民主党内では菅おろしが叫ばれていますが、野党や世論調査はこの時期にはと我慢している首相交代。それを意識して焦ってのことか、座の当面の安泰の延命を狙ってか、己のアピールや保身を国家の危機脱出より優先し、無責任発言をしたり、国会審議の打ち切りを画したりしている首相です。それでも首相交代に反対する世論。コマーシャルではありませんが、この国の人々はただただ耐え忍ぶことがお好きなひとたちの様です。でも、この首相の人災で、着実に国や人々の被災は膨らんでいるのですが...。
遊爺も、この時期に首相交代をして政治空白を作るべきではない。野党、特に自民党は持てるナレッジを活かし、政府や国会に提案や法案提出して、復興・復旧に全知全能を傾けるべきだし、仮免の政府・与党はその提案を真摯に受け入れるべきとの立場を採っています。
民主党・菅政権に代わって、安倍氏に次期首相をとの声が聞かれます。退陣の時の胆力のなさは、病のせいだとすれば、短い任期中に各種の懸案の法を成立させた国家感と実行力は、現役国会議員の中では、他に並び立つ人はいませんね。
だからと言って、衆議院で圧倒的多数を誇る民主党を差し置いて首相になったとしても、野党の立場で批判だけすることには長けている民主党相手に耐えられる胆力や、首相就任時の様な、国民の圧倒的支持を持っているかと言えば、自民党を含め、残念ながら未だそこまで支持が回復しているとは思えません。
民主党の中にも、最悪のカンカラ菅よりはましかもしれない程度の方はいても実際のところは未知数で、是非この人といった明らかに能力がある人材は見当たりませんね。
しかし、存在そのものが害をまき散らす度合いを深めているカンカラ菅は、相変わらず以下の例の様な無責任振りを繰り返しています。
空本衆議院議員や細野首相補佐官に丸投げして責任放棄をしているのが、小佐古氏辞任の任命責任の放棄と辞任の経緯での無関与。
無責任首相 小佐古氏の参与任命「面識はなかった」(産経新聞) - goo ニュース
首を長くして切望されている仮設住宅の建設に関する、裏打ちの無い思いだけの、被災者の気持ちをもてあそぶ無責任発言。
「首相「お盆までに全員入居」表明に様々な反応」:イザ!
国会会期を最低限に抑え、白日の下での議論を避け、陰で少数の身内で思いつきで施策決定し、突然発言して行政を行おうとするカンカラ菅内閣の行動癖は、発足時からの特徴です。国会を閉会にして、じっと潜行し無策無為でいると支持率が下がらい。それどころか、御用評論家や御用マスコミのおかげで支持率があがりかねない。
平時ならいざ知らず、歴史的危機に面している最中に、こんな首相を長く担いでいる余裕はもうなく、危機対応中でも首相交代せねば、人災の傷が広がり長引くだけと考えを替えざるを得ないと思い始めています。
ただし、繰り返しになりますが、それでも代わりの人材がいない!なんと不幸なことでしょう。
桜は、大阪・造幣局の八重桜で「関山」です。
↓よろしかったら、お願いします。
首相、6・22国会閉会画策 姑息な延命、強まる不信 (5/3 産経)
政府・民主党は2日、平成23年度第1次補正予算の成立を受け、6月22日までの通常国会の会期を延長せず、東日本大震災の本格的な復興策を盛り込む平成23年度第2次補正予算案を次期臨時国会に先送りする方向で調整に入った。狙いは衆院での内閣不信任案可決による「菅降ろし」のシナリオの封印にある。震災復興よりも自らの延命を優先させる菅直人首相の姑息(こそく)な手法に与野党の不信はますます強まる公算が大きい。(加納宏幸)
◆不信任案封印狙う
2次補正の先送り方針は複数の民主党幹部が明らかにした。執行部の一人は「2次補正の編成が終わるのは7月になる。通常国会は延長せずお盆明けの8月中旬に臨時国会を開く」と打ち明けた。
理由として、復興構想会議が6月末をめどに第1次提言を取りまとめる上、社会保障と税の一体改革の政府・与党案も6月中の取りまとめを目指しており、2次補正の編成作業などに時間がかかることを挙げた。
この方針を裏付けるように、岡田克也幹事長は2日の記者会見で2次補正の提出時期について「現時点では何も決まっていない」と言葉を濁した。野田佳彦財務相も参院予算委で「復興構想会議の青写真を踏まえ、なるべく早く提出したいが確たることは言えない」と明言を避けた。
