をいだかせた後、奈落におしめたと同時に、日米関係に大きな亀裂を生じさせた道と同じ道を歩み始めています。こんどは、誰に頼まれたのか、韓国民に大きな期待をもたせ、長く苦労を重ねて成立した日韓の補償に関する合意を壊し、日韓関係に亀裂を生じさせようとしているのです。
仙石氏の個人補償復活に対する売国奴評価は、少し前のものですが、冒頭の桜チャンネルの動画の後半部が端的に言い切っていますね。
国会の野党の諌めを何処まで聞き入れるのか、馬耳東風で売国と日韓関係崩壊への道を突き進む姿勢の「かんせんし(菅仙枝)」政権の様子は以下。
政府15日にも公表
政府は5日、今月で日韓併合から100年になることに合わせ、菅首相の「談話」を発表する方針を固めた。首相自身や、弁護士として在日韓国人の権利保護訴訟などを手がけた経験のある仙谷官房長官を中心に検討してきたもので、15日にも公表する方向で調整している。
首相は5日の参院予算委員会で、「日韓併合100年にあたって、どのような形をとるか慎重に検討している」と答弁し、「談話」の内容や発表形式を調整していることを認めた。
政府関係者によると、アジア諸国への植民地支配に対する「痛切な反省」と「心からのおわび」を表明した村山首相談話と同様、韓国国民に反省やおわびの気持ちを伝えることが主眼で、新たな戦後補償には応じないとする立場にも変更はない。未来志向の日韓関係の構築に向けた努力を継続する決意も盛り込む。
具体的にどのような表現とするかについては、民主党が政権獲得後、初めて示す歴史認識問題に関する公式見解と位置づけられることから、首相が「自らの言葉で語る」ことにこだわっているという。
発表の形式などに関しては、民主党内の保守系議員を中心に「談話」を出すこと自体への慎重論もあるため、閣議決定が必要な「首相談話」とはせず、閣議決定が不要な首相の「談話」や「メッセージ」とすることも含め、検討している。
発表の時期は、日韓併合条約が調印された「22日」や同条約発効の「29日」を避け、韓国が植民地支配からの解放を祝う「光復節」の15日とすることが有力視されている。
2005年の8月15日には、当時の小泉首相も「談話」を公表していたのですね。
一方、玄葉公務員改革相(民主党政調会長)は、菅首相の「談話」について、「慎重に、様々なことを斟酌して検討してほしい。賠償、補償の話が蒸し返されることは絶対あってはならない」と記者団に語っています。閣内不一致をとりあげているのではなく、「かんせんし」の独走に対し、民主党の中でも良識のある人もいるのだということをとりあげているのですが、その人たちが「かんせんし」の独走をとめられるのかは、代表選に向け注目されるところですね。
玄葉氏「賠償や補償、蒸し返されてはならない」 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
短期間に総理がコロコロ変わることの弊害が、どこからか大きくとりあげられ、広く蔓延し、そこだけが頼りの「カンカラ菅」です。低い内閣支持率にもかかわらず、辞職しなくてもよいとのこちらもねじれた評価の世論ですが、だめなものはだめなので、早く変えないと、激動の世界の動きの中から日本はますます取り残されてしまいます。
とは言え、強力で是非この人にという人材が、民主党にも野党にも見当たらないのが悲しい現実です...。
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日韓併合100年 首相「談話」へ 村山談話踏襲 「おわび」「反省」伝達 (8/6 読売朝刊)
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