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中国農業部漁業局の魚政3隻が、尖閣近海の領海に侵入し、退去を要求する日本の巡視船に対し、「妨害をするな。直ちに中国領海から離れなさい」などと応答したことは、中国が新たなレベルの行動にステップアップしてきた証だと遊爺は書いていました。
産経の続報によると、魚政の巡航目的については「夏季休漁期間の管理を強化するための正常な公務だ」と説明し、解禁とともに多量の漁船が進出することを示唆・公言したのだそうですね。
中国農業部漁業局・魚政が尖閣の領海に侵入し、巡視船に出て行けと - 遊爺雑記帳
# 冒頭の画像は、ミスチーフ環礁に作られた建造物と掲げられた中国国旗(1995年4月)
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この花の名前は、大三角草 撮影場所;六甲高山植物園
↓よろしかったら、お願いします。
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産経の続報によると、魚政の巡航目的については「夏季休漁期間の管理を強化するための正常な公務だ」と説明し、解禁とともに多量の漁船が進出することを示唆・公言したのだそうですね。
中国農業部漁業局・魚政が尖閣の領海に侵入し、巡視船に出て行けと - 遊爺雑記帳
尖閣、高まる緊張 中国、漁業解禁で挑発 「現在は休漁期間」「伝統的な漁場」主張 (7/12 産経)
【北京=矢板明夫】中国の外務省報道官と国営新華社通信は11日、そろって尖閣諸島(中国名・釣魚島)海域における中国漁船の進出容認を示唆する見解を発表した。中国は近年、日中関係の悪化を避けるため同海域に漁船が進入することを禁止しているが、日本政府による尖閣諸島国有化方針など一連の動きに対抗するため、これを解禁する可能性が高まってきた。
中国外務省の劉為民報道官は同日の定例記者会見で、「釣魚島は古くから中国固有の領土で、日本の抗議を受け入れられない」と従来の主張を繰り返したうえで、今回の漁業監視船の巡航目的については「夏季休漁期間の管理を強化するための正常な公務だ」という不思議な理由を説明した。
夏季休漁期間とは、稚魚を守るために漁を禁止する夏場の約2カ月あまりのことを指すが、そもそも普段から中国の漁船がほとんどいない海域を管理強化する必要はない。外務省の関係者が担当外の公務について言及することも珍しい。休漁期間が終われば、中国の漁民が自由に同海域に行けることを暗示しているのではないか-との見方が浮上している。
また、国営新華社通信は、漁業監視船が尖閣諸島周辺海域を巡航したことを伝える記事で、「周辺海域の漁業資源は豊富で、福建省、浙江省など沿海の漁民が先祖代々操業している伝統的漁場だ」と主張した。中国漁民が行けない場所の漁業資源の豊富さをあえて強調したことは、「これから進出して漁をする」とのメッセージが含まれている可能性がある。
同海域の中国漁船の進出が解禁されれば、周辺各省から数百隻以上の漁船が大挙してやってくることが予想される。
今月初めの台湾の活動家による領海侵入は中国でも大きな話題となった。中国の共産党筋は「漁船の解禁はひとつの有力な措置だ。最大の利点は民間の船を使うため、米軍が介入しにくいことだ」と話している。
【北京=矢板明夫】中国の外務省報道官と国営新華社通信は11日、そろって尖閣諸島(中国名・釣魚島)海域における中国漁船の進出容認を示唆する見解を発表した。中国は近年、日中関係の悪化を避けるため同海域に漁船が進入することを禁止しているが、日本政府による尖閣諸島国有化方針など一連の動きに対抗するため、これを解禁する可能性が高まってきた。
中国外務省の劉為民報道官は同日の定例記者会見で、「釣魚島は古くから中国固有の領土で、日本の抗議を受け入れられない」と従来の主張を繰り返したうえで、今回の漁業監視船の巡航目的については「夏季休漁期間の管理を強化するための正常な公務だ」という不思議な理由を説明した。
夏季休漁期間とは、稚魚を守るために漁を禁止する夏場の約2カ月あまりのことを指すが、そもそも普段から中国の漁船がほとんどいない海域を管理強化する必要はない。外務省の関係者が担当外の公務について言及することも珍しい。休漁期間が終われば、中国の漁民が自由に同海域に行けることを暗示しているのではないか-との見方が浮上している。
また、国営新華社通信は、漁業監視船が尖閣諸島周辺海域を巡航したことを伝える記事で、「周辺海域の漁業資源は豊富で、福建省、浙江省など沿海の漁民が先祖代々操業している伝統的漁場だ」と主張した。中国漁民が行けない場所の漁業資源の豊富さをあえて強調したことは、「これから進出して漁をする」とのメッセージが含まれている可能性がある。
同海域の中国漁船の進出が解禁されれば、周辺各省から数百隻以上の漁船が大挙してやってくることが予想される。
今月初めの台湾の活動家による領海侵入は中国でも大きな話題となった。中国の共産党筋は「漁船の解禁はひとつの有力な措置だ。最大の利点は民間の船を使うため、米軍が介入しにくいことだ」と話している。
尖閣略奪への中国の戦略の領海侵犯の次の目標は、尖閣への上陸であることは、諸兄がご承知の通りです。
6月の決算行政監視委員会で、石原都知事等と出席された山田教授は、200隻、400隻規模の漁船団が押し寄せ事故などを理由に上陸されたら、日本の巡視船だけでは阻止できないと、フィリピンのミスチーフ環礁での例をあげて警告を発し、対策として、人が出入りできて居住できる空間を至急構築することを提案されていました。
決算行政監視委員会 山田吉彦(参考人 東海大学海洋学部教授)
遂に中国が公言してきた今、猶予はありません。
政府は都に任せ、都に山田教授の提案を実行させ、国は後方から護衛環境支援をする体制構築に徹すべきです。
大漁船団が押し寄せてきてからでは間に合いません。
# 冒頭の画像は、ミスチーフ環礁に作られた建造物と掲げられた中国国旗(1995年4月)
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この花の名前は、大三角草 撮影場所;六甲高山植物園
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