だが、復興構想会議の提言などは言い訳にすぎない。1次補正で国債を発行せず基礎年金の国庫負担2分の1を維持するための「埋蔵金」2兆4897億円を充てたことにこそ、首相の“真意”を読み解くヒントがある。
◆3党合意の罠
「あえて年金財源に穴を開けたのは税制抜本改革を推し進める踏み絵にするためなのか。政権運営を優先させる姑息な対応は震災に乗じた火事場泥棒だ!」
2日の参院予算委で、公明党の石川博崇氏は政府の対応をこうなじった。2次補正の財源問題と一体改革を結びつけることで野党を協議に引き込もうという意図が透けてみえたからだ。
そもそも自民、公明両党が1次補正への賛成に転じた契機は、民主党が29日に子ども手当などマニフェスト(政権公約)の見直しに着手することで3党合意に応じたからだ。
ところが、これが罠(わな)だった。合意文には年金財源の欠損に関し「2次補正予算案編成の際、見直しも含め検討する」との文言が練り込まれていた。つまり2次補正の財源に関する与野党協議は「合意済み」とも読み取れるのだ。
首相はもともと、今国会を大幅延長し、2次補正まで成立させる算段だった。10兆円規模の復興策をちらつかせれば自公両党は与野党協議のテーブルにつくと考えたからだ。
ところが、東京電力福島第1原発事故対応での迷走を受け、自公両党で「2次補正編成は『菅抜き』が前提」との声が高まった。
「このままでは連休明けにも退陣を迫られかねない」。そう考えた首相は、2次補正を先送りし、財源に関する与野党協議で時間稼ぎを画策した。その最中に国会を閉じてしまえば内閣不信任案を回避できると考えたわけだ。
だが、この姑息さが野党の反発を強めた。
「政府が責任を果たさないまま会期を終え、2次補正を出さないことは許されない。会期中に出すかが一つの試金石になる」
国会閉会シナリオを知った公明党の山口那津男代表は2日、語気を強めた。自民党の衛藤晟一(せいいち)参院議員は首相にこう迫った。
「あなたは復興にとり有害無益だ。一刻も早く退場してもらいたい。退陣が復興の第一歩だ!」
政府・民主党は2日、平成23年度第1次補正予算の成立を受け、6月22日までの通常国会の会期を延長せず、東日本大震災の本格的な復興策を盛り込む平成23年度第2次補正予算案を次期臨時国会に先送りする方向で調整に入った。狙いは衆院での内閣不信任案可決による「菅降ろし」のシナリオの封印にある。震災復興よりも自らの延命を優先させる菅直人首相の姑息(こそく)な手法に与野党の不信はますます強まる公算が大きい。(加納宏幸)
◆不信任案封印狙う
2次補正の先送り方針は複数の民主党幹部が明らかにした。執行部の一人は「2次補正の編成が終わるのは7月になる。通常国会は延長せずお盆明けの8月中旬に臨時国会を開く」と打ち明けた。
理由として、復興構想会議が6月末をめどに第1次提言を取りまとめる上、社会保障と税の一体改革の政府・与党案も6月中の取りまとめを目指しており、2次補正の編成作業などに時間がかかることを挙げた。
この方針を裏付けるように、岡田克也幹事長は2日の記者会見で2次補正の提出時期について「現時点では何も決まっていない」と言葉を濁した。野田佳彦財務相も参院予算委で「復興構想会議の青写真を踏まえ、なるべく早く提出したいが確たることは言えない」と明言を避けた。
だが、復興構想会議の提言などは言い訳にすぎない。1次補正で国債を発行せず基礎年金の国庫負担2分の1を維持するための「埋蔵金」2兆4897億円を充てたことにこそ、首相の“真意”を読み解くヒントがある。
◆3党合意の罠
「あえて年金財源に穴を開けたのは税制抜本改革を推し進める踏み絵にするためなのか。政権運営を優先させる姑息な対応は震災に乗じた火事場泥棒だ!」
2日の参院予算委で、公明党の石川博崇氏は政府の対応をこうなじった。2次補正の財源問題と一体改革を結びつけることで野党を協議に引き込もうという意図が透けてみえたからだ。
そもそも自民、公明両党が1次補正への賛成に転じた契機は、民主党が29日に子ども手当などマニフェスト(政権公約)の見直しに着手することで3党合意に応じたからだ。
ところが、これが罠(わな)だった。合意文には年金財源の欠損に関し「2次補正予算案編成の際、見直しも含め検討する」との文言が練り込まれていた。つまり2次補正の財源に関する与野党協議は「合意済み」とも読み取れるのだ。
首相はもともと、今国会を大幅延長し、2次補正まで成立させる算段だった。10兆円規模の復興策をちらつかせれば自公両党は与野党協議のテーブルにつくと考えたからだ。
ところが、東京電力福島第1原発事故対応での迷走を受け、自公両党で「2次補正編成は『菅抜き』が前提」との声が高まった。
「このままでは連休明けにも退陣を迫られかねない」。そう考えた首相は、2次補正を先送りし、財源に関する与野党協議で時間稼ぎを画策した。その最中に国会を閉じてしまえば内閣不信任案を回避できると考えたわけだ。
だが、この姑息さが野党の反発を強めた。
「政府が責任を果たさないまま会期を終え、2次補正を出さないことは許されない。会期中に出すかが一つの試金石になる」
国会閉会シナリオを知った公明党の山口那津男代表は2日、語気を強めた。自民党の衛藤晟一(せいいち)参院議員は首相にこう迫った。
「あなたは復興にとり有害無益だ。一刻も早く退場してもらいたい。退陣が復興の第一歩だ!」
遊爺も、この時期に首相交代をして政治空白を作るべきではない。野党、特に自民党は持てるナレッジを活かし、政府や国会に提案や法案提出して、復興・復旧に全知全能を傾けるべきだし、仮免の政府・与党はその提案を真摯に受け入れるべきとの立場を採っています。
民主党・菅政権に代わって、安倍氏に次期首相をとの声が聞かれます。退陣の時の胆力のなさは、病のせいだとすれば、短い任期中に各種の懸案の法を成立させた国家感と実行力は、現役国会議員の中では、他に並び立つ人はいませんね。
だからと言って、衆議院で圧倒的多数を誇る民主党を差し置いて首相になったとしても、野党の立場で批判だけすることには長けている民主党相手に耐えられる胆力や、首相就任時の様な、国民の圧倒的支持を持っているかと言えば、自民党を含め、残念ながら未だそこまで支持が回復しているとは思えません。
民主党の中にも、最悪のカンカラ菅よりはましかもしれない程度の方はいても実際のところは未知数で、是非この人といった明らかに能力がある人材は見当たりませんね。
しかし、存在そのものが害をまき散らす度合いを深めているカンカラ菅は、相変わらず以下の例の様な無責任振りを繰り返しています。
空本衆議院議員や細野首相補佐官に丸投げして責任放棄をしているのが、小佐古氏辞任の任命責任の放棄と辞任の経緯での無関与。
無責任首相 小佐古氏の参与任命「面識はなかった」(産経新聞) - goo ニュース
首を長くして切望されている仮設住宅の建設に関する、裏打ちの無い思いだけの、被災者の気持ちをもてあそぶ無責任発言。
「首相「お盆までに全員入居」表明に様々な反応」:イザ!
国会会期を最低限に抑え、白日の下での議論を避け、陰で少数の身内で思いつきで施策決定し、突然発言して行政を行おうとするカンカラ菅内閣の行動癖は、発足時からの特徴です。国会を閉会にして、じっと潜行し無策無為でいると支持率が下がらい。それどころか、御用評論家や御用マスコミのおかげで支持率があがりかねない。
平時ならいざ知らず、歴史的危機に面している最中に、こんな首相を長く担いでいる余裕はもうなく、危機対応中でも首相交代せねば、人災の傷が広がり長引くだけと考えを替えざるを得ないと思い始めています。
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退陣はそんなに遅くないと思いますけどね・・・。
それよりも、とにかく後ろ向きではなくて、前向きに、
今後の国の在り方、生活の在り方をどうすべきか。
東洋の発想で、自然に寄り添い、ものを大切に
していく、昔の日本的、東洋的な自然共生型に
向かって行く、そう感じています。時間はかかると
思いますが・・・。
そして東洋的な発想といえば、陰陽五行をもとに、
生年月日を分析して、宿命や運命を知ることが出来る、東洋史観。
今までの発想からちょっと目線を変えて、自然に寄り添った生き方が見えてきます。
http://www.birthday-energy.co.jp/
の「運命2011」が分かりやすい。いまなら義援金になるそうです。
あとは、考えるだけじゃなくて、行動